お山(産)歩雑記

お山を愛する絵描きの雑記帳かつ2010年7月生まれの歩美&2012年8月生まれの竜之介の一姫二太郎育児奮闘記

2007年3月4日

2007-03-04 22:30:10 | Weblog
赤谷の日2日目。
前日、テンフン調査をやっていた部隊が、なんと!冬眠中のツキノワグマを発見したという事で、皆で確認しに行った。
クマが寝ていたのは、立派なブナのうろの中。
人間が近寄れる側からちょうど覗き穴があいていて、中を確認できた。

静かにそぉっと覗いた穴の中にいたのは、紛れも無い若いツキノワグマ。
ゆっくりと上下する体。
穴から白い息が立ち上っている。
思ったよりもずっとやわらかそうな毛並み。

稀に見る大凶作だった去年の秋を乗り越えて、何とか無事冬眠したのだろう。
もうすぐ春がやってくる、そうすれば、少なくともブナの花芽は食べられる。
それまでもう少しお休みなさい。


2007年3月3日

2007-03-04 22:19:00 | Weblog
3月赤谷の日の活動1日目。
今回は炭焼きチームに参加した。
2月に火入れをした炭を取り出す作業。

炭窯は入り口が小さいので、中に入って作業するのには、私がベストサイズ。
というわけで、今回も同じサポーター仲間のS木さんより貰った炭窯作業正装着(カッパ上下にマスク、頭にタオル)でいざ炭窯の中へ。
今回の炭焼きは、飾り炭も作ろう!という事で、普通の炭用のニセアカシアの他に、胡桃やカラマツの松ぼっくり、かぼちゃ等を入れていた。
一番期待していたのはバナナ。
イメージは「道に落ちてるバナナ」。半分皮を剥いて、かじった上に、わざとぺしゃっとつぶれたような姿で窯に入れていた。
果たして結果は?!

どきどきしながら、材料を入れていたおが屑を掬う。
しかし出てきた物体は…
完全に正体不明。
…入れたときを知っている人にしか、元が何だか解らないっっ!!
かろうじてヘタの部分のみが…ばなな?

地元で現役炭焼き職人をやっている、H木師匠にはまだまだかなわず。
炭焼きマスターへの道は遠い。

でもニセアカシアの炭の出来具合は上々でした☆