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【海外ドラマ】モナーク:レガシー・オブ・モンスターズ(Episode10 論理を超えて)…色々足らないが、そこそこ楽しめた気もする

2024-04-28 15:26:55 | 海外テレビドラマ
本日は、2024年4月28日(日曜日)です。

朝から、預かっている孫娘👶と一緒に「イオンモール八幡東」にある「トイザらス」🦒まで行ってきて、孫娘用の玩具「メルちゃんのいもうと おめめぱちくりネネちゃん」他を買ってきた日です。


2024年4月29日 21:41追記:この日、2024年4月28日は、上記の後、夕方から娘の家でバーベキュー。帰宅後深夜までに「Apple TV+」「ザ・バンカー」を鑑賞しました。)



以下は、海外ドラマ鑑賞記録📺



「モナーク:レガシー・オブ・モンスターズ(Episode10 論理を超えて)」🦍
監督 :アンディ・ゴダード
出演 :澤井杏奈、山本真理、カート・ラッセル
制作年:2024年
制作国:アメリカ合衆国🇺🇸
原題 :Monarch: Legacy of Monsters(Episode10 Beyond Logic)

2024年2月22日(木曜日)の深夜から、日付が変わって23日(金曜日・天皇誕生日)の0:30頃迄にかけて「Apple TV+」字幕版で鑑賞しました。
その後、この記事を書き上げるため、2024年4月27日(土曜日)の夜に、同じく「Apple TV+」…今度は日本語吹替版で鑑賞しました。



概要
日本の特撮怪獣映画「ゴジラ」シリーズ、アメリカの特撮怪獣映画「キング・コング」らが同一世界で戦うアメリカの映画シリーズ「モンスター・ヴァース」に連なる連続ドラマシリーズの第10話(シーズン1の最終話…シーズン2があるかどうかは不明)。
内側の世界でケイコ・ランダ(山本真理)に救われたケイト・ランダ(澤井杏奈)は、リー・ショウ(カート・ラッセル)、メイ(キアシー・クレモンズ)と再会することができた。リーは、ケイコに、内側の世界では時間の流れ方が違うこと、地上は2015年であり、すでにビル・ランダ(アンダーズ・ホーム、ジョン・グッドマン)は死亡、ケイコの息子であるヒロシ・ランダ(平岳大)は生きているが歳をとっていることを伝える。またケイトも自分がケイコの孫であることを伝える。リーとケイコはガンマ線シミュレーターを使って地上に救難信号を送りつつ、ムートーが道を通るタイミングで地上に戻ろうと画策する。
地上では、二重の家族を持っていたヒロシのことが許せず、確執を感じたケンタロウ・ランダ(渡部蓮)だったが、ケイトらを救い出すためティム(ジョー・ティペット)、ヒロシと協力し、救難信号の解析を行う。



感想
前話の最後で、過去世界と現代(といっても9年前)が繋がったこのドラマ。
まぁウカウカしていると「GODZILLA ゴジラ」ちょい後の世界から、ずっと未来に行っちゃう展開も容易に想像できたけど、意外に2年しか経過しておらず「ゴジラ キング・オブ・モンスターズ」にまでは至っていないらしいです(多分)
でも、エイペックス・サイバネティックス社や、最後には幽閉中コングも出て来て、話は「ゴジラ キング・オブ・モンスターズ」というよりも「ゴジラvsコング」につながるような雰囲気です。
…若干続きが気になりますが、そんなシーズン2が作られても、その時は、私にとって「Apple TV+」の無料期間が終わっている訳ですが。

えーっと、この時空間の歪みで時間の流れが違う、内側と地上の理屈使ったら…
あら、この先のモンスター・ヴァース映画作品には、再びトム・ヒドルストンとかブリー・ラーソンが出てくる可能性もあるってことなんかな…それは歓迎です


で、観終えた「モナーク:レガシー・オブ・モンスターズ」ですが、まぁまぁだったかな

完全に日本びいきの作りも個人的には良かったし。
女優さんたちも、日本人好みの日本人女性と、アメリカ人が考える日本人女性の折衷案な絶妙な配役も含め、洋画であり邦画であるような、なんか不思議なシリーズでした。
…ちなみに、おばあちゃんの方の主人公を演じた山本真理って方はスタイルも良く魅力的でした。「ケイト」にも出てたようですね…全然覚えてないけど。
(映画「ケイト」に出てて、この「モナーク:レガシー・オブ・モンスターズ」にも、孫でケイトって主人公がいるから話がややこしくなってすいません)

あとただ怪獣が暴れるのがメインのモンスター・ヴァースの中においては、比較的しっかりしたSF設定が作られていたし。
(怪獣のシーンがあんまり使えないから、そうなったとも言えますが)
怪獣の活躍がごくわずかなのは難点でしたが、それでもこの最終話にはゴジラと他の怪獣のバトルシーンもなんとか描かれましたし。

モンスター・ヴァース映画の(怪獣以外の)キャラとのリンクがもっとあれば良かったんですけど、そこはジョン・グッドマンのみで一点突破
…芹沢博士の名前が申し訳程度に出たり、
「GODZILLA ゴジラ」の主役、アーロン・テイラー=ジョンソン演じるフォード・ブロディ大尉の叔母さんという設定のキャラが出て来たりはしましたが、もうちょい頑張って欲しかった部分…サリー・ホーキンスぐらい出すわけには行かなかったのですかねぇ。
(まぁモンスター・ヴァース映画の自体も、人間の主人公達はずっと出てきてはくれないし、強制退場させられるわけだけで、作品同士のつながりは薄いんだけどね)


あとは、思ったこと気づいた事…

重婚していたヒロシの理屈はモヤモヤします。
でも、そこに嫌悪することも無い、薄い設定です。
日本側の奥様の、急にヒロシをなんか切り捨てる感じになる演出も、そこまでの呑気なお母さんと違って、取ってつけたようです。

リーとケイコの再会には特に感動や感銘は受けません
そこまでのドラマの積み上げが足りません。

ビルの死を知ったケイコの喪失感にも同じく
「キングコング:髑髏島の巨神」のキャラクターに無理やり付けた過去の歴史には、そもそも違和感、取ってつけた感はあり、感情は乗りません。

浦島太郎になってしまったケイコの辛さは、(このドラマの功績ではなく、過去の知識の積み重ねによって)伝わりますが、ここもサッパリしたもので、話は先に進みます。

ケンタロウ…彼なんか役に立つことした…ただの繋ぎ役

結局、モナークって組織の秘密感や陰謀感を楽しむことも出来ない脚本で「モナーク」ってタイトルは適切じゃなかったように思います。

犠牲になって、他の女性達を救うカート・ラッセルの演出は月並み。
必然にも、感動展開にも思えず、大物俳優が退場するための展開という風に思ってしまいます。


まとめると…

【良い点】
・モンスター・ヴァース世界のSF設定を整理し、怪獣が暴れるだけの物語では無い。設定的にはモンスター・ヴァースの主軸なんじゃないの、もしかして…
・上記SF設定は、劇場公開映画作品へのフォローにもなっている
・時代劇でも無いのに日本語がメインとも言っても良い海外ドラマで新鮮
第1話は、お金もかかっていて、割とワクワクさせられた
・個人的にこの手のものは嫌いではないし、同じようなコンセプトのマーベル・シネマティック・ユニバースのスピンオフドラマなどより余程しっかり作られている。
ケンタロウがヒャダイン似

【良く無い点】
・取ってつけただけのキャラクター相関図
人間ドラマメインではあったが、結局大したことはない
モナークという組織の秘密を探る謎解きを楽しめると思っていたけど、大した組織じゃなかった


ということで、点数はシリーズトータルで4点(5点満点中)
好みも手伝って、甘めかも知れないですね。
このドラマのために「Apple TV+」に入るって程ではありませんが、個人的にはまぁまぁ楽しめました
仮に続編があれば、iPhone更新の際にでも観ようかと思います。



蛇足
このドラマの主人公親子…
ケイト役の澤井杏奈
ヒロシ役の平岳大
「Disney+」真田広之主演ドラマ「SHOGUN 将軍」にも出ています。
(「SHOGUN 将軍」では、澤井杏奈は、アンナ・サワイ表記)
澤井杏奈は、昔、島田陽子が演じていた、細川ガラシャがモデルの戸田鞠子…で、ほぼ主役級。
平岳大は、敵の総大将で、石田三成がモデルの石堂和成…で、こちらも重要なキャラクター
この二人の俳優さん、あちらではかなり成功した方々なのかもね
日本国内の人気俳優などより、稼ぎとか良いのかも()です。



(当ブログ内の関連記事)
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では、このあたりで


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3 コメント

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へぇ・・・。 (cametan_42)
2024-04-28 17:32:51
カート・ラッセルって遊星からの物体Xと戦った後ドラマやってたんだ(違

髭無くなって随分とスッキリしたな(謎
返信する
Unknown (piro-ek0324)
2024-04-28 22:09:05
@cametan_42 コメントありがとうございます😊
そういえば、これの前に見たカート・ラッセルは髭面でした。

このドラマは、カート・ラッセルと、息子のワイアット・ラッセルが、同じ人物の若い頃た老齢期を演じてます。
確かに親子なので似ているけど、同じ人物とするには違和感あるんですけどね。

では、また来てくださいね。
今後とも宜しくお願い致します。
返信する
そうなんですか(笑)。 (cametan_42)
2024-04-29 00:53:00
> そういえば、これの前に見たカート・ラッセルは髭面でした。

そうなんですか(笑)。
カート・ラッセルってイメージ的には70年代の映画に良くいたタイプだよな、と(笑)。往年のハリウッドだと「顔面全部毛」みたいな俳優ってそれなりにいたと思うんだけど、昨今だと珍しいですよねぇ(笑)。

個人的にはポセイドンアドベンチャーのリメイクで観た以来かなぁ。アレ以来観てない気がする。

> 今後とも宜しくお願い致します。

こちらこそ宜しくお願いします。
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