夏休みの子どもたちが集めて置いていったのかしら。
夥しい数のセミの抜け殻。
いつも元気なおばあちゃんは、今朝も公園の中を裸足で歩いておられました。
私たちの事も覚えてくださっているようで、素敵な笑顔で挨拶。
ああ~~早起きはいいなあ~と、マスクの中で深呼吸しながら、いつも最後に休憩する公園のベンチで、こたろうのご褒美タイム。
さて、帰ろうかなと思って、ふとベンチの隣にあった水飲み場の下をみると
あっ!
羽化したばかりのミンミンゼミが落っこちてる!
どこにくっついていたのか、羽化した途端に落下した模様。
まだ生きていましたが、蟻がたかりはじめていたので、救出しました。
動画を撮ったのですが、お見せできないので
背中に黒ずんだところもあって、弱っていたのですが、柵の紐のところに足を乗せたら、うまくひっかかって
最後は自力で柵の上まで登れていました。
この後どうなったかはわかりません。
羽化したばかりは、透明感のあるターコイズブルーで、まるで妖精のようです。
ようせい、と入力すると、まず「陽性」と変換される今。
カメムシ目(半翅目)ヨコバイ亜目(同翅亜目)セミ科
セミもカメムシの部類なんだ。
セミは一週間くらいしか生きない、っていうイメージがありますが、一生をトータルで見ると、とても長生き。
卵から成虫まで2年から10数年。
種類や幼虫の住む環境、気候の条件次第で、同じ種でも多少の差が生じるそう。
成虫は樹皮に卵を産み付けますが、孵化した幼虫はすぐに地面に落下して、その後の一生のほとんどを地中で過ごすことになり、
羽化する直前に地上に這い上がってきて、適当な場所で羽化するらしいです。
という事で、今朝は蝶ではなくセミの朝。
多くのセミは鳥などに捕食されるそうですが、今朝のセミさんの運命やいかに。
成虫になったほんのわずかな時間に、お相手を見つけて子孫を残さなければいけない。
蝉しぐれは、命の叫び。
生きる事に何の疑問も不満もない、純粋な命の輝き。
にんげんのわたしは、セミの恩返しを期待しつつ、セミロングの髪を扇風機の風になびかせる朝。
台風が来ているようですね。
気をつけましょう。
ご訪問ありがとうございます。
感謝をこめて
つる姫
私の好きなものは笑顔。笑顔は世界を救うと信じるつる姫のブログです。
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