昨日は、朝から曇り空でしたが、夕方夢中で絵を描いていて、ふと窓の外を見たら
オレンジっぽく写っているかもしれませんが、空が真っ赤。
濃いピンクの素晴らしい夕焼け空が広がっていました。
西の空には
反薄明光線。
この時間は、こたろうの晩御飯の時間なので、あわててご飯をあげているうちに、あっという間に消えてしまいました。
その後、夜中に雨も少し降ったようで、今朝起きた時は雲の多い空でしたが、現在は青空が広がっています。
空の美しい秋の始まりですね。
さて、腰痛はぎっくりの前に戻っていますが、娘から聞いた話によると、娘の上司がある日丸一日音信不通になったのだそうです。
なんと、それが、ものすごい重篤なぎっくり腰で、家族か帰ってくるまで動けなくて、連絡も取れないような状態だったのだそう。
なんやかや、私なんぞはすぐにごそごそして、部屋を腰痛仕様にするなど、動くこともできたので、ありがたかったなあと思いました。
家の中にいても、スマホは常に携帯しておいた方がよろしいのかとも。
今は警備会社で、一人暮らしの家族を見守るようなサービスもあるようですが、どんなシステムになっているのか。
以前は、お湯を沸かすポットと連動して、押してないと心配したら、母さん朝から墓参りに行っていた~~というようなCMもありました。
高齢者の一人暮らしも、大変ですが、それで思い出した。
先日、かかりつけの循環器内科に行って、順番を待っていたところ、ご高齢のご婦人が、女性と男性二人に(多分その方たちも前期高齢者位)つき添われて、待合室に入ってこられました。
どうやら、そのご高齢の女性のヘルパーさんのような方たちでしょう。
見るからにしっかりしてそうな女性の方が、待合室にもかかわらず、大きな声で、ご婦人に色々と話しかけられています。
まあ、ご婦人のお耳が遠いらしかったのもあるでしょうが、何も今ここでそんな話をしなくても・・・というような話をしたり、その場でお金を数えたり・・都合もおありでしょうが。
場所と周りの事を考えたら、そんなことはご自宅とか別の場所ですればいいのに、と感じました。
私の順番の次が、そのご婦人の方でしたが、二人に付き添われ、危なげな足取りで診察室へ入って行かれました。
その時に、ヘルパーと思われる女性が、「今度から私が担当になりましたので…」というような事を、大きな声で先生に告げておられたので、なるほど、それで、この場で先ほどのような会話があったのか、と合点は行ったのですが。
世間には色んな事件がありまして、自宅介護に限らず、高齢者の施設でも介護士の方が、よくない問題を起こすこともあります。
もちろん、それはごくごく少ない話で、私も父と母が高齢者施設でお世話になり、介護士さんには、感謝の方が多いのですが。
このご高齢のご婦人は、少し不自由な身体ながら、動けなくもないので、一人暮らしをされているのでしょう。
それと、ある程度、金銭的余裕もあるような印象でした。
すべてお任せしますから的な言葉も聞こえましたが、私は余計な心配をせずにはいられませんでした。
他人の事に、余計な思いを馳せるのは、私の悪い癖ですし、私には全く関係ない方たちの話です。
しかしながら、この年になると、自分の事に重ね合わせて考える事も出てきます。
私がどんな老後を送ることになるのか、考えざるを得ない光景でした。
何故かと言いますと、とにかく、その付き添いの女性の印象が、直感的によくなかったからです。
それも私の想い込みですので、話として聴いておいてください。聞く、ではなく、聴く、でよろしく。
さて、夢中になって描いていたという絵なんですが、描き急ぐのが悪い癖の私、今回はちょっと時間をかけて描いてみようかと。
どうも、年を重ねて、せっかちが進化し、行列を待てない高齢者になりつつある自分を感じたりなんかして。
行き急ぐという言葉、死に急ぐという言葉もあるような気がしますが。
まあそういう事で、失礼な記述と感じられたところもあろうかと思いますが、すべて私の空想妄想であり、現実のどなたかを非難したりするものではないので、ご承知くだされば幸いです。
人を見たら泥棒と思え、なんていう古い言葉もありますが、きれいごとだけでは生きていけないという事は、酸っぱいほどわかっていますし、その反面、人間も捨てたもんじゃない、と思えることもあります。
それもこれも、みんな、一人一人が感じたり思ったりすることですから、私には想像のつかない心の世界で生きておられる方の事は、ああそうなんだ~と、受け流すことにします。
まあそれが出来たら、今のような私にはなってません。
身体に受けた矢を、心の中でもう一度受ける、この言葉のことは、またゆっくりと書きます。
今日も小難しくなりましたが、最後までお付き合いいただきありがとうございました。
感謝をこめて
つる姫