【海外ドラマ】ロキ（Season2 Episode12 大いなる目的）…時間をかけ情報を整理して観たが理解は全く追いつかず…雰囲気は楽しめたかもしれない

2024-08-09 23:01:32 | 海外ドラマ（テレビドラマ・配信ドラマ）

本日は、2024年8月9日（金曜日）

です。

以下は、処理し損ねていた、海外ドラマ鑑賞記録です📺

「ロキ（Season2 Episode12 大いなる目的）」🌳
（シーズン2 最終話）
監督　：ジャスティン・ベンソン、アーロン・ムアヘッド
出演　：トム・ヒドルストン、オーウェン・ウィルソン、ジョナサン・メジャース
制作年：2023年
制作国：アメリカ合衆国🇺🇸
原題　：Loki(Season2 Episode12: Glorious Purpose)

おそらくは、公開日の2023年11月10日（金曜日）

の夜に「Disney＋」日本語吹替版で鑑賞しました。
その後、この記事を書き上げるために何回か鑑賞。
書き上げるまでに「デッドプール＆ウルヴァリン」を観ちゃったものだから、その後、加筆訂正を行いやっと記事に💦
で、本日、2024年8月9日（金曜日）

に再鑑賞しつつ、この記事を完成させました。

概要
マーベルシネマティックユニバース（以下MCU）と同一世界（このドラマの場合、同一世界という表現は若干ややこしいが）であり、MCUキャラクターの一人、ロキを主人公にしたドラマシリーズのseason2の6話目（通算12話）
時間織り機を止めに赴いたヴィクター・タイムリー（ジョナサン・メジャース）だったが、彼の存在は分解され、時間織り機は暴走、TVA本部は崩壊を迎える…その後タイムループの能力により、TVA本部崩壊直前の時間に戻ったロキ（トム・ヒドルストン）だったが、その後も何度もタイムループを繰り返し同じ試みを繰り返し、戻る時間を変えて様々な施策を試み、結局自信が時間織り機と処理速度倍増機の構造をウロボロス（キー・ホイ・クァン）から、タイムリープを繰り返し300年かけてレクチャーされ熟知の上、時間織り機に挑み、やっと処理速度倍増機のセットに成功するが、時間織り機のオーバーロードは、時間の枝分かれが多すぎるため事態の収拾に至らなかった。考え方を変えたロキは、更に前、時間の終わりでシルヴィ（ソフィア・ディ・マルティーノ）が、在り続ける者（ジョナサン・メジャース）を殺そうとする瞬間に戻りシルヴィを止めようと、ここでもタイムループを繰り返す。

感想
放置していたドラマの記事「ロキ」最終話の鑑賞記録です。

まず考察・情報整理から…
本当は図とか入れて書くと分かりやすいのだろうけど、それは面倒なので、なんとか箇条書きで説明。

【MCU（映画枠）でのタイムスリップの考え方は…】
（１）過去に戻る事によって過去に影響を与え時間が分岐してしまい、その先は2つの時間軸に分かれる。このことは「アベンジャーズ／エンドゲーム」の中で、エンシェント・ワンがハルクに語るし、実際にこのドラマ「ロキ」の原因となってしまう事が2012年に起きる。
（で、その分岐時間軸は消滅…知らん事とはいえ、「アベンジャーズ／エンドゲーム」時点、未来軸のアベンジャーズは罪深い）
（２）タイムストーンによるドクター・ストレンジの魔法は、上記（１）と異なりタイムループの枠。ここで時間分岐が発生しているかどうかは不明。あと、この能力あったのに自分の交通事故を無かった事にしない、もしくはできない理由は不明

【ドラマ「ロキ」の三次元世界の時間分岐の考え方は】
（３）時間移動だけに関わらず、何かの拍子に時間は分岐する。在り続ける者は、ここから発生するマルチバース同士の大戦争を経験しており、自分の時間軸（神聖時間軸）と他のバースを完全に隔離することで、あらたに戦争が起こることを防いでいる。
（アニメ「ホワット・イフ... ?」でも同じように時間は分岐するけど、なんらかの理屈で“ウォッチャー”と“TVA＆在り続ける者”は干渉し合わない。）
（４）神聖時間軸も放っておくと、やっぱり分岐によって、そのうち戦争の火種となるマルチバースが発生してしまうので、何か分岐イベントが起こると、在り続ける者にとって（おそらく）都合の悪い方の世界を“剪定”して終わらせてしまう。※で、ここで意味がわからないのが、なぜか分岐のきっかけになった人物を“変異体”としてTVA本部に連行し裁判にかけたり、エージェントにリクルートするのかって点

（５）神聖時間軸だけを保つために“時間織り機”なる装置を使っていて、これは分岐しすぎると処理できなくなる…と登場人物たちは思っている…暴走しきってしまうとどうなるのか良くわからなかったけど、少なくともTVA本部は消えてなくなるらしい。

【ドラマ「ロキ」のTVA本部での時間の流れ方は】
（６）TVA本部に時間の流れはなく、神聖時間軸とそこから分岐した分岐時間軸のあらゆる時間と場所（といっても何故か地球ばっかり）に干渉できる。
（さらに2024年の映画「デッドプール＆ウルヴァリン」では、これが更に拡大解釈…分岐軸ではなく、遠くて。おそらく在り続ける者が恐れたタイプのマルチバースなのでは無いか

と思われる世界…にも関与できるらしい。）
（７）TVA本部に我々のいう時間の流れはないけど、TVA本部でも、普通の時間軸では無いけど体感時間の前後はあって、でも分岐しない一本軸（多分）。で、多分この時間軸の最後が（多分）“時の終わり”…らしいんだけど、これがまたよくわからない

。このTVA時間軸（？）の中で時間前後へのタイムスリップはできないとされているけど、“時の終わり”から帰って来て以降、ロキがそれを成す。
（８）この時間軸は恐らく一本軸なので、TVAハンドブックを本当は誰が書いたか分からないようなタイムパラドックスが発生する。ウロボロスの名前はこれを象徴したもの。この理屈については何も説明がなく、在り続ける者がこの事象を理解や認識しているのかどうか不明

（９）多分、この一本軸を起点に、ロキがタイムループできるようになって、同じ軸を何度もやり直す事が出来たのが最終回。それができると自己犠牲さえ厭わなければ、全部の時間を見守れるようになるらしい…人知の及ばないラストです。

【色々分からない点】
（１０）31世紀の科学者カーンの変異体が20世紀初頭にヴィクター・タイムリーとして居る理由

（１１）顔＝俳優が違うマルチバース（「スパイダーマン：ノー・ウェイ・ホーム」等）と、顔＝俳優が同じマルチバース（「ドクター・ストレンジ／マルチバース・オブ・マッドネス」等）の違いや定義

（１２）量子世界との関連性（量子世界では時間移動できたり、単に若返ったり年取ったりする場合もあり）
（１３）そもそもタイムループの場合（ドクター・ストレンジにしてもロキにしても）なんで時間が分岐しないの

…勝手に剪定されていたりするんでしょうか

、それか、分岐は発生しているけど、更に高次元な事で、登場人物らが認識できていないとかなんでしょうか

と、自分なりに整理してみましたが、結果、もやもやするだけでした。
肥大化しすぎたMCUゆえのカオス。今のMCUに、この整理を行えるのかどうかは未知数…というよりも、もう諦めています

さらに「シー・ハルク：ザ・アトーニー」で第四の壁などを派手に超えられたものだから（更に「デッドプール＆ウルヴァリン」とも合流したりするものだから）なにも信用できません。最近のMCUは、設定の上で、東映ヒーロー映画の域まで落ちて来て居るのかも知れません。
仮にルッソ兄弟でも修復は無理じゃないか

と…。

と、結局このドラマ「ロキ」で描かれていたものが何だったのかは、認識しかねております

【付録：タイムスリップとタイムループの違い】

タイムスリップ：大人のまま中三の夏に戻って過去の自分に会って後悔しないようアドバイスする。

タイムループ：大人の記憶を残したまま中三の夏に戻って後悔した事をやり直す。

⏳⏳⏳⏳⏳⏳⏳⏳⏳⏳

さて…素人考察（という名の自分の頭の整理）はここまでにして…
「ロキ」の最終話の感想。

…あー、前述の考察でもわかるように、もう整理できる段階ではなく、
時間軸だけで、何次元も存在する世界観の中で物語は進行。
「なんでもあり」と理解した方が早いのかもしれません💦

双六のループ枠に囚われてしまったように、体感300年もかけて時間織り機に処理速度倍増機をセットするロキだけどそれでもこの試みは失敗。

次に、在り続ける者を殺そうとするシルヴィを止めるミッション。
在り続ける者はしたり顔で、マルチバースとの戦争で世界が滅ぶか、シルヴィを殺すかの究極の選択が必要と説き（もちろん私の理解の範疇外の理屈）。

今度は、TVAに来たばかりでメビウスに尋問を受けているタイミングにタイムループするロキ…

で、オチは、なんか能力もついて、かつ達観したロキが、我々には理解不能な行動…多分、自己犠牲的なやつで、時間軸の中心に立って、なんか平定。
ここで剪定された時間軸と、そうで無い時間軸がどんな風に判断されているのかは知らんけど

…まぁ、このドラマ自体は、なんとなく“雰囲気オチた”感じに。

「未来を木にかけ共に伸びよう」
なので、全部上手くいっています…って事なんかな

616周辺で騒ぎを起こした在り続ける者び変異体って…
（ファイルを読もうと努力したけど無理💦）
…「アントマン＆ワスプ：クアントマニア」のヴィランの彼の事なんかな

…説明してくれたり、今後と繋がることは無さそう…っていうか、カーンの物語は、現実世界で剪定されてしまった訳で、既に考察は無意味。
ラヴォーナ・レンスレイヤーが見た光も、何かの伏線

だったのでしょうが…それも剪定されたのかもですね。
（ジョナサン・メジャースは罪深いが、おかげでロバート・ダウニー・Jrとルッソ兄弟が復活

…期待しています

）

あー、「デッドプール＆ウルヴァリン」の記事で、オーウェン・ウィルソンぐらい出せたのではって書いたけど、メビウスはTVAを辞めたよね…この世界では、そんな時間軸さえどうにでもなりそうですが。

まぁ何のポイントも理解の範疇外。
よくよく考えたらロキの変異体がシルヴィって所から理解が追いついていなかったんよね。

と、よくわからんし、納得できなかった

けど、雰囲気のみ面白いドラマでした。
今後のMCUは、もっと具象で整理されたものを期待します

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