東京は今朝も澄んで美しい夜明けでした。
よい子の皆さん、プランのある皆さんお待ちかね、今年もクリスマスイブがやってきました。
クリスマスといえば、何度も書くようですが、お菓子職人だった父方祖父のケーキを思い出します。
バタークリームで、アラザン?とか、何て名前か忘れたけど、砂糖漬けだか砂糖をまぶしたようなものをトッピングしたもの。
画像探してみたけど
こんなようなものでした。
おじいちゃんは、無愛想で怖い人という意識しかなくて、クリスマス前に母と一緒にケーキをもらいに行くときは、必死でおじいちゃんに挨拶したような記憶。
横顔のままで、笑顔一つ見せずに、ケーキの箱を渡してくるおじいちゃん。
小さな声で「ありがとう」を言うのが精いっぱいだった。
ケーキもらうために必死で頑張りました。
両親とおじいちゃんとの関係、確執とか、色々あったのだろうとはおもうけど、そのせいで、私は一生おじいちゃんになつけなかった。
大人になってから、もっとおじいちゃんと親しくして、お菓子の作り方なんかを教わっておきたかったなあなんて思う。
そしたら、私は、ただの写真好きではなくて、パティシエになってたかもしれないし。
人生のきっかけ、昨日の話じゃないけど、分かれ道はどうやって選んできたのだろうか。
いずれにしても、縁ですね。親とおじいちゃんとの関係が違ってたら、れば、の話。
それから、あれね、丸ごとのチキン。
切り分けるのは父。柔らかくて食べやすいところを子どもたちに取り分けてくれる。
おしりの穴のとこが気持ち悪くて、見ないようにしてた。
高度成長期、あの頃のクリスマスには、サンタさんも来て、食べるものも物にもそこそこ恵まれてた。
考えてみたら、終戦から10数年しかたってなかったと思うけど。
物がもらえるのは、誕生日やクリスマスだけだった。
たまに来るおばあちゃんが、おもちゃをくれたりしたけど、だからこそ、楽しみもうれしさも大きかったんじゃないかな。
あの頃はよかったよ。
って、言ってもいいよね。
あってもあっても、まだ欲しがる、今の子どもたち。
それを言っても、時間は前にはもどらないんだけど。
さて、今日の私のクリスマスは、こたろうくんのクリスマスケーキ作りがメイン。
こたろうくんは、クリスマスでも誕生日でも、楽しく遊んで美味しいご飯が食べられればそれがしあわせ。
うらやましいよね。
さて、どんなケーキにしようかなあ。
家族や友達、恋人などと楽しく過ごされる方も、そうでない方も、暖かい場所で、食べるものがあって、笑顔でクリスマスが過ごせることに感謝しましょう。
そもそも、クリスマスって何?って思うとね、しらけてしまいますが、一人でも多くの人たちが笑顔で過ごせますように。
そうそう、孫娘がインフルにかかって、プレゼントを渡しに行けなかったです。
インフル大流行だそうですが、皆様もどうぞお気をつけて。
素敵なクリスマスを♪
今日の言葉
I wish we could put up some of the Christmas spirit in jars and open a jar of it every month. – Harlan Miller
クリスマスの気持ちを瓶に詰めることができれば、毎月瓶を少しずつ開けるのに。
ハーラン・ミラー イギリスの女優
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感謝をこめて
つる姫