先日、息子が用事でうちに立ち寄った時の事。
いまから来るというので、その頃には１０匹くらいいたあおむしをみせようと
玄関周りでうろうろして、息子が来たので自慢げにあおむしをみせました。
子どもが、親に捕まえてきた昆虫を見せるような（爆）
しかし、私が虫に興味を持ったのも、もともとは息子が大の虫好きだったから。
自由研究などを手伝ううちはまりました。
その後リビングに上がり、スーツの上着を脱いだ息子をみて驚きました。
息子はもともと肩幅も狭くほっそりした体型でしたが、高校の野球で体重を何キロも増やし
身体を作りました。
その後は、長い歩き旅や宅急便のバイトをしていたので、足腰は鍛えてきたと思いますが
結婚前後にはデスクワークばかりで、顔もほっそりして痩せて来たように見えていたのです。
ところが、ワイシャツ姿になった息子をみると、なんだか胸板が厚くなったような感じでした。
お腹が出てきたわけではないようですし、この言葉が適当かわかりませんが
「大人になったな」と感じました。さらに言えば「眩しい」感じでした
ほんの数分話をしましたが
「幸せに暮らしてる」という言葉が出て来た時
嬉しい気持ちと同時に、これまで味わった事のない感情が湧いてきました。
上手く表現できないし、いまさら？と思われる言葉ですが、息子に対する役目は果たしたなと思いました。
真に子離れした瞬間だったような気がしたのです。
病気を境に、沢山の気付きをいただき、また肉体を持って生きる事の辛さも味わいました。
しかし同時期に、息子の結婚という最高の出来事も味わいました。
肉体を持った「わたしがいただいている命」という流れの中を今生きている。
私は、これまで生きて来れたより近い将来、息子や娘に引き継いだ命を残して、
彼らより先に大きな流れから離脱するんです。
そんな事はわかりきった事ですが、そういう風に思うお年頃になったなということです。
下の娘もそう遅くないうちに嫁に行くような気もしますが、何故か少しも淋しいとは思わないどころか
言葉は悪いですが、むしろ清々します(爆）
早くあおむしじゃなくて、孫の成長を見守りたいものですが(再爆）
虫好きな孫ならあおむしの薀蓄を語りたいと思っています。
あおむしと言えば、昨日の夕方、レモンの木のネットの隙間をかいくぐって出てきたむっちり太ったあおむしが
玄関先を歩いているのを発見（轟爆）
普通のおばさんなら「きゃああああ～～～～」ですが
木には葉っぱはほとんどないので、旅に出たのでしょう。あおむし、存外歩くのが早いんですよ。
もちろん捕獲、収容。
もうすっかり大きくなっているので、多分餌がなくてもこのまま蛹になってくれると思います。
ネットのあおむしも三体蛹になりました。
と、結局あおむしの話で終わるつる姫なのでした。
ところでちょくちょくブログをお休みしますが、元気ですのでご心配なく。
先日も循環器内科で検診を受けてきましたが、心の臓自体は至って順調。
しっかり動いているそうです。当たり前じゃが。
むしろお休みしている時は、つる姫は今度はどこに旅に出たかと想像してみてください（ウインク）
さあて、アップが遅くなりましたが、今日も笑顔で頑張ろ。
今日の言葉
禍福は糾える縄の如し
合掌
つる姫
