私の嫌いなものの一つに「うそ」があります。
今日の話は、誹謗中傷にならないように注意して書こうと思います。
私の父は何年も寝たきりで、特養でお世話になっています。
自力で動けない父が去年骨折で入院しました。
本来、施設側から事の経緯など丁寧な説明があってもいいはずですが、家族が聞きに行くまで施設からの説明はありませんでした。
介護日誌の閲覧も拒否されました。他の人の個人情報が見えるから?とかの説明でしたが、他の人のが見えないやり方はあると思います。
これは嘘というより、隠蔽なのでは、自力で動けない父が転んで足を折ったわけではない、介護される時点で何かあったのか、あるいは極端な話、虐待だと思われても仕方ないのではないかと思いました。
その案件は、保証という形で終わりましたが、それ以前にも他の問題があったため、不信感は残りました。
そして今月、今度は父が褥瘡(じょくそう・床ずれ)で入院することに。
褥瘡というのは一日二日でなるものではないですよね。
入院しないといけなくなるまで放って置かれた、と考えるのは当たり前です。
が、今回も病院から直接連絡を受けた切り、施設からの説明は一切ありませんでした。
問い合わせてみても、介護士さんとケアマネージャーの話には食い違いもあり(体位変換の頻度など)、またかと思いました。
誰かが嘘をついているんです。それを否定するなら介護記録を見せるべきですが、そのような話にはなりません。
ケアマネージャーさんと直接話しましたが、家族から聞いた話とは全くと言っていいほど違う内容でした。
内容というより、そもそも家族には一切の説明がなかったのですから。
ケアマネージャーさんは、正々堂々と大嘘を言っています。
でなければ、家族が私に嘘をついているという話になる。
どう考えても、家族が私に嘘をつくメリットはない。
嘘と隠蔽。よくある話ですが、今回ケアマネージャーさんと直接話してみて、鳥肌が立ちました。
感動ではなく恐怖の鳥肌です。
この人は、ウソをついているという意識がない人だ、と思いました。
世の中にはそういう種類の人がいて、私の身近にも何人か知っています。
逆に言えば、悪意がないんです。そもそもそれがその人の性格というか素質なんです。
どらえもんのしずかちゃんが、本当は焼き芋が大好きなのに、恥ずかしくて言えず、焼き芋なんて大嫌い、とウソをつく。
そのウソには、ウソをついているという後ろめたさがありますが、その方にはそういうものはないんです。
ちょっとたとえが可愛すぎますが。
正直に生きていればうまくいくという世の中ではない。
ウソをつくことで自分たちを守るという正義?にしている人たちもいる。
特養でしかケアできない状態の父。
父の命の尊厳を汚された気がします。
言葉もほとんど発せられない父が背中に穴が開くまで放って置かれたかと思うと、可愛そうでなりません。
せめて、こんなことになって申し訳ない、今まで以上に対応をしていきますとか、そういう言葉が出なかったか。
謝るという事は、非を認める事=補償、という考えもあるようですが、少なくとも私の家族の想いはそんなところにはない。
ここでいう、謝ってほしい、というのは、土下座しろという事ではないんです。
この人と話しても無駄だと思い、施設長さんと変わってもらい、二度と同じことにならない様にとお願いしました。
介護施設においても、マンパワーの不足など沢山の課題を抱えておられるとは思います。
いちいちひとりひとりに愛と真心を込めて介護してほしいと思うのは無理でしょうが、何かあった時には、ウソをつかないで本当の事を説明してほしい。
それが、保証とか何とかにつながると思う以前に、一人の人間の命を預かっているのだという気持ちを持ってほしい。
保育園などでも同じことです。カネ儲けの手段にはしてほしくない。
預かっていただいている事に感謝はしなければと思いますが、逆に言えばお金を払ってみてもらっているのですから、ちゃんとしてほしいというのも、本音です。
私自身ウソをついたことは何度もあります。
サンタさんとか、歯の妖精とか(笑)
悪い嘘はつきたくないですが、もしついたとしたら、ずっと引きずるタイプだと思います。
だけど、嘘を平気でつく人間じゃなくてよかったとも思いますが、ものすごく正直な人間でもないです。
どちらかというと、そもそも言わないタイプですかね。
笑笑
昨日はものすごく気分を悪くした一日でした。
愚痴になってしまいすいませんでしたし、誹謗中傷になってたらすいませんが、人物などの特定ができる人はこれを読んでいないと思うので、世の中にはそういう話もあるんだろうなと思ってください。
またもや長くなりました。
お天気も良くて、気温も上がる予想の東京です。
来週はもう三月。月末には桜も開花しますが、その前に週明けには梅見に行こうと思っています。
梅はよいですね。花の咲く期間が長いので、猶予があります。
梅は咲いたよ、桜ももうすぐよ、ちゃんちゃん。
最後までお読みいただきありがとうございます。
感謝をこめて
つる姫