【映画】アントマン…良質なコメディで中質なヒーロー映画

昨日、9月1日（土曜日）は、早朝からこの記事である「アントマン」をブルーレイで鑑賞。
その後、嫁さんと娘と一緒にシネコンに行って続編の「アントマン＆ワスプ」を鑑賞。
帰って遅い昼食を食べた後に昼寝
起きたら夕食食べて、レンタルしてた「リメンバー・ミー」を鑑賞して今に至るという過ごし方でした。



で、以下は映画鑑賞記録
最近、ずっと進めている映画鑑賞記録棚卸（27）でもあります。



「アントマン」
監督：ペイトン・リード
出演：ポール・ラッド、エヴァンジェリン・リリー、コリー・ストール
制作年：2015年
制作国：アメリカ合衆国
原題：Ant-Man

マーベル・シネマティック・ユニバース（以下MCU）の殆どは映画館に足を運んで観ているのだけど、これはソフトが発売されるのを待ったんでした。同じく「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」の1作目もソフトでしか観ておらず、この時期はどんどん追加されていくヒーローに少し辟易としていたのかもしれません。あと忙しくて映画館に行けなかったというのもあるでしょうけど。

ともかく、初回は、2016年1月最終週のどこか（詳細データがない。やはり忙しかったのでしょう）…なので、2016年1月24日（日曜日）から2016年1月31日（日曜日）のどこかで鑑賞（ブルーレイ）…多分、字幕で鑑賞。
ソフトが届いたのが2016年1月20日以降なので少し寝かせたようです

その後は、おそらく3回ほど鑑賞。最も最近の鑑賞は、前述もしましたが2018年9月1日（土曜日）の早朝、同日に映画館に観に行く「アントマン＆ワスプ」鑑賞の直前でした。この時は吹き替えで鑑賞。



概要
マーベルコミック「アントマン」の実写映画化。MCU、12番目の作品でフェイズ2の6作目。
MCU内での時間軸は「アベンジャーズ／エイジ・オブ・ウルトロン」の数ヶ月後。不正な利益を得ている職場を内部告発後、窃盗を働いた罪で服役していたスコット・ラング（ポール・ラッド）は刑期を終えて出所、更生を誓って就職するが、前科を理由に解雇されてしまう。離婚した妻マギー（ジュディ・グリア）の元を訪ねても冷たい扱いを受けてしまう。娘のキャシー（アビー・ライダー・フォートソン）だけがスコットを慕ってくれるが、養育費に未払いを理由にキャシーとも会わせてもらえなくなる。追い込まれたスコットは、仲間のルイス（マイケル・ペーニャ）が持ち込んだある富豪の金庫から盗みを働く計画に手を染める。富豪の厳重な…タイタニック号と同じ金属で作られた古い…金庫を開けるスコットだが、金庫の中身は変わったデザインのライダースーツ1着だけだった。試しにスーツを着込んだスコットが、手にあるスイッチを押すと彼の体はアリのようなサイズに縮小されてしまう。浴槽での大洪水や、巨大なネズミからなんとか逃れるスコットだったが、なんとか元のサイズに戻り、スーツを富豪の家に戻そうと忍び込んだところで逮捕されてしまう。
勾留中の彼の元に弁護士を名乗り現れたのは、忍び込んだ屋敷とスーツの持ち主であり、かつてはS.H.I.E.L.D.で、ハワード・スターク（ジョン・スラッテリー）やペギー・カーター（ヘイリー・アトウェル）の同僚だったが、喧嘩別れ、その後ピムテックを創設したパンク・ピム博士（マイケル・ダグラス）だった。



感想
コメディ色の強い作品。

…MCUのフェイズ2以降はウケるからか、コメディ色が次第に強くなっていく。
まぁ観ていたら、それはそれで楽しいし高評価なのだけど、初期のMCUとはテンションが違ってきている。
「マイティ・ソー／ダーク・ワールド」で一生懸命にテンション調整したのに…という感は（この「アントマン」の時点では特に）否めない。

なので記憶に残るのはコメディシーンばかり

話の発端…
スコットが、ピム博士に誘導されて盗みに入らせられてしまう事と、
スコットが、ファルコンに誘導されて「シビル・ウォー」に参戦させられてしまう事の両方に関与している、話を始めると関係ないディテールまで延々と話し始めるルイスのくだり（このキャラの話し方がこの映画のキモ部分）。

サーティーワンでの客とのやりとり
サーティーワンでの上司とのやりとり
（その後、しっかりマンゴーフルーツブラストらしきものを飲んでいるスコット、あとサーティーワン的にはああいう描写されてOKなのだろうか）

優秀だけどおバカな仲間たちが、タイタニック号の話
…ばあさんが宝石を海に捨ててた

機関車トーマス、巨大化してしまうアリ、戦車等々のネタも

あとは、いろいろなアリの解説
縮小化とアリの操り方訓練…訓練してたら急に恋愛

アントマンの娘が前歯なくて可愛い

等を経て、実際の作戦。
作戦は、映画の勝手なルールでセキュリティとそれを破る手段が用意されており（まぁ双方勝手なルールだったり装置だったり…そもそもアベンジャーズの施設に忍び込んで物を盗んで来られる主人公なんで、このあたりはハラハラもさせない）

敵の存在もアントマンと同じ能力を持っているイエロー・ジャケットというやつ。
ホープの分析で、何度かの縮小化で脳に異変（おかしくなっている）みたいな説明もあったけど、行動原理がよくわからない敵で、ヒステリックに色々やって、暴れて、情緒不安定。
申し訳程度にヒドラとか出てきて、悪役感をむりやりつけられたキャラ。

で、ピンチかと思ったら味方の逆転を繰り返して、
量子世界という恐らくは今後重要となる設定も（結局意味はわかんないけど）説明して、

いろんなところの家族の関係も修復して

無事に事件が解決。

コメディ部分や飾り部分位比べて、本筋のヒーロー部分がイマイチ感かなぁ。なんかいつものアメコミ映画に過ぎなくてイマイチ。
（このあたりが次回作では見事に…といっても裏技で…払拭してました。真剣に反省会したんかな）


ということで点数は４点（５点満点中）
まぁ全体的には普通に面白いんだけど、満点じゃないのは、映画館のテンションで観られなかった事と、このシリーズへの期待値が高すぎる事の弊害かな

ところでファルコンの装備っていつの間にあんなに発達したんだろうか
前は単なるジェットパックだったのに、アリぐらいの敵を発見できるようになってるし（というか、もともとそういう敵を想定してたんやろうか）



蛇足
マイケル・ダグラスは、女性に触っていないと死ぬ病気を。もう克服したのだろうか。

疑問符ばかりの記事となりました。



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では、このあたりで


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