トンビ。
湘南の海岸では、よく見かけた猛禽類です。
観光客の食べているものを、直接奪っていくなど、迷惑で獰猛なイメージになっちゃいましたが、そもそもは、人間のせい。
もともとは、警戒心が強く、人には近づかない鳥で、基本腐肉をあさって生きていたようですが、トンビに油揚げをさらわれるというような古いことわざがあるように、基本は他の鳥と争わずに、また、楽してえさをゲットしようというような魂胆があったのかもしれないですね。
それもまた、自然界でのバランスをとるのに必要なことなんです。
トンビがタカを産む、ということわざもあるし、生きるため貪欲に狩りをする猛禽の中では、ちょっと位が低い存在なのかもしれません。位、というのも変な表現ですが。
実際私も、鎌倉の海辺でトンビに襲われたことがあり、大嫌いだったのですが、よく見ると、めっちゃりりしくかっこいいい鳥であることを発見。
しかも、近くで見ると、結構大きいです。
最近は、猛禽猛獣にはまっているので、描いてみました。
なぜかバラ星雲とトンビ。
天の川や月は常套手段になったので、違うものをと思い遊んでみました。
しかし、何度描いても、基本のデッサンが無能なので、下書きに3日何度も描き直し、彩色数時間って感じで一応完成しました。
目をつむってても鳥の羽の様子が描ける様になりたいなあと思います。
というのはかっこつけで、実は、同じようにリアルに描くことができないからという、ずるい考えからです。
デフォルメできるほどに、観察して精進したい、ということです。
本当は実物を見て写生するのが一番良いのでしょうが、まあ、若冲のような才能もなければ、現物を観察する機会もないということです。
地球の自然と生き物と、星を見るのが好きな私。宇宙にはロマンがあればよい。
そして、深海にも・・冒してはいけない場所もあるのでは、と。
幼い頃、あそこまで行ってみたいと思っていた記憶の中の、満天の星空。
その星のきらめきと想いを今でも覚えているということに、わが人生を想う今日この頃。
カモメはカモメ、トビはトビ。
トベトベトンビ、空高く。
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つる姫