きよはらさん・・・・
さて、今日は節分。
このところ恵方巻き商戦も色々ですが、これまた何年か前から始まった商戦ですねえ。
恥ずかしながら今日はお寿司にまつわるつる姫のエピソード。
ど田舎の山の奥で育った私ですが、幼い私は「お寿司」と言えば
稲荷寿司や巻きずし(太巻きの事)しか知りませんでした。
たまにデパートのレストランで、ろうで作られた料理の見本を見ても
きっとお子様ランチやソフトクリームにしか目がいかなかったのでしょう。
お刺身とご飯のコラボなんて知らないまま高校生になりました(爆)
因みに、お祭りとかお祝いごとやお祭りに、母が時間をかけて作る稲荷寿司も巻き寿司も
好きな分野ではありませんでした。
好きなアイドルが好きな食べ物を「お寿司」と答えているのを見て
あんなもんが好きなんか。。と思っていた私。
東京の短大を卒業して、働き始め初めて上司にご馳走になった「本物」のお寿司に感動したものです。
私があんまり美味しそうに食べるのを見たハゲの上司が「お土産」まで持たせてくれました。
昔の漫画で、酔っぱらったサラリーマンが、ぶら下げていたようなあの小さな四角い箱に
ひもを十文字に結んだあのお寿司のお土産です(笑)
こんな事を書くと、馬鹿にされそうですが、初めて生クリームのケーキを食べたのも高校の時で
今で言うパティシエだったおじいちゃんの作るバタークリームのケーキが、この世で最高のケーキだと
思っていた私は、カルチャーショックを受けたものです。
そうそうそれで、今流行の色んな具の入った恵方巻きを見ると、昔の事を思い出すんです。
私の知る太巻きには、卵とかんぴょうとかまぼことピンク色の「でんぶ」が入っていました。
季節によってはきゅうりも。
たまにアナゴも入っていましたが、嫌いでした。
そのアナゴも、バブルの時に超高級な寿司屋に連れてってもらって食べた焼きアナゴ。
口の中で融けてなくなるふわっふわのアナゴ。
同じように初めて食べた同僚と声も出ないほど感動して食べました。
食わず嫌いだったうにも、大好物になりました。
しかしそんな私も今では、母がシイタケやかまぼこやニンジンなどの具を小さく切り刻んで、
全部一緒に煮たら美味しくないのだと、それぞれの具を別々に似て味付けしたものを混ぜて作ったすし飯を
大きな三角の油揚げをふたつに切って煮て、味付けしたものに詰めて作った
田舎の大きな稲荷寿司を懐かしく思い出します。
東京のいなりずしは、すし飯に、ごまくらいしか入っていない小さいものですよね。
あれを見た時もびっくりでした。
皆さんのお宅の稲荷寿司はどんなのですか?
今日全国で太巻きを食される皆さん。
高級食材の入った恵方巻きの画像をアップされる方も多い事でしょう。
今年の恵方は南南東だそうですね。
先日も触れましたが、私は今年家で豆まきが出来るだけで幸せ。
でも、だあれもいない(爆)
こんなちらしずしも、作る事はなくなっちゃった。
ハイ、田舎もんのお寿司のお話でした~~。
素敵な節分をお過ごしくださいね。
ありがとう
つる姫