なんかカールしてる

良いことあったら、ちょっとおしえましょう。

虫めづるおばちゃん

2020-06-22 18:52:39 | 日記
   最近気がついたのですが、六月って蝶の季節みたい。ウチの庭に、モンシロチョウから始まって、アゲハ蝶、シジミ蝶もやって来ています。


  朝陽がさしてきた中の庭 カオス

  左端に見えるビオラのハンギングバスケット。もうとっくに花の時期は過ぎたのですが、種を採るためにそのままにしてありました。一か月前ぐらい、そのビオラに黒の体に赤い線の入ったハデハデな毛虫がついているのを発見。これはツマグロヒョウモンの毛虫だと知っていたので、そのまま観察することにしました。さなぎが蝶になるところを見たいなと思って。
  あまりおいしそうでもないビオラの葉を食べて、ひとつだけ、小さなさなぎになったよう。これを見守って十日ほど。昨日の朝、羽化したばかりのツマグロヒョウモンがさなぎの近くでじっとしているのをみつけました。羽化するところは見られなかったけれど、十分うれしい。

 

  太陽の光で温まったころを見計らって、ヒラヒラと飛び立っていきました。お昼ぐらいにはまたやってきて(たぶん)、仲間とクルクルまわりながら飛んでいるのを見て、なんとなく安心したのでした。

  おとといの土曜日には、ダウカスダーラの花の上に本当に小さなカマキリを発見。

  ぼやけてしまっているのが残念。いっちょまえに小さな鎌をかまえてファイティングポーズをとっていました。

  このダウカスダーラ、虫たちには人気なようで、ベニシジミがベッドにして休んでいたりします。
 ふかふかしていてきもちよさそう

  産直で買って植えた帝王貝細工の花は、カサカサしていて、色もあまりきれいじゃないなと、ちょっと邪険にしていましたが、ある日、すごい魅力に気がつきました。花が開ききって現れた中心はしっとりと繊細なつくり。触ってみると滑らかなビロードのような肌ざわりで、その感触にうっとりします。カサカサな花びらとはまったく違った世界です。
  実はカサカサな花びらは、総苞片といって葉っぱが花びら状になったもので、花の本体はその中心のビロードの肌触りの部分だそうです。
  カサカサな偽の(?)花びらも、雨の日には閉じて本体を守っていることに気がつきました。無駄にカサカサしていないことがわかって感心しました。
  
 おんぼろデジカメではこれが限界 ちいさなカミキリムシみたいな虫がいるのに
  
  お天気のいい日には虫たちもやってきます。ビロード状の本体はひとつひとつが小さな筒状の花の集合体なので、小さな虫が小さな口で蜜を吸うのにちょうどいいみたいです。

 アゲハの好きなモントブレチアが咲き始めた

  今朝は、アベリアに蛾のなかまのスカシバ(かな?)がやってきていて、カメラに収めようと苦労していました(スカシバは動きが読めない)。お隣のご主人がいらっしゃるのに気づかずにいて、ごあいさつされたのに驚いて、不審な態度をとってしまった。カメラをお隣に向けていると思われたんじゃないかしら…などと思い。

 気もそぞろで撮れなかったので 去年のスカシバ ホバリングしてる

   庭で一日中うろうろしている不審な奥さんであることは確か。まさか朝から一生懸命蛾を撮っているなんて想像できないものね。朝な夕なチエックしているミノムシくんのいるジューンベリーは、フェンスのむこうのお家のキッチンの前にあるので、さらに不審に思われているかもしれません。ミノムシは場所をてっぺんから真ん中へと変えてはいますが、朝に、蓑から頭を出したりひっこめたりする以外はたいした変化がありません。移動したことを夫に逐一報告していたら、ちょっと呆れられているみたいです。



夏至で部分日食のあった昨日。それまではぼんやりと曇っていたのに、夕暮れて急に空がオレンジ色に変わりました。ビューティホー!

   長々とウチの庭にやってくる小さな虫たちの、取るに足りないお話しにおつきあいいただいて申し訳ありません。こんなに虫好きではなかったのに、おかしいな…。

 今日のツマグロヒョウモン 今晩は金柑の木で眠ることに決めたみたい

   

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