なんかカールしてる

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梅干しのお話

2018-05-19 21:56:23 | 日記
    風が強く吹く一日でした。空気中のもやもやしたものも、雲も吹き飛ばしてスコーンとした空。ウチの庭のウラジロガシがビュービュー揺れて、グリーンピースも斜めに傾いでしまった。こんな強風が吹くなか、ウチの梅に少しだけ生った梅の実を、夫が収穫しました。脚立の一番上に立って手を伸ばしてユラユラしているので、吹き飛ばされるんじゃないかとハラハラしました。アブラムシにやられていたと思ったけれど、意外ときれいな実が収穫できました。と言っても600gで、少しだけれど、せっかくなのでこれは梅干しにしよう。

 南高梅のはずだけれど小さい

   昨年もウチの梅で(やっぱり600gだった)梅干しを漬けたのです。そろそろいい頃かなと思って、瓶を開けて試食してみました。昨年は、初めて赤紫蘇も自分で塩もみしたものを使ったのです。これが良かったのか、今までの作品(?)のうちでも三本の指に入るぐらいの出来でした。香りが良くておいしい!昨年のレシピを記録しておけばよかったなぁ。

 ますます小さくなったけどおいしくできてる うれしい

   今日は、朝にも梅しごとをしたのでした。夫の職場に梅の木があって、梅の実がたくさん生っても誰も見向きもしないので、先日夫が収穫してきました。2キロとすこしあった青梅は梅酒にしたのですが、まだあるそうなので、すこし黄色くなったら梅干し用にまたとってきてねと頼んでおきました。すると昨日、まだ黄色くはなっていなかったけれど、また2.3キロ持ってきてくれました。

 ミニバラ咲く セール品だったのにきれい

   自分で頼んでいたけれど、あぁ、またあの仕事が…と思い、すこし憂鬱になりました。だって、梅酒より梅干しの方が手間がかかるし、容器をきれいにしたりして気もつかうので、大変なのです。それでも、がんばってひとつひとつ洗って、へたをとって、ふいて(ここまでは梅酒といっしょ)、下準備をしました。台所の流しの前に立ってこの仕事をしていたら、知らず知らずのうちに祖母のことを考えていました。祖母は一体何キロ漬けていたんだろう。ウチの6人家族と、叔父や叔母の家の分までなので30キロ以上は漬けていたんじゃないのかな。ちゃんと土用干しもしていたし、手間も時間もすごくかかっていました。岩手のウチの、庭に広げたゴザの上のきれいな梅干しといい匂い。それから、それを世話する祖母の姿がリアルによみがえってきました。

 

   祖母の梅干しを再現して母を喜ばせようと思い(祖母は母の実母)、何年も梅干しづくりにトライしていましたが、その母がいなくなってからここ数年は、わたしもあまり積極的にはしなくなっていました。でも、こうして梅しごとをしていると、祖母のことや母のことを思い出すし、やっぱりうまくできると嬉しいし、なにより美味しいので、少しずつでも作っていきたいと思います。それに、「できたー!」という達成感は、脳のご褒美になるらしいので、がんばってみましょう。

 

  今年は塩分12パーセント(ホワイトリカーもすこし)にしてみました。藻塩を使ったのでおいしくできるといいな。

 グリーンピースの林の中に住んでるカエルくん 旅かえる(知ってる?)そっくり
   

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