☆つる姫の星の燈火☆

#239 見て見ぬふり

最近騒がれている某Jの問題もそうですが、見て見ぬふりって、悪なのかな。

いじめなんかもそうですが、いじめの張本人や、加担するものがいれば、いじめられている子を助けることも、いじめる側につくこともできない人もいるわけで。

何かあった時に、実はああだったこうだった、私も気にしていた、心配していた、なんとかできなかったものか、と声を上げる人もいるし、一生何も言えない人もいる。

 

先日、言わぬが花、ってことも少し書いた気がしますが、人間の社会は本当に複雑です。

間違いないのは、悪事を働く本人が悪い、という単純な事だと思うのに。

正義を通した人が結局傷ついたり、救われなかったり。

加害者が何とも思わないで生きて、被害者が病んで生きる。

世の中そんなことが少なくはないと感じます。

 

そんな時、遠山の金さんのさばきを思い出します。作り話の部分は多いですが、昔は今ほど法も複雑じゃなかったでしょ。

仇討ちなどが許されたり、悪人は切腹や打ち首、市中引き回し。

残酷なようだけど、あれでよかったんじゃない?

 

見て見ぬふり、何かあったら強い方につく、卑怯者が目につきまして、

だから私は昨日も絵を描きました。

少し早い光景ですが、落葉とエゾビタキ。

ちょっとくちばしが大きかった。

葉っぱは、ほとんどイメージで描きました。

落ち葉やドングリを拾って帰るお散歩が楽しい季節もすぐそこですが、

今日こそはお散歩に行こうと思っていたら、なんと雨。

 

今日も写経のように、絵を描きます。

だって、見て見ぬふりするしかないんですもん、今の世界を。

私には、自分の行動を変えたり省みたりすることしかできません。

それを卑怯と言われても、今となっては、日々をなるべく楽しく平穏にと思う、ワタシ高齢者。

昨夜つくづく、長く生きて、それぞれの矜持を持ち、自分さえよければ的な反面教師の高齢者様方の気持ちがわかった気がして、自分が恐ろしくなりましたが、少なくとも私は、ボケない限り、周りに迷惑をかけないで生きて死にたいと思います。

はい。

 

今日の名言

こんなところを見ると、人間は利己主義から割り出した公平という念は猫より優っているかも知れぬが、智慧は却って猫より劣っている様だ。

夏目漱石 

 

一気に気温が下がりましたね。どうぞご自分のペースで過ごし、そしてご自愛ください。

ピンピンしていなくても、できることもありますし。

 

ご訪問いただきありがとうございます。

感謝をこめて

つる姫

*すべてつる姫個人の見解でござる


私の好きなものは笑顔。笑顔は世界を救うと信じるつる姫のブログです。

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