夏風邪をひいてしまいました。のどが痛くなったのが水曜日、木曜日は頭痛がして熱がすこし出ました。昨日の金曜日になっても、今日になっても、のどの痛みはすこしましだけれど、微熱が去らず、食欲が出ない。夏の風邪は要注意なのです。もう三十年近く昔、夏の終わりに、のどから始まる風邪をひいてそのまま半年も微熱が続いたことがあります。親元からも夫の実家からも遠く離れた、知りあいも誰もいない三重の端っこの海辺の町で、夫と一歳の息子と新しい暮らしを始めて4カ月たった頃でした。あのときの誰にも頼れない不安な日々から比べると、今はどっしりしたものですが、それでも注意するにこしたことはありません。風邪ぐらいではお医者さんにかからないわたしが、昨日は用心のために近所の内科で診ていただいて、薬ももらってきました(それなのに飲んでないってどういうこと)。
セミ鳴き始める
原因はわかっています。息子が今週から自転車を使っていて、火曜日のお習字と、それから水曜日の図書室ボランティアに行くのに、この炎天下、歩いて行ったせいです。小学生のおちびちゃんが歩いているんだから、と往復40分を歩いて、体力を消耗してしまったようです。どこかで入り込んだウイルスがいつもだったら暴れ出すことなく済んでいるのに、このところ抵抗力が落ちていたために、発症してしまったのだな。本当に無理がきかないお年頃になってきました。
秋までずっとこれを書く
小学校の図書室ボランティアは、夏休み前の棚の大整理で、本を一冊一冊きれいに拭きながら、あるべきところに並べ直すというものでした。子どもが自分で棚に返すのですが、テキトーに返してしまって迷子になっているものがけっこうありました。これが「ま行」のひとつの棚だけで30分かかるという大変な作業でした。「なるべく作家さんをまとめて」と言われたので、ハイハイとそのようにします。家では本の整理なんてテキトーで、夫に並び替えられることもしばしばですが、意外とこれは楽しかった。本の汚れ具合でよく貸し出しされているものがわかります(水木しげるさんの本とか)。
代表で取り仕切っている方が言うには、前まで固定された司書さんが週に3日来ていたのに、国の補助が終了したということで、月に1日になったとのこと(!)。前からウチの町は教育にお金をかけないなぁと思っていましたが、やっぱりかぁ。せっかくこれだけ多くのこどもたちが利用している図書室なのに、もったいないな。貸し出し時間の先生たちの、疲れているような様子はそんなことからきていたのかな。
この極暑のなか、学校の教室にはクーラーがなくて、子どもたちが図書室に入った途端その涼しさに歓声をあげていました。学校ってなかなかハードな所です。今更だけど。
大雨で倒れた帝王貝細工とサポナリアを切った
そんなこんなで、来週もお手伝いすることになったけれど、それまでにわたしが回復しているだろうか。代表の方が、ボランテイアメンバーにいろいろ気をつかってくださって、ご自分の蔵書を「ご自由にどうぞ」と提供してくれました。わたしは、文庫本の中から宮下奈都さんの「羊と鋼の森」と西加奈子さんの「地下の鳩」をいただいてきました。この、夏風邪でダラダラしていた3日間ほどで、どちらも読み切って、ついでに石田千さんの「オトメノイノリ」も読み終えました。パソコンに向かうのはだるくても、寝っ転がって本を読むのは大丈夫。
すごく高いマヌカハニーをなめ、妹が前に送ってくれたチャイの素(紅茶とスパイスと蜂蜜があらかじめブレンドされている)を開けて、飲み始めました。これは香料なんか使わず、ちゃんとした本物のスパイスが入っているのですごくいい香りがします。シナモン、カルダモン、クローブ、ショウガ、八角…いかにものどに良さそうでしょ。内科でもらった抗生剤を飲まずに、こんなもので治そうとしていていいのかな。
三月にもらったんだな 真ん中のCHAI
今日は38℃にもなるという暑さのなか、夫は高校野球の応援に行きました。さっき帰ってきたら、こんがりトースト色というかそれを通り越して赤銅色。なんかビタミンCを補給させないと。
コウモリ飛び始めた 美しい夕焼け
セミ鳴き始める
原因はわかっています。息子が今週から自転車を使っていて、火曜日のお習字と、それから水曜日の図書室ボランティアに行くのに、この炎天下、歩いて行ったせいです。小学生のおちびちゃんが歩いているんだから、と往復40分を歩いて、体力を消耗してしまったようです。どこかで入り込んだウイルスがいつもだったら暴れ出すことなく済んでいるのに、このところ抵抗力が落ちていたために、発症してしまったのだな。本当に無理がきかないお年頃になってきました。
秋までずっとこれを書く
小学校の図書室ボランティアは、夏休み前の棚の大整理で、本を一冊一冊きれいに拭きながら、あるべきところに並べ直すというものでした。子どもが自分で棚に返すのですが、テキトーに返してしまって迷子になっているものがけっこうありました。これが「ま行」のひとつの棚だけで30分かかるという大変な作業でした。「なるべく作家さんをまとめて」と言われたので、ハイハイとそのようにします。家では本の整理なんてテキトーで、夫に並び替えられることもしばしばですが、意外とこれは楽しかった。本の汚れ具合でよく貸し出しされているものがわかります(水木しげるさんの本とか)。
代表で取り仕切っている方が言うには、前まで固定された司書さんが週に3日来ていたのに、国の補助が終了したということで、月に1日になったとのこと(!)。前からウチの町は教育にお金をかけないなぁと思っていましたが、やっぱりかぁ。せっかくこれだけ多くのこどもたちが利用している図書室なのに、もったいないな。貸し出し時間の先生たちの、疲れているような様子はそんなことからきていたのかな。
この極暑のなか、学校の教室にはクーラーがなくて、子どもたちが図書室に入った途端その涼しさに歓声をあげていました。学校ってなかなかハードな所です。今更だけど。
大雨で倒れた帝王貝細工とサポナリアを切った
そんなこんなで、来週もお手伝いすることになったけれど、それまでにわたしが回復しているだろうか。代表の方が、ボランテイアメンバーにいろいろ気をつかってくださって、ご自分の蔵書を「ご自由にどうぞ」と提供してくれました。わたしは、文庫本の中から宮下奈都さんの「羊と鋼の森」と西加奈子さんの「地下の鳩」をいただいてきました。この、夏風邪でダラダラしていた3日間ほどで、どちらも読み切って、ついでに石田千さんの「オトメノイノリ」も読み終えました。パソコンに向かうのはだるくても、寝っ転がって本を読むのは大丈夫。
すごく高いマヌカハニーをなめ、妹が前に送ってくれたチャイの素(紅茶とスパイスと蜂蜜があらかじめブレンドされている)を開けて、飲み始めました。これは香料なんか使わず、ちゃんとした本物のスパイスが入っているのですごくいい香りがします。シナモン、カルダモン、クローブ、ショウガ、八角…いかにものどに良さそうでしょ。内科でもらった抗生剤を飲まずに、こんなもので治そうとしていていいのかな。
三月にもらったんだな 真ん中のCHAI
今日は38℃にもなるという暑さのなか、夫は高校野球の応援に行きました。さっき帰ってきたら、こんがりトースト色というかそれを通り越して赤銅色。なんかビタミンCを補給させないと。
コウモリ飛び始めた 美しい夕焼け