今日のお江戸は、冬のような寒さだそうです。
朝から冷たい雨が降っていますが、雨降りの朝は久々かな?
そう言えば今年の紅葉は綺麗なのでしょうか。
先日のタクシーの運転手さんが、去年の紅葉の話をされていました。
毎年楽しみにしている場所のイチョウが、去年は残暑が厳しかった後
急に寒くなったので、綺麗な黄葉をみせる前に一気に散ってしまったのだそうです。
都内での仕事では、綺麗な景色を見る事もなく、楽しみは四季の移り変わりを感じられる
黄葉のような風景だけだから、本当に残念だった、と。
それを聞いた私は、そのような意識を持っておられるだけでも
他の運転手さんとは一味違うなあ、って思ったのです。
同じような毎日の繰り返しの中でも、そういう意識を持つか持たないかで
世の中は違ったものに見えてくるのでしょうね。
さて、このところさすがに老眼が進んだようで
夜本を読むのが多少難しくなってきましたが(爆)
今読んでいる本、五木寛之さんの「林住期」
臨終期ではありませんよ(自爆)
その中に私の欲しかった答えが書いてありました。
言葉にすると賛否はあると思いますが
この時期になってからは「利益」を追求することなく
自分のやりたいことをやって生きていくのが一番だ、、というような事。
まさに私が思っていた事なのですが、
五木さんのように小説でたっぷりと稼いで、今余裕がある人だから言えるんだとも思います。
でも、この一年病気から始まって本当に沢山の事があって
その間私が考えたことは、自分が生かされている意味。
言葉を変えれば、授かった命をどう使うか、かも知れない。
これまでだって、結構好きに生きてきたんじゃない?と言われそうですが
どう考えてもこれまで生きてきた時間よりは少ない、残りの命をどう生きるか。
そのヒントをいただいた一年でした。
そろそろこれからやる事が見えてきたところです
やりたいことをやるために必要なのは「まずお金」じゃないって事も、
読者の皆さんにはとっくにわかっていた事、色々な事が
恥ずかしながらやっと分かり始めました
さてさて、たとえば週末温泉でゆっくりしてご馳走を食べてきた新橋辺りのお父さん。
冬になるとはいえ脂肪を蓄えすぎないように、お気を付け下さい。
冬眠するんじゃないんだから。
いつかの11月の空です。雲に手が届きそうでした。
素敵な一日を
ありがとう
つる姫