まずは、聞いてください。
今日の朝ん歩。ルンルン歩いていると、いきなり水が降ってきました。
沿道の家の人が、ベランダの花にホースで水をあげていたのです。
わ!と思って、振り向くと、おじいさんと目が合って、「あ!」と声を出して水をとめました。
でもね、にやにやしてるんです。そして、次の言葉がないんです。
すいませんとかごめんとか。
めちゃくちゃ腹が立ち、心の中で、この○○○○〇、と叫んでしまいました。
水はこたろうにもかかって、こたろうはぶるぶるして、身体についた水を飛ばしていました。
謝らないって、どんな神経なのか。どう考えてもかけた人が悪いでしょ。歩いていた私が悪いとでも?
私が怖いお兄さんなら、どうしたのか。
謝ってください!と言えばよかったのか。
実は、私は目が合った時、つい「すいません」と言いそうになったんです。
すい、まで、出ちゃったんです。
どうして私がすいませんという言葉を発しそうになったのか、自分で情けなくなりました。
すいません、下をよく見てから撒いてください、とでも言えばよかった?
それは、相手が謝ってからですよね。
それとも、私があなたの家の下を歩いててすいませんでした?
そこから200歩くらいは、ものすごく不愉快な気持ちで歩いていましたが、そんな〇〇〇のせいで、朝から気持ちを害するのは損だとも思い、気を取り直し、神社にお参りして、心を静め、帰宅。
皆さんはどう思いますか?そんな目にあった時、どうします?
気を付けてください!というべきかな。
さて、お題の北風と太陽。
ちょっと本来のお話とはずれている部分もありますが、ロシアとウクライナの戦争や、昨今のニュースを見るにつけ、このお話を思い出すことが多かったのです。
北風と太陽が、どちらが強いかの競争で、旅人のコートを脱がせようとする。
北風は力づくで脱がせようとするけど、旅人は逆にしっかりとコートを押さえてしまう。
太陽は、暖かく旅人を包み、徐々に日差しを強くして、暑くなった旅人は自らコートを脱ぐ。
力の強さは、短絡的な暴力や乱暴な方法で決まるものではない、というような教訓なのでしょう。
しかし、この話には、もう一つある、とされています。
それは、帽子を脱がせる、という競争。
太陽は、さんさんと照りつけ、旅人は日差しを遮るために、さらに深く帽子をかぶりました。
北風は、強く吹いて、旅人の帽子を吹き飛ばしました。
じっくりと時間をかけて解決していくことと、瞬時に対応しなければいけないことがある。
戦争やテロ、そんな大げさな話にたとえなくても、このお話には、例えば子育てや友達関係、仕事をするときなどにも、共通する教訓があるのではないかなと。
飴と鞭、厳しくするだけではだめ。
ハラスメントやDVなど、もってのほか。
でも、甘くしすぎてもいけませんし。
しかしながら、この世界はもはや、北風と太陽の教訓などで例えられるほど平和でも単純でもないのでしょう。
8日に描いた絵です。
編集でわざとぼかしています。
この絵を描いている時に、あの恐ろしい事件を知りました。
世界は、自分の周りではなく、自分の中に在る。
自分の中の世界を大切にしたいのは、現実逃避ではない。
自分と向き合うことの大切さを、知ってほしい。
それを考えている時「ひきこもり」という事が思い浮かびました。
長くなるので、明日にでも書きます。
朝一の嫌な事、あれは、まぼろし。
心に浮かんだ悪い言葉は、朝霧。
空に舞い上がり、やがてまた雨となって落ちてくる。。
素敵な日曜日をお過ごしください。
最後までお読みいただきありがとうございます。
感謝をこめて
つる姫