4月から始まった二輪車定率割引。
気がつけば、終了まであと1か月になりました。
皆さん、二輪車定率割引を使いましたか?
私は1回だけ利用しましたが、割引はたったの180円でした。
半額と言うものの、軽自動車料金の半額ではなく、普通車の半額だから、そもそも半額の定義がおかしいのです。
さらに、二輪車定率割引は土日にしか使えず、もともと休日割引があるので、実際のところ割引は微々たるもんなんです。
敦賀から草津田上は106kmの場合
平日の普通車は3,010円です。
平日の軽・自動二輪は2,440円です。
休日の普通車は2,110円です。
休日の軽・自動二輪は1,710円です。
二輪車定率割引だと1,530円なので、休日の軽・自動二輪の1,710円との差額は、たったの180円です。
半額と言うなら、平日の軽・自動二輪の2,440円、休日の軽・自動二輪の1,710円の半額の1,220円か860円とすべきでしょう。
消費者庁は、この表現を問題としなかったのはナゼでしょう。
同一でない商品を比較対象にする
あいまいな表示をする
通常より高い料金の半額という、まさしく二重価格表示にあたると思うのですけど。
ただ、半額になると言っているのはバイク雑誌で、
NEXCOは37.5%割引と表現しています。
確かに平日の軽・自動二輪は2,440円の37.5%割引は1,525円なので、1,530円で正しいようです。
ETCの利用率は約94%なんだから、軽自動車と自動二輪を別けて、適正料金にして欲しいですね。
普通車が2,000円だったら、軽自動車は1,500円、自動二輪は1,000円のようにしてほしいですが、NEXCOは今のシステムでは対応できないとしている。
システム改修に200億円かかるらしいけど、なぜそんなに費用がかかるんでしょう?
ETCのセットアップには車体の形状、車載器管理番号を登録しているから、区別できるでしょう。
ハイエースのセットアップ証明書
TRACER900GTのセットアップ証明書
特大車、大型車、中型車、普通車、軽・自動二輪の区別は「自動車の形状」しか見ていないのか?
私のハイエースはけん引装置の有無も「有」で登録しているから、トレーラーをけん引していたら、自動的に中型車料金にもなります。
なので、自動二輪を区分けするのが対応できない理由が分かりません。
道路への負担も、軽自動車は車重1,000kg、自動二輪車は150~250kgが大半で、おおよそ1/5しかありません。
軽自動車は4人乗れるど料金は1台分、自動二輪車は1~2人乗りだけど複数台で走行します。
なので、軽自動車の半額でも割高感があります。
政権与党の重鎮たちは、自動二輪車なんて乗らないから話題にも出さないけど、やはりアメリカの圧力が必要なのかなぁ。
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