今日は七草がゆを食べる日でしたが
召し上がりましたか?
なくてななくさ。。じゃなくてななくせ。
みなさん、何かくせってあります?
癖。。自分じゃ気付かない事が多いですよね。
ところで、今日のタイトルですが
数年前に、中学の修学旅行以来の奈良に
一人旅をしました。
うそかまことか、つる姫の実家は
あの藤原鎌足がご先祖様だと言ううわさが(笑)あり
また、母方は奈良の方の出だと言う事も聞いていました。
無性に奈良に行きたくなりまして
最初に訪れたのは
あの大化の改新の前
藤原鎌足が中大兄皇子と密談をしたと言う
談山神社でした。
美しい十三重の塔の裏山に入ると
杉林の奥の方から、鎌足君と皇子のひそひそ話が聞こえてきそうでした。
その日の夜は、天理にある
とあるビジネスホテルに泊ったのですが
急に決めた秋の奈良
ビジネスホテルはほとんど満室で、やっととれたホテルでした。
行ってみると、駅から外れた古いホテル。
入ってみると、フロントには、70すぎたおばあちゃんがひとり。
ネットではほぼ満室となっていましたのに
部屋のある3階に行くまで、誰にも会わず物音もしません。
廊下のつき辺りは、黄ばんだ白いシーツのようなもので
目隠しされていて・・・・・。
それでも、早朝から歩きっぱなしの私は
シャワーを浴びて、電気をつけたまま寝てしまいました。
深夜。。。。
入口のふすまから(ドアと部屋の間にある)
おじいちゃんが入ってきました。
私は無意識に、はだけていた浴衣を直して布団をかけました。
おじいちゃんは、ふっくらしていて
少なくなった白髪をきれいに櫛で整え
白いポロシャツを着て、ベージュのズボンをはいていました。
その顔はつやつやして
おだやかな表情で、そのまま反対側の窓の外に消えて行きました。
なぜか恐怖を感じず
夢かうつつかと思いながら、再び寝てしまいました。
翌朝
あれは夢だったのか、それにしてもリアルだった。
ズボンはいてたんだから、足はあったのだろうかなどと思いながら
おばあちゃんに挨拶をして、ホテルを後にしました。
後で考えたのですが
あれはきっと、あのホテルを建て、おばあちゃんと
ホテルを経営していたおじいちゃん。
古くなり、後を継ぐ人もいないホテル。
来てくれた私に
ありがとう、と挨拶をしに来たのではないかと思ったのです。
でも・・・・
若い(?)女性の部屋にいきなり入るのは失礼かと思うのですが。
それか、つる姫に縁のある母方のだれか?
まあいずれにしても、
もう一度訪れたらそこには何もなかったと言う事がないように
と思っています 爆
奈良での不思議体験はこれだけではありませんが
今日はこの辺で
素敵な一日をお過ごしください。
感謝をこめて つる姫