ピロEK脱オタ宣言!…ただし長期計画

映画記事も散在報告も停滞中…ですが、自分が飽きない程度のマイペースで運営中。良かったら読んでいってくださいませ。

【映画】スカイ・クロラ The Sky Crawlers…の記事&新型インフルエンザとか

2009-05-30 21:00:23 | 映画

まぁ色々あったこの数週間もちょびっと落ち着いて普通の週末を迎えているピロEKです

まずは、ここんところブログに書き損ねていた近況(?)報告、思い出しながらダラダラと綴ってみます

少し前(2週ぐらい前かな)、娘の通う中学校では3年生が学年閉鎖になっておりました(娘は2年)
関西に修学旅行に出かけた3年生が新型インフルエンザに感染していないかと安全策を取っての事
例の「関西は汚染地域だとでも言うのか」と批判された北九州市教育委員会決定の学年閉鎖です
結果、何も無かったようですが…熱の出た生徒さんもいるとか…病は気からなんて言いますからねぇ

他では…

最近職場では割と余裕の少ない私でして
先週頭まではレポートに追われ、先週後半からは職場で同じ勤務シフトの方のご家庭で不幸が(ご家族を亡くした同僚の年齢は私とひとつ違い。無くなったのはお父様。私の父親はまだ割と若いですが、なんか自分の年齢的に色々と思うところもありますねぇ
…で、基本一人でお仕事するハメに…まぁ周囲の協力と、偶々お仕事の少ない時期だったので何とかなりましたが…他にも今週は前々から予定されていたイレギュラーなお仕事が重なったりして
…明後日からの夜勤では今度は忙しい時期に突入。来週末の土曜日出勤も決まってたりして…ちょい厳しいですねぇ



では、ここからは映画の記事です。



「スカイ・クロラ The Sky Crawlers」
(監督:押井守、声の出演:菊地凛子、加瀬亮、谷原章介、2008年邦画・アニメーション)

TSUTAYAさんで「落下の王国」「ウォンテッド」「幸せの1ページ」「愛の伝道師 ラブ・グル」と一緒にレンタル。2009年5月5日(火曜日)から日付が変わってすぐの5月6日(水曜日)に鑑賞しました。



ストーリー
森博嗣の同名小説シリーズのアニメーション映画化。
恒久平和を実現し、その平和を実感させるためショーとしての戦争が行われている世界。戦争請負会社のロストック社に所属する戦闘機パイロットカンナミ・ユーイチ(声:加瀬亮)はヨーロッパの前線基地ウリスに配属される。カンナミはそこで自分と同じ “キルドレ(思春期のまま年をとらず永遠に生き続ける人間)”である女性指揮官クサナギ・スイト(声:菊地凛子)と出会う。
詳しくは…http://sky.crawlers.jp/tsushin/





ピロEK的感想&点数
こいつも随分前の鑑賞ですが、こいつも頑張って思い出しながら記事にしてみますね


これは面白い…ような気がしました
良い感じの雰囲気の作品…なような気もしております。
押井守作品の中では一番好き…かもしれません
原作が読みたくなってきた…気もしています
(今、原作に手を出す余裕は無いんですけどね

なんかそんなハッキリしない感想を持ってしまう作品…多分良い意味で
ストーリーが淡々と、特にオチに向かう訳でも無く進んでいくのもそういったハッキリしない要因の一つなのでしょうが、これは原作もこんな雰囲気で進んで行くんですかね…だとすれば如何にも説明不足脚本が得意な押井守向きな作品ってことになる訳ですが…。
それとも映画だけがこうなっちゃってるんでしょうかどっちなのでしょう
このあたり原作を読んでいない私には判別付けかねるところなのですが押井守は、なんだか原作のチョイスがナイスですねいつもながら

この良い感じの世界感以外のキモであるのが、プロペラ戦闘機同士の戦闘シーン
この部分、カッコイイし迫力もあって悪くは無いんですけど…
良く出来たビデオゲームのムービーっぽさは否めず
戦闘中の交信では日本語じゃなくなるのも手伝って…(何故か私の中では)ビデオゲーム風味は強化
(もしやこう…ゲームみたいだと…思わせること自体が演出
もし、この部分が手描きのアニメだったら、松本零士の「わが青春のアルカディア」みたいに熱い戦闘シーンになったでしょうなぁ…良くも悪くも

最近の劇場版アニメではお決まりの普通の俳優を起用した声優配役はこの映画でも健在だったわけですが…押井守作品にしては珍しいですね…心配したほどでも無くそんなに悪くは無いです
菊地凛子や加瀬亮の淡々ボソボソな話し方は、この空虚な世界感作りにも一役買ったのではないでしょうか。
でも、榊原良子の声が聞こえてきたらヤッパリしまる訳で…結局、プロ声優での配役中心の方が、より良かったのかもしれませんね



点数は5点弱(5点満点中)。
ハッキリ良いと言わせない何かが“弱”と付けさせましたが、まぁオススメです
…っても相変わらず言葉を知らない私の文章では全く良さが伝わっていないんでしょうねぇ



補足・蛇足
この作品のキャラクターの名前が“草薙”だの(しかも“素”の字も付いてるし)、“ジンロウ”だの、過去の押井作品とリンクしている気がしたんですが…、
原作でも同じ名前なようで、原作者が最初から押井守を何らかの形で意識していたってっことなんですかねぇ
情報求むです


あとは…
ちょっと前の散在報告に“スカイ・クロラのピンキーが欲しい”的な事書いています。今でも模型屋さんに行くと函南だけは在庫が…買いませんけどね…その在庫を見かける度、毎回一応悩む私です。
…今日も悩みました



今日はもう一本記事をアップの予定です
とりあえずはこのあたりで





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6 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (あみか)
2009-05-31 06:54:25
こんにちは。
スカイ・クロラ、いい作品ですね。
原作も映画と近い感じです、まったく状況説明も何もありません。キャラクターの性格もちょっと違った感じですね。
またこの映画は押井さんがぜひやりたいと願ったものでは無く頼まれて引き受けたものです。攻殻機動隊やパトレイバーなどもそうですが押井さんが本当にやりたい企画とは異なっています。そこが逆にいい雰囲気を出しているのでしょう。
登場人物の名前に関してはあくまで噂ですが原作者の森さんが単に好きなのでそれをもじって付けている、という事らしいです。はっきりはしません。
水素と素子、二人の共通点、相違点を探し出すのもまた一興かもしれません。
返信する
こんにちは~♪ (ミチ)
2009-05-31 22:53:06
「宇宙戦艦ヤマト」以来アニメから遠ざかっているので(どんだけ~~!)押井守も声優も全く知らないのですが、この作品の世界観はなんだか好きでした。
声に俳優を持ってくるのはいまひとつ反対です!
返信する
Unknown (Ageha)
2009-06-09 11:22:55
コレは珍しく映画公開を待っている間に
原作読んでえらいハマったもんで
逆に押井作品としての期待度がふくらみすぎて
映画のほうはイマイチ乗れませんでした。
原作とオチが異なることも理由のひとつなんですけど。

商業映画としてどんなパーツでも
ひとりでもたくさんの観客動員をあげるための
コレは戦略なんだとしても
普段こういうアニメを見ないひとたちを巻き込むために
起用される俳優さんってきっといて
それはそれで仕方ないのかもしれません。
もっと言うなら
その映画にコレはあわないよっていう主題歌も
最近多いです。
その俳優さんやその歌手が好きにもかかわらず。

声優さんに関しては
有名なアニメがあればあったで
そのキャラにしか聞こえなくて
それはそれで困っちゃったりするんですけど
それにしても声ってもっと大事にしてほしいなって
最近それは特に思います・・・。
返信する
★★コメントありがとうございます★★ (ピロEK(あみかさん、ミチさん、Agehaさんへ))
2009-07-19 13:46:35
皆様、毎度のことではありますが頂いたコメントへの反応が遅くなってしまい申し訳ありません。
今回は特に、特に遅くて…スイマセン

★あみかさんへ★

はじめまして(ですよね?)、コメントありがとうございます
コメントへの反応が遅くなってしまい申し訳ありません。

>またこの映画は押井さんがぜひやりたいと願ったものでは無く頼まれて引き受けたものです。

そうなんですね。
私は全ての押井守作品を観た事がある訳ではないのですが、原作付き作品の場合ソースを殺すことなく、かつ自分の雰囲気の作品に仕上げるのが上手い監督だナァ…というのがなんとなくの印象です。職業監督としての腕と芸術家としてのセンスが上手くバランスが取れてるっていう感じですかね(?)

>登場人物の名前に関してはあくまで噂ですが原作者の森さんが単に好きなのでそれをもじって付けている、という事らしいです。

解説ありがとうございます。
後でウィキ等で調べたら、なんかそんな感じみたいですね。
監督も原作者ご指名だったみたいな…

では、また来てくださいね。今後とも宜しくお願いいたします。




★ミチさんへ★

いつもコメントありがとうございます

>「宇宙戦艦ヤマト」以来アニメから遠ざかっているので(どんだけ~~!)

そういえば、ミチさんが邦画のアニメレヴューって書かれているのは確かにめずらしい(?)ですよね。
「宇宙戦艦ヤマト」以来って事は、あの“熱くてキモイ”時代を知らないという事で何よりです
もしも、これでアニメに興味をいだかれたのでしたら、最近のオススメは「スカイ・クロラ」と同じプロダクションI.Gの「東のエデン」ですね。
…もう放送は終わっちゃいましたがそろそろレンタル開始ぐらいじゃないですかね(?)。
「ボーン・アイデンティティー」と「ライヤー・ゲーム」と「イーグル・アイ」を混ぜたような設定のお話で実に面白いです。しかも主人公は映画マニアだったりして、主題歌がOASISという優れもの。お暇があれば是非。

>声に俳優を持ってくるのはいまひとつ反対です!

俳優やタレントさんでも普通に声優が出来る才能のある方はいると思うのですが、そういう方でも要求されるものは違ったりして…
ジレンマがあったりするのかも知れませんね。
最近酷かったのは「ウォンテッド」のDAIGOですかね

では、また来てくださいね。今後ともよろしくお願いいたします。




★Agehaさんへ★

いつもコメントありがとうございます

>普段こういうアニメを見ないひとたちを巻き込むために
>起用される俳優さんってきっといて
>それはそれで仕方ないのかもしれません。

通常声優が本業では無い俳優さん、芸能人さんらの起用って、それはそれで味に繋がったりもするでしょうし、プロ声優よりも新鮮味が…なんてこともあるんでしょうけど、目的は…話題づくりでしかないでしょうね。
そういうのも客寄せにはなりえなくなってくると淘汰されていくんでしょうけど…タイアップ曲とかは未だ衰えないから、消えない可能性もあるんですよね。

では、また来させていただきます。今後とも宜しくお願い致します。
返信する
TBありがとうございました。 (hyoutan2005)
2009-08-01 23:59:48
いつもお返しが遅くなってしまい申し訳ありません。
久しぶりの押井アニメ、楽しみました。
もともと森 博嗣さんの小説は大好きだったので、押井アニメとのコラボの話を聞いたときは嬉しかったです。
絢香さんが歌うエンディング・テーマも作品の切なさをよく伝えていて良かったです。
返信する
★★コメントありがとうございます(2)★★ (ピロEK(hyoutan2005さんへ))
2009-09-20 22:02:09
★hyoutan2005さんへ★

いつもコメントありがとうございます

>いつもお返しが遅くなってしまい申し訳ありません。

遅いのは私の方でございます。
長い間の放置、本当に申し訳なく思っております

>もともと森 博嗣さんの小説は大好きだったので、押井アニメとのコラボの話を聞いたときは嬉しかったです。

森博嗣の小説って読んだことが無いのですが、特にお薦めな作品とかあったら教えてくださいませ。
(というよりまずはスカイ・クロラですか?)

では、また来てくださいね。今後とも宜しくお願い致します。
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