つる姫には、特に表記するような特技はございません。
自称、悪妻愚母でもありまして、お料理も嫌いです。
そんなつる姫が唯一自慢?できるのが遊び心。
オヤジギャグもその一環なんですけど(爆)
たとえば、今日は節分ですが、これは子どもたちが幼い頃作った、節分のちらしずしです。
鬼たいじに鬼を食す。
折々の行事の時に、アイディア料理は欠かしませんでした。
違う年には「鬼ぎり」といって、ちらしずしをおにぎりにして、鬼の顔にして食べたこともありました。
画像を探したのですが、見つかりませんでした。
しかしながら、子どもは大人になり、こんな遊び心たっぷりのご飯は作らなくなり、残ったのはオヤジギャグだけ。
自爆
孫には余計な手出しはしない予定なので、つる姫の得意技はもう封印かなとも思いましたが、
いいえ、つる姫はこの唯一ともいえる特技を、何らかの形で表現して暮らして行きたいです。
4年前、入院中の節分の日。
お昼ご飯に小袋のお豆がついていました。
私はその豆を一粒だけとっておいて、消灯後にこっそり、廊下にまきました。
もちろん誰かが踏んで転ばない場所を選んで。
その時は、今が人生最悪だと思っていました。
弱音恨み言云々、すべてのオニを追い出したかったのだと思います。
その時期の前の私には、「今が人生最高のとき」だと想っていた時期がありました。
それは、病気がわかる二ヶ月前の事でした。
確かにあれが人生最高の時だったんだなって、ついこないだまで思ってたけど、今は少し違います。
毎年の節分に、あの最悪の節分を思い出さずにはいられませんが、これは逆に意識を確かめたり、新たにするチャンス。
人生には最高、最悪なんてポイントはない。だってまだ継続中なんだから。
たとえばお花。
人間から見れば、花が開くのが最高の時だと思えるかもしれない。
悲しく散って行く。なんて感傷を持つかもしれない。
でも、お花にとって、散るのは単なる通過点なんだなって、そう思うんです。
蕾を開くのは、命を繋ぐためなんだもの。
人も同じじゃないかな。
節分は、季節の分かれる日の意味で、立春、立夏、立秋、立冬の前日を指していましたが、今は一般的に立春の前日です。
春は年のはじまりであり、季節の変わり目には邪気が生じるという考えから、鬼払いなどの儀式が行われるのが一般的なのだそうですが、鬼は外からではなく、心の内側から生じてくるものなのではないでしょうか。
今自分のいる世界は、自分の思いが反映している物だという事を思い出します。
さて、節分の朝。またも小難しい事を書きましたが、美しいものをみたり、イメージして過ごしたいと思います。
鬼は~~~そと~~~ぉ!
明日は立春、東京は史上最速?春一番が吹くかもって、テレビが言っています。
テレビの中の人が、ですけど。
テレビの中に人はいませんけど。
つっこみよろしく。
今日も笑顔で過ごせますように。
感謝をこめて
つる姫
(ブログ開設から2758日)