昨日の夜は、鉄骨の家でも揺れるほど、台風並みの南風と雨。
その音に多少耳を動かしながらも、こたろうくんはすやすやと眠っておりましたよ。
昨日観たのはかなり前の映画「パコと魔法の絵本」。
後藤ひろひとさん原作で、原題は、MIDSUMMER CAROL ガマ王子vsザリガニ魔人、だそうです。
阿部サダヲさんと役所広司さん、妻夫木聡さんなどの名前があったので観てみようと思ったのですが、まあ、最初から噴き出すような面白いシーンに惹きこまれ、だんだん、いい話になっていき、後半はCGを駆使した、ハリウッドのアニメみたいになって・・・ちょっとやりすぎ感もありましたが、かの名作、クリスマスキャロルのスクルージ的なおじいさんと、かわいい女の子のいい話、という事で、笑いも涙もハラハラもあり、私的には好きな方の映画でした。
主役の女の子が作りものみたいな美少女で、この映画で日本アカデミー賞、歴代最年少での新人俳優賞をとったそうです。
ファンタジーといえばファンタジーなんでしょうが、4歳の孫娘が見て理解できるのかなあと思いながらの鑑賞でもありました。
キャッチコピーは、「子供が大人に読んであげたい物語」だったそうです。
ネタばれはしたくないですが、レビューには、最悪で途中で観るのをやめたなどという意見もありましたが、まあ人それぞれです。
一つネタバレすれば、パコは事故の障害で、記憶が一日しか持たない女の子でした。
それは、悲しいことなのか、それとも?
大切な思い出もあれば、忘れてしまいたいことも増えてしまった大人のわたし。
たまたま今連ドラで、同じ障害を持つ脳外科医の話を観ています。おもしろいです。
それにしても、役所広司さんは別として、阿部サダヲさんってほんとにすごい俳優さんだなあ、とまたも思っちゃいました。
広重ぶるうの広重役もそうですが、最近もう一本阿部サダヲさん主演の映画を観たんですが、どの役も他の人にはできないって感じ。出来ても違う印象になるんだろうなあって。当たり前のことを良い意味で、思わせてくれる役者さんです。
いまや阿部さんの大ファンです。
あれもよかったですよ、前書きましたが、アイアムまきもと。
阿部さんが出てれば間違いない。いまのところ。
すべて、私個人の感想です。
それぞれ好き嫌いはありますが、ユーネクストで観れますので興味があればどうぞ。
久々の映画のお話でしたが、何気に旧作は結構見てますよ。
今日の言葉
面白いものはこの世界にいっぱいある。
キレイなものや、まだ出合ってないかもしれないけれど、いいこともいっぱいある。
それを子どもたちに伝えたい。
ただそれだけですね。映画の中じゃない。
映画の向こうにいっぱいあるんです。
宮崎駿
全くその通りだと思います。
そこから、自分独自の感性が動き始めるような。
私だから、言葉でうまく言えないけど
笑
うっとうしいお天気ですが、それなりに工夫して楽しく過ごしましょう。
お仕事、学業、遊び・・がんばってくださいね。
ご訪問いただきありがとうございます。
感謝をこめて
つる姫