(注意:タイトル及び本文中の博多弁っぽい文章は似非です。北九州市民の私は、博多弁を操れません)
本日は2023年6月19日(月曜日)です。
昨日、2023年6月18日(日曜日)は、前々日からうちに泊まっていた、娘と孫娘👶を家に送り届けた後…「死刑にいたる病」の記事アップやら、昼寝やら何やらを経て…午後からは、門司港の「かうひい堂」さんに行ってきました(2度目)
今回いただいたのは「スマトラ マンデリンG1 ビンタンリマ」なるコーヒー☕️
好みの味でした
今度はなんにしようかな。
以下は、映画鑑賞記録です
「映画 めんたいぴりり」🎒👟
監督 :江口カン
出演 :博多華丸、富田靖子、斉藤優
制作年:2019年
制作国:日本🇯🇵
2023年6月10日(土曜日)の午後14:10までに「Netflix」で鑑賞しました。
こんなものも「Netflix」にあるんやね。
概要
株式会社ふくやの創業者を描いた、その息子(?)川原健のノンフィクション書籍「明太子をつくった男―ふくや創業者・川原俊夫の人生と経営」を原案とした、2013年の(福岡のローカル局)テレビ西日本創立55周年記念テレビドラマ「めんたいぴりり」の劇場版。
釜山で生まれ育った海野俊之(博多華丸)は、太平洋戦争終了後、妻の千代子(富田靖子)と共に日本に引き上げ、福岡の中洲で、食料品店“ふくのや”を開き10年が経っていた。二人の息子に恵まれ、経営も上向いていたが、人情家の俊之は、台風で被害にあった人達に家計を切り崩して食事を与えるなどしており、家計は苦しいままだった。
また俊之には、釜山の総菜である明太子を日本でも作り、食べた人を幸せにしたいという夢があり、日々明太子の味の研究を進めていた。
感想
これがフィクションならば単なる…若干退屈な、なんでも無い…人情噺。
ノンフィクションベースなので、まだ創業者の顔が見え隠れしてしまう世代の企業には在りがちな…
「うちの会社は、こういう人情味のある成り立ちをしとるんよ」
「過去には採算も度外視で人を助けてきたけど、そこも含め認められて、今があるんよ」
という、企業…今回は“ふくや”…のプロパガンダ映画。
従業員にボーナスも払わんと何を偉そうにとかも勿論思わせられるのに、そこも含め“良い時代”アピールするタイプのやつです。
まず、そういう色眼鏡を廃して臨むべき人情劇な訳ですが💦
気になるものは仕方ない💦
山笠の流を継続させるために、従業員の豊かさは無視して寄付
時代とはいえ、経営者が勝手すぎるふうに描いた気持ち悪さ
(描き方が悪いだけで、本当のところは、損得勘定だけでは考えていないにしろ、企業理念をアピールした、先を見据えた正当な宣伝行為だったんじゃないかなぁなんて風にも思うのだけど)
折角、当の創設者が
「明太子は、単なるお惣菜であり、この惣菜の普及のためにも特許など取らない」
と、高潔かつ、シェア拡大のための高レベル判断をしたのに…
我慢できなかった親族が、その功績を吹聴してまわることから派生して出来上がったドラマ
等の否定的に思ってしまう部分も払拭できません
私の感覚では、
会社を起こして成功する人間は、トータルで素晴らしい方が多いと思っている
その方達を一介の労働者レベルが安易に批判して良いとは思わない。
しかし、そこを引き継いだ人達による、創業者の為人の二次利用については、
「お前の力でもなかろうに」
「やろうとした事を真っ直ぐ伝えずに、なぜ人情劇仕立てにしてバカを騙そうとするんだ」
と、斜めから観てしまいます。
この映画は、残念ながら、この感じに当てはまるんよね
原作のノンフィクションは読んでいないけど、もしも原作と映画ではテイストが違っているって場合は、映画の方も責任持ってコントロールしろよ…とも思います。
果たして、狡いのかバカなのか…。
この感覚の私にとって、
「海賊とよばれた男」あたりは、割と客観視点で描かれていて、そこまで嫌に思わなかったもの
一方で、横浜の「カップヌードルミュージアム横浜」で観させられた、安藤百福の話は、「めんたいぴりり」よりも更に気持ち悪いよりかな
あのミュージアムは、同じ時代の世界的な偉人と、安藤百福を並べていたり…後世の人たちに慎みがありません
思ったことは取り敢えず言ったので😅これまでの文章はさておき、
単なる映画としての「めんたいぴりり」の評価ですが、
戦後少ししてからの福岡を描いた人情劇…この部分は前述のように月並みで割と退屈です。
そもそも辛子明太子は、ぴりりと涙が出るほど辛くも無いものが普通ですので、ここにかかっている“からさ”と“人情”の涙についても、福岡県民にとってそこまでピンとは来ないかも
同じ江口カン監督の「ザ・ファブル」は、もっと面白かったと記憶していますが、このテーマでの映画づくりでは、そこまで力を発揮できなかったようです。
「ALWAYS 三丁目の夕日」的に、時代背景を懐かしむものとしては、もしかして何かあるのかも知れませんが私は世代では無いです。
辛子明太子の開発史としては、特に深く描かれていません。
企業の創業史・開発史的なものには期待しない方が良いでしょう。
演技やお芝居は…
期待しても仕方ありませんが、博多華丸も、地元では「福岡くん」他で有名な斉藤優もダイコン中のダイコン。
(嫌いじゃ無い二人だけに辛い)
他の子役の方が圧倒的に上手く、このダイコンさが気になって映画が入ってきません
と、勿論低評価な映画なんだけど…
まぁ地元福岡県が舞台だからね
華丸大吉、斉藤優、ゴリけん…といった福岡ゆかり、もしくは地元の芸人達。
私も昔、一時的に住んでいた志免町出身の富田靖子…等々の地元びいきキャスティング
この辺りは、若干テンションが上がります
この部分だけを頼りに、次回作「映画 めんたいぴりり〜パンジーの花」もそのうち観る予定です。
キャスティングの話に移りましたが、
主人公は、博多華丸
無理やりキャスティングのスケトウダラ役は、博多大吉
主人公の妻役に、富田靖子
従業員役に、パラシュート部隊の斉藤優 他
向かいの店の店主に、ゴリけん
カンニング竹山の元相方である、ケン坊田中
先日お亡くなりになった、その昔、私の務める会社の慰安旅行にも来てくれた、寿一実さんも(確か)出ていました、
福岡県出身のでんでん、県産米🌾のCMでお馴染み、田中健…先生役の吉本実憂って人も、うちの近く北九州市の出身見たいね…等福岡県ゆかりの俳優さん達が多く出ていて…
中でも注目すべきは、元モーニング娘。で、現在は福岡を拠点に活動されている中澤裕子さんが、ホステス役でキャスティングされており、
中澤裕子さんよりも何歳も年齢が上の富田靖子さんの方が、高レベルで保っているため、中澤裕子さんの方が富田靖子さんよりも随分年上に見えるところですかね💦
(がんばれ)
福岡関連以外では、柄本時生とか
…同じような雰囲気で演技できる福岡県民が居なかったんかな
何故か西鉄ライオンズ稲尾和久役で、髙田延彦とかが出てきます。
(神様〜仏様〜稲尾様〜あの恥ずかしか「神様〜仏様〜稲尾様〜」乱用演出と、ダイコン俳優の追加ばやめて〜)
そういえば、多分…平和台球場というテイの北九州市民球場でロケしていたシーンの試合は、西鉄ライオンズVS南海ホークスでしたね。
福岡県のお年寄りには、未だライオンズファンって少なからずいるみたいです。
ということで点数は、地元びいきを加味しても3点(5点満点中)といったところです。
では、このあたりで
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本日は2023年6月19日(月曜日)です。
昨日、2023年6月18日(日曜日)は、前々日からうちに泊まっていた、娘と孫娘👶を家に送り届けた後…「死刑にいたる病」の記事アップやら、昼寝やら何やらを経て…午後からは、門司港の「かうひい堂」さんに行ってきました(2度目)
今回いただいたのは「スマトラ マンデリンG1 ビンタンリマ」なるコーヒー☕️
好みの味でした
今度はなんにしようかな。
以下は、映画鑑賞記録です
「映画 めんたいぴりり」🎒👟
監督 :江口カン
出演 :博多華丸、富田靖子、斉藤優
制作年:2019年
制作国:日本🇯🇵
2023年6月10日(土曜日)の午後14:10までに「Netflix」で鑑賞しました。
こんなものも「Netflix」にあるんやね。
概要
株式会社ふくやの創業者を描いた、その息子(?)川原健のノンフィクション書籍「明太子をつくった男―ふくや創業者・川原俊夫の人生と経営」を原案とした、2013年の(福岡のローカル局)テレビ西日本創立55周年記念テレビドラマ「めんたいぴりり」の劇場版。
釜山で生まれ育った海野俊之(博多華丸)は、太平洋戦争終了後、妻の千代子(富田靖子)と共に日本に引き上げ、福岡の中洲で、食料品店“ふくのや”を開き10年が経っていた。二人の息子に恵まれ、経営も上向いていたが、人情家の俊之は、台風で被害にあった人達に家計を切り崩して食事を与えるなどしており、家計は苦しいままだった。
また俊之には、釜山の総菜である明太子を日本でも作り、食べた人を幸せにしたいという夢があり、日々明太子の味の研究を進めていた。
感想
これがフィクションならば単なる…若干退屈な、なんでも無い…人情噺。
ノンフィクションベースなので、まだ創業者の顔が見え隠れしてしまう世代の企業には在りがちな…
「うちの会社は、こういう人情味のある成り立ちをしとるんよ」
「過去には採算も度外視で人を助けてきたけど、そこも含め認められて、今があるんよ」
という、企業…今回は“ふくや”…のプロパガンダ映画。
従業員にボーナスも払わんと何を偉そうにとかも勿論思わせられるのに、そこも含め“良い時代”アピールするタイプのやつです。
まず、そういう色眼鏡を廃して臨むべき人情劇な訳ですが💦
気になるものは仕方ない💦
山笠の流を継続させるために、従業員の豊かさは無視して寄付
時代とはいえ、経営者が勝手すぎるふうに描いた気持ち悪さ
(描き方が悪いだけで、本当のところは、損得勘定だけでは考えていないにしろ、企業理念をアピールした、先を見据えた正当な宣伝行為だったんじゃないかなぁなんて風にも思うのだけど)
折角、当の創設者が
「明太子は、単なるお惣菜であり、この惣菜の普及のためにも特許など取らない」
と、高潔かつ、シェア拡大のための高レベル判断をしたのに…
我慢できなかった親族が、その功績を吹聴してまわることから派生して出来上がったドラマ
等の否定的に思ってしまう部分も払拭できません
私の感覚では、
会社を起こして成功する人間は、トータルで素晴らしい方が多いと思っている
その方達を一介の労働者レベルが安易に批判して良いとは思わない。
しかし、そこを引き継いだ人達による、創業者の為人の二次利用については、
「お前の力でもなかろうに」
「やろうとした事を真っ直ぐ伝えずに、なぜ人情劇仕立てにしてバカを騙そうとするんだ」
と、斜めから観てしまいます。
この映画は、残念ながら、この感じに当てはまるんよね
原作のノンフィクションは読んでいないけど、もしも原作と映画ではテイストが違っているって場合は、映画の方も責任持ってコントロールしろよ…とも思います。
果たして、狡いのかバカなのか…。
この感覚の私にとって、
「海賊とよばれた男」あたりは、割と客観視点で描かれていて、そこまで嫌に思わなかったもの
一方で、横浜の「カップヌードルミュージアム横浜」で観させられた、安藤百福の話は、「めんたいぴりり」よりも更に気持ち悪いよりかな
あのミュージアムは、同じ時代の世界的な偉人と、安藤百福を並べていたり…後世の人たちに慎みがありません
******************
思ったことは取り敢えず言ったので😅これまでの文章はさておき、
単なる映画としての「めんたいぴりり」の評価ですが、
戦後少ししてからの福岡を描いた人情劇…この部分は前述のように月並みで割と退屈です。
そもそも辛子明太子は、ぴりりと涙が出るほど辛くも無いものが普通ですので、ここにかかっている“からさ”と“人情”の涙についても、福岡県民にとってそこまでピンとは来ないかも
同じ江口カン監督の「ザ・ファブル」は、もっと面白かったと記憶していますが、このテーマでの映画づくりでは、そこまで力を発揮できなかったようです。
「ALWAYS 三丁目の夕日」的に、時代背景を懐かしむものとしては、もしかして何かあるのかも知れませんが私は世代では無いです。
辛子明太子の開発史としては、特に深く描かれていません。
企業の創業史・開発史的なものには期待しない方が良いでしょう。
演技やお芝居は…
期待しても仕方ありませんが、博多華丸も、地元では「福岡くん」他で有名な斉藤優もダイコン中のダイコン。
(嫌いじゃ無い二人だけに辛い)
他の子役の方が圧倒的に上手く、このダイコンさが気になって映画が入ってきません
と、勿論低評価な映画なんだけど…
まぁ地元福岡県が舞台だからね
華丸大吉、斉藤優、ゴリけん…といった福岡ゆかり、もしくは地元の芸人達。
私も昔、一時的に住んでいた志免町出身の富田靖子…等々の地元びいきキャスティング
この辺りは、若干テンションが上がります
この部分だけを頼りに、次回作「映画 めんたいぴりり〜パンジーの花」もそのうち観る予定です。
キャスティングの話に移りましたが、
主人公は、博多華丸
無理やりキャスティングのスケトウダラ役は、博多大吉
主人公の妻役に、富田靖子
従業員役に、パラシュート部隊の斉藤優 他
向かいの店の店主に、ゴリけん
カンニング竹山の元相方である、ケン坊田中
先日お亡くなりになった、その昔、私の務める会社の慰安旅行にも来てくれた、寿一実さんも(確か)出ていました、
福岡県出身のでんでん、県産米🌾のCMでお馴染み、田中健…先生役の吉本実憂って人も、うちの近く北九州市の出身見たいね…等福岡県ゆかりの俳優さん達が多く出ていて…
中でも注目すべきは、元モーニング娘。で、現在は福岡を拠点に活動されている中澤裕子さんが、ホステス役でキャスティングされており、
中澤裕子さんよりも何歳も年齢が上の富田靖子さんの方が、高レベルで保っているため、中澤裕子さんの方が富田靖子さんよりも随分年上に見えるところですかね💦
(がんばれ)
福岡関連以外では、柄本時生とか
…同じような雰囲気で演技できる福岡県民が居なかったんかな
何故か西鉄ライオンズ稲尾和久役で、髙田延彦とかが出てきます。
(神様〜仏様〜稲尾様〜あの恥ずかしか「神様〜仏様〜稲尾様〜」乱用演出と、ダイコン俳優の追加ばやめて〜)
そういえば、多分…平和台球場というテイの北九州市民球場でロケしていたシーンの試合は、西鉄ライオンズVS南海ホークスでしたね。
福岡県のお年寄りには、未だライオンズファンって少なからずいるみたいです。
ということで点数は、地元びいきを加味しても3点(5点満点中)といったところです。
では、このあたりで
>いえいえ、福岡は大好きですよ。住みたいぐらいです。親類も大勢いますし。
>先のコメントで気を悪くされたなら、ごめんなさいね🙇♀️。
全く気にしておりません。
で、逆に「あさイチ」が気になったりもしております。
実際観たら、どんなかんじなんだろう??
またきてくださいね。
今後ともよろしくお願いいたします。
福岡で見かける華丸さんも水を得た魚のように自然で、福岡の華丸さんは好きです。
でも「あさイチ」の華丸さんはいただけない。全然楽しそうでなくて、目が死んでますもん。
週5で早朝からの仕事は、華丸さんのようなタイプのお笑いの人には酷なのかもしれません。
早くあの週5の縛りから解放してあげたいくらいです。
先のコメントで気を悪くされたなら、ごめんなさいね🙇♀️。
コメントありがとうございます。
福岡県愛のない方から見れば、華丸氏はそのように映るのですね。
確かに、心がない感じもあるかも💦
またきてくださいね。
今後ともよろしくお願いいたします。
冒頭からごめんなさい。私は華丸さんがどうも苦手で😅。
NHKの朝の帯番組「あさイチ」でMCされてますが、いつも冷めていると言うか、つまらなそうな顔をされているので、嫌なら辞めたら良いのにと思っています。
たぶん正直な方で、思っていることが顔に出てしまうタイプなのかと。
私は映画は先入観なしに見ることを心がけているのですが、ご紹介の映画の続編は予告編を見ても食指が動きません。