私がブログを始めたきっかけは・・・、とかいうように、何かのきっかけで物事を始めたり、やめたりすることって、ありますよね。
当たり前、普通の日常の中で、ちょっとしたことがきっかけで、その人の人生が左右される事だってあります。
敬愛するさかなクンが、さかなクンになったきっかけは、小学二年の頃の友達がノートに描いた、「タコ」の絵に大きな衝撃を受けたことだったそう。
ノートからはみ出しそうな迫力のあるタコの絵で、さかなクンの人生が決まった、と言っても過言ではないでしょうが、
友達も、まさか自分の絵がさかなクンの人生を大きく左右するきっかけになろうとは思わなかったでしょう。
NHKの番組に、さかなクンの「ぎょぎょっとサカナ★スター」というのがあります。
色んなお魚の不思議を教えてくれて、そのお味まで披露するというような番組です。
先日、ザ・クロマニヨンズの甲本ヒロトさんと水族館に行くという企画をやっていました。
甲本さんと言えば、あの独特なスタイルのロック。
正直長年、あのビジュアルには、共感できない事もあり、ちょっと引いてみていました。
しかし、カブトガニをモチーフにした被り物で登場した甲本さんに、びっくり。
あの歌唱の様子からは想像できませんが、彼は幼い頃から、昆虫が大好きなのだそうです。
昆虫ではなくカブトガニだったのは、彼の出身の岡山の海に沢山いたから?とか、そんなような事でした。
きっかけは、なんでも「シバムシ」という、家の中にいるわずか2~3ミリの虫だったそう。
こんなに小さいのに、カブトムシなどと同じように、虫としてのすべてが揃っている事に感動したとか。
今でも、オフの時には網を持って虫を捕まえに行くそう。
それまでの甲本さんのイメージが一新、好感を持ちました。
過激ともいえるロックを支えているのが、小さな命とは。
小さな命をじっと観察し、その生態に感動する。
さかなクンもそうですが、生き物を愛おしむ人に悪人はいないと。
甲本さんは、その後ロックに目覚め今に至るわけで、これまでどんな歌を作っておられたか、大変興味を持ちました。
さかなクンは、タコから始まり魚を究め、絵もすぎょいし、サックスもお上手。
以前聞いた話ですが、小学校で魚に目覚めたさかなクンは、中学に入って何の部活に入ろうかと思った時、
すいそうがくぶ、という部活に興味を持ち、実は「水槽学部」と思い込んで入部したのだそうです。
冗談にも聞こえますが、彼ならあり得るかな~と。
彼には、発達障害のうわさもあるようですが、何を持って障害と呼ぶか、マイノリティーは、普通ではないと決めつけるのはいかがなものか。
普通って何。
長くなるのでこれに関してはいずれまた。
皆さんにも、なんらかのきっかけ、みたいなものがあったはず。
人生において、縁やタイミングって、大きなポイントです。
ほんの些細なきっかけで、人生が大きく変わるというか、流れに乗るというか。
甲本さんはそのきっかけを、水に投げ込んだ石の衝撃と波紋に例えて話をされていました。
その衝撃で起こって広がり続けている波紋が、今の自分なのだというようなことを。
そのきっかけ(衝撃)は、人生にたった一度だけのことではなく、何度でも起こり得る事じゃないかなって思いました。
そして、年齢などに関係なく、この先私にも新しいきっかけは訪れるのだろうと。
きっかけを英語でググってみると、reason、cause、motive、chance、opportunity、inspire、triggerなどという単語が出てきます。
英単語の含みは、日本語のそれとはニュアンスが違うかもしれませんが、私としては、シンプルにチャンスとしておきたいです。
因みに英文科卒業です。
爆
その英文科にはいったきっかけも、しっかりと覚えていますが、これもまたいつかの折にお話しします。
チャンスというのは、実はそこら中に転がっているのかもしれないですね。
さかなクンと甲本さんの対談、大いに楽しませていただきました。ありがとうぎょざいますニョン。
知ることは楽しい、永遠に生きると思って学びたいです。
明日死ぬかも知れないからこそ。
それが何なのかは、恥ずかしながら未だに悟れませんが、その「何か」を、まだまだ諦めません。
やり残すことのある人生が素晴らしい。
最後までお読みいただきありがとうございます。
いつも下手な文章でお恥ずかしい事ですが、忖度をお願いします。
感謝をこめて
つる姫