昨夜、息子が泊まりに来ました。
なんでも、今日と土曜日に千葉方面でゴルフなので、朝早いので泊めてほしいとのこと。
鎌倉方面に住む息子、千葉まで行くにはよっぽど早く家を出ないといけません。
車を含め、どこに行くにも交通の便利だけは素晴らしい我が家。
息子も娘も、都合の良いときはわが家を足場に利用してくれます。
全然OKですけど。
息子がゴルフを始めたのは、確か去年か一昨年。
そういえば、私がバブルのころに初めてゴルフをしたのも、ちょうど息子の年くらいでした。
アメリカに住んでいたころは、子供を産むまで、毎週のように安いコースを回って楽しんだものです。
必ず4人でなくてもよかったように思いますが、たまたま二人で来ていたおじいちゃんと孫と一緒に回ったことがありました。
多分御年80前後の小さいおじいちゃんは、歩く時も待つ時も腰が曲がっていましたが、打つ時だけシャキ~~ン!と腰が伸びて、存外いい球を飛ばしておられたのを、今でも覚えています。
私のことですから、中学生くらいの孫や80代のおじいちゃんよりも、数だけはたくさんたたいたと思います。
思い出といえば、普通なら絶対にあたるはずのない場所に座っていた鴨の横っ腹に、思い切り球をうちこんで、鴨ににらまれたこと。
ヘイ、ユー!カモ~~ン、と言われたかどうか。
転がった打球をきつねが咥えてぴょんぴょん走っていた光景。
楽しい楽しい思い出は、はるか遠く。
バブルの頃の日本のゴルフ事情を、若い方はご存じないとは思いますが、お金持ちしかできない高級なスポーツでした。
場所にもよりますが、会員になるのに数万かかっていたような気もしますが、今はどうなんですかね。
世界一運動神経のない私は、初めて回った時のスコアが、おまけしてもらって160幾つだったかなと記憶していますが、ベストで110台までは何とか行きました。
もう一生やることはないと思います。
古臭くなったゴルフクラブたち、いい加減粗大ごみに出さないと。
話がそれますが、バブルといえば、株価がバブル以来の高値を更新しているとか?
あの頃は、若い私でもタクシーのお釣りを受け取らないほど、景気の恩恵を受けていたものですが、
一体世の中、どうなっているのでしょう。
なんの知識もない私の感覚としては、架空の世界で数字が動いているだけ、みたいな気がします。
それにしても、決して自慢するわけではないですが、ゴルフとは縁がないようなフーテンな世界で生きてきた息子が、今や平日から、接待かお付き合いでゴルフのできる身分になったことも、私的には昭和のバブルの恩恵の続きだと感じます。
バブルの不動産屋、しかも、経緯は知る人ぞ知る、例のあの不動産屋で働いたからこそ、今の自分がいるわけで。
本当はそうではなくて、生まれた時からたくさんの縁をいただいて、今につながっているのですが、つる姫的バブルの恩恵、今はそのボーナスを受け取っている時期だと感じることもあります。
こう見えてもいつだって頑張ってきたのですから、たくさんのボーナスをもらってもばちは当たりませんよね。
なんやかや、思うように医療にかかることもできて、わんこもいて、好きなように暮らしている。
今日もできないことを嘆くことなく、できることをして過ごしたいと思います。
息子は、ゴルフの後は仕事と会食だそうです。
あんまり暑くならないことと、千葉のほうで地震に遭わないことを祈っていますし、身体を壊さないようにと、それが一番の願いです。
こたろうくんは、せっかくお兄ちゃんが来ても構ってもらえなくて、丸くなって寝ています。
これは、先日の写真ですが、今も全くおんなじ状態です。
こたろうとの縁も不思議なことですが、思い返しても、やはり、人生は縁でできるものなり。
最後までお読みいただきありがとうございます。
感謝をこめて
つる姫