☆つる姫の星の燈火☆

轟の華

 

 

僭越ながら、教室での油絵第3号です。

広島宮島の花火。

実は広島の実家の父は歩くことが出来ず、車でも遠方への外出が困難になっています。

そんな父に季節柄、花火の絵でも描いて贈ろうかと考えたのがきっかけで描きはじめました。

何故宮島かというと、元気だったころの父と私の主人と高校三年だった息子が

最後に3人で訪れた場所がここだったから。

婿と孫、男三人の旅はとても思い出深いものになったのではないかと思いましたが

ちょうどその時の夏が終わった頃、父は病を発症してしまいました。

 

写真にとると素晴らしい花火ですが

形があるようでないような光をどう描いてよいのか。

難しい挑戦でしたが、先生にアドバイスいただきながら描きました。

噴水や菊の花みたいになりがちなのだそうです。

 

しかし、今年の初め絵画教室に通い始めた頃

午年の年男の父に、パステルで描いた馬の絵を贈ったら、

今にも倒れそうな馬だ、などと言っていたと母に聞いてショックを受けたので

さてこの絵、送ろうかどうしようかちょっと、というよりかなり迷ってます。

その馬の絵ってのは、息子が旅先で写してきた写真を見て描いたもので

構図的にもとても気に入っていたものなのです。

まあバルテュスにも好き嫌いがありますから、比較してはならんですが

描いた絵を贈るというのは難しい事なのだなと思います。

有名な人の描いた絵ならまあまだしも

自分に置き換えてみれば、好みじゃない絵を貰っても困りますから。

 

ここでは言えない色んなこともありますが

皆様にも多少の覚えがあるように、いくら親子でも色々です。

逆に親子だからってこともあるし。

私は素直な年寄りになりたいと思いますが、さてどうでしょう。

素直であるという事はとても大切な成功の要素だと、何かで読みました。

成功というのは、偉い人になるとかお金持ちになる、ってことではありませんけどね!

功を成か。。

さて絵画を始めて半年。

色んな絵画展に出向きましたが、自分にはまだこれといった路線がありません。

でもまあ、その時描きたいものをのびのびと描いて行きたいと思います。

 

「臙脂の上の静物」 今考えた 汗

第一号は、アトリエにあるモチーフの中から選んで配置して描きはじめました。

欲張って沢山のモチーフを選んだのもいけませんでしたが

瓶の透明感もさることながら

形をとること自体が難しかった。

肩の所が左右対称にならないんです。利き手があるんですね。

 

「冬の予感」

さくらなのになぜ?

これは冬に咲くヒマラヤ桜とメジロ。

この桜が咲くと、やがて一年で一番寒い季節が来ます。

 

 

 

「なにがみえるの?」

これだけは一人で描いた。

曇り空が映った白い水の上に水に白っぽいハクチョウの子ども。

鳥を浮かび上がらせるのに苦労しました。

ハクチョウなのにクロウとはこれいかに。  うまいっ。

艶感透明感のある水面の表現を学びたいと思います。

 

まだ大好きな空を描いたことがない。

青空も夕焼けも朝焼けもそれから星空も描いてみたい。

 

水彩とパステルの絵は他にもたくさんありますが

油絵は完成までに時間がかかる。

こんなんじゃ、個展なんてはるか彼方ですなあ~。

 

そんな今日この頃の私。

次は何を描こうかと悩んでいます。

まず、素敵な悩みでありますな。

他にも素敵じゃない悩みは沢山ありますが

絵を描いているとすべてわすれます。

 

そう言えば、「セクハラ発言」について問題になってますね。

この事自体については、ここでは語りませんが

それに関して想った事を書きます。

学校で「道徳」の時間がありましたが、今でもあるのでしょうか?

家庭に始まり、子どもたちは友達や先生、地域の人々と関わっていくうちに

その中で人の優しさに触れたり、逆に傷ついたりしながら生きて行きます。

何気なく言ったことが相手をものすごく傷つける事も

何十年も日々を重ねて行けば誰にもある事だと思います。

その中で人は学習するんです。道徳観というものもたぶんそうして培われるもの。

学問は親が教えるには限度がありますが(特に私なんぞ)

道徳って、親の考えが子どもにそのまま反映する

そう・・DNAのようなものではないかなって思いました。

道徳というものにはっきりとした正解はないかも知れないけど

社会で生きていくうえでとても大切なこと。

人に迷惑をかけないようにしようって言ってもそれを迷惑に感じる人と感じない人がいるような。

何気なく言った事が相手を傷つけたとわかったら

それは成長のチャンスだと思うんです。

 

そう言えば、以前電車に座っていたら杖をついた方が入って来たので

席を譲ろうとしたら

「座ると立つのが大変だから、立ってた方がいいんです」と言われたことがあり

今後は杖の人に席を譲るのを躊躇するなあ、、と思ったものです。

後は妊婦さんかどうか分からない人も 汗

妊婦さんの付けるバッヂみたいのがありますが、

あれをつけるのもちょっと恥ずかしいのかなって思ったりしますが。

席を譲るってのは案外難しいんです。微妙な年齢の方を見ると、特に。

それは、子どもたちも同じなようです。

気持ちはあるけど躊躇するって。

 

話がそれました。

 

さて、朝からモクモクの雲が流れておりますが

今週もあっという間に週末がやってきました。

金曜は資源ごみの日。

めっきり飲まなくなった缶ビールの缶も少なくなりました。

どこか悪いのでしょうかねえ。

まあその代りに梅酒を飲んでますんで ちゃんちゃん。

 

最後までお付き合いくださりありがとうございます。

素敵な週末になりますように。

感謝をこめて

つる姫

 

 


私の好きなものは笑顔。笑顔は世界を救うと信じるつる姫のブログです。

コメント一覧

つる姫
ブライトあいさん
私ここの花火大会は行ったことがないのですが
向こう岸のほうのどこからか打ち上げているのでしょうね。
鳥居のシルエットが浮かび上がるよう考えられてるみたい。

幼い頃の夏近くの町で花火大会がいくつかありましたが
その日はお店を早めにしめて、父の運転で家族みんなで見に行ったものです。
車でのお出かけもままならない父ですし
写真が好きな人なんで、絵は喜んでくれるかどうか。
ブライトあい
お上手ですね
つる姫さんの思いのこもった素敵な花火の絵、
ぜひお父さまのもとに届くようにと願っています。

宮島の鳥居の近くでこんな風に打ち上げ花火が
上がるのですか?
神様たちも楽しみにご覧になってるのかな?(笑

私も白鳥の子供の絵はとても好きです。
とてもお上手ですね。

つる姫
テバネさん
ありがとうございます。
いつけなされるのかと思いながら
最後までコメを読み続けました 汗

花火の絵は今度の絵画教室の時には乾いてるので
持って帰ります。
テバネ
宮島の花火・・・携帯で見たら写真かと思った(マジ)
これ、お父さんにあげてください(笑)
白鳥の絵は・・・好みですね。

なにげに寂しそうな顔が・・・いいですね。

写真も上手いけど、絵もなかなかの物ですね。

これからも・・・・期待ですね。
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