ブログで何度も書いたことですが、私の大好きな映画のひとつに、サウンド・オブ・ミュージックがあります。
ずいぶん古い映画で、最初にテレビでみたのは中学生のころかな。
結婚してからも、最悪に苦しかったり悩んだりした時、二巻あるこの映画のビデオを引っ張り出して観ていました。
一つ一つのシーン、和訳ではありますが、セリフも覚えるくらい何度もみた・・って事は、何度も辛い事があったんですかね。
そのことは忘れたことにしておきましょう。
大佐を愛していることに気づき苦しむマリアに、修道院長が歌った歌が、Climb every Mountain。
これは映画の中でも心に残る歌で、若い頃の私の座右の銘のようなものでもありました。
先日、ネットフリックスで、バーブラ・ストライサンドの近年のライブを見たのですが、ゲストのジェイミー・フォックスと二人でこの歌を熱唱したのを見て、圧巻の歌唱力への感動と、この歌にこめられた私の想いが入りまじり、またも涙腺崩壊。
すべての山に登りなさい
高き低きもくまなく探し求め
知ってるすべての横道も
すべての小道も辿って
すべての山に登りなさい
すべての川を渡って
すべての虹を追いかけて
あなたの夢をつかむまで
夢を手にするために
あなたの愛をすべて与えなさい
あなたの人生一日一日を
生きてる限りずっと
「逃げても何も解決しない、立ち向かうの」
自分にかけてもらった言葉を、大佐の長女リーズルにかけた時のマリアの想い。
私自身も、何度もその言葉に助けられてきたなあって思うけど。
現状維持は人間が身を守るための本能です。
夢や希望がなければ、挫折もないかもしれない。
愛は与えてもらうものじゃないし、与えて減るものでもない。
そんなことも思い出した今日この頃。
夢が叶わなくても、求めないより人生は楽しいと思いたい。
この世で生命を受け、生かされている自分の命、
どう死ぬかは(普通)選べないけど、どう生きるかは選べるはずだから。
今日の東京も快晴です。
そろそろ、毎年訪れる神社の寒緋桜の蕾がほころび始めているかも。
来週あたり一回一人で下見してから、今年はこたろうと見にいこうかな。
6年前の写真です。
これを間違って「河津桜」と思い込んでいた頃でございます(汗)
最後までお付き合いいただきありがとうございます。
感謝をこめて
つる姫