エラゴン 遺志を継ぐ者…の記事＆サソリにビビりながらも和む

「パイレーツ・オブ・カリビアン　ワールド・エンド」の前売り券を買っていながら、なかなか映画館に行けないピロＥＫです。
今日行こうかぁ（「パイレーツ・オブ・カリビアン」に）と思って映画館の前にまでは行ったのですが上手く時間があわなくてやめました

他では「HMV」でDVD買って「HOBBY BOX」さんのがらくた市でフィギュア３体購入したぐらいの一日

前回の記事で書いたように、身近で凹む出来事があった私ですが

…昨日、帰宅した渡しに娘がこんなものを差し出しました。



で、「開けてみて」
とのこと、

いたずらの類であることは容易に想像できますが、それでも恐々と開いていくと…



ガサガサ…って、

マジでビックリしたよ
大人なのに
確か、同じこと長男が小学校の時にもされたような記憶が（もしくはデジャブ）。
ビビらされたけど、同時に和まされました

学校の工作教室で作ったものらしいです。
にしても
台湾土産であること、
学名が「タイワンコサソリビクリデス」とか、
中の説明文もなんだか気が利いてる感じ



学校から提供されるモノとしては（？）トビっきり洒落が利いておりますね

(ちなみに仕掛けはこちら→★）



さて、引き続き映画の記事です。




「エラゴン 遺志を継ぐ者」
（監督：シュテフェン・ファンマイアー、出演：エド・スペリーアス、ジェレミー・アイアンズ、シエンナ・ギロリー、2006年アメリカ）

久々に購入したDVDです。イマイチなんじゃないかなぁとは思いつつつい購入。
2007年5月18日金曜日に鑑賞。
結構バタバタしていた最近ですが、記事にするペース遅いですねぇやはり。



ストーリー
クリストファー・パオリーニの同名ファンタジー小説を映画化。
かつてドラゴンライダー達によって秩序と平和が守られていた世界だが、ドラゴンライダー裏切り者であるガルバトリックス（ジョン・マルコヴィッチ）が一族を滅亡させて以来、暗黒の時代が続いていた。そんなある日農場の少年エラゴン（エドワード・スペリーアス）が狩をしようとして入り込んだ森で青く光るドラゴンの卵を発見する。やがて卵からはサフィラというドラゴンが孵る。
詳しくは…http://movies.foxjapan.com/eragon/





ピロＥＫ的感想＆点数
久しぶりに映画のDVDを買ったわけです。
何度も書いておりますが、私はファンタジーとか歴史スペクタクルとかだと目が曇る方でして、
無条件に買ってしまったりします。
でも、いざ鑑賞すると、
買うほどの作品でもなかったかなぁコレ。

いかにも子供が書いた小説的なストーリー
なおかつ、原作よりも割愛されていそうな（？）映画の展開（原作は読んでおりませんが）。
後日「エクステンデットエディション」とか出す気満々なんじゃないかなぁと思うほど抜けのある感じのつくりです
展開に違和感あったもんね

絵的には頑張っている感じがするんだけど。
前述で「いかにも子供が書いた小説…」と書いたようにストーリーは、ありきたりなヒロイックファンタジーだし、
…というか、何かこんな展開観たことあるよ。

農場で育った少年が、
世捨て人な感じのかつての戦士に教育されて、
伝説の戦士に成長していく。
お姫様のピンチを知って助けに行くと、
途中で育ててくれた戦士は死んじゃう。
最後に反乱軍と合流って…。

私の大好きな某SF作品まんまじゃないかなコレ

密輸貨物船の船長が登場しないぐらいで

とにかく「LOTR」の足元にも及ばず。
かつ「SW」に影響されまくっているこの作品。

ストーリーとか世界観とかでは、エルフとか、ドワーフとか、ドラゴンライダーとかベタで単純な記号しか出てこないから、「ロードス島戦記」レベル（もちろん悪い意味で）。

ハズレ作品とは言わないけど、
名作では無いです

更には、ドラゴンのデザインがチョイきもちわるいし（個人的には「ドラゴン・ハート」のドラゴンみたいなのが好き。「ネバーエンディングストーリー」のは最悪）。

ということで点数は３点（５点満点中）。
まぁ普通。
レンタルで十分。
好きな人にはそれなり。
どうでもいい人にはどうでもいい作品。
とにかく買うのは間違いという感じかな。

映画の続編もあるんですよねぇ多分。

けなしましたが、ヒマと金と中古屋の在庫があったら原作も読んでみようかと思ってはおります。



補足・蛇足
…今日は蛇足でもないかな
ロードス島戦記を本文中に出しましたが、20年ぐらい前の日本では何故かファンタジーブームが巻き起こり（ドラクエの影響かな？）、こういったお話は巷に溢れておりました。
そこからライトノベルというジャンルが発生した（？）と記憶しています。
今ではライトノベルは買うのも恥ずかしくて、読みたい感じのモノがあったときに困るジャンル。
ひっそり普通の文庫に紛れていて欲しかったなぁとイツも思っております。
その世界にどっぷり（というほどでもないとも思う）で、青春無駄使いだった私なので、このエラゴンに目新しさは無くて、逆にチープだと感じちゃった訳なのですが、
なんで、こういうのが今更ウケるんだろうねぇ
ウケてるんだからそれなりなんだろうなぁ…と、もうチョットシッカリしたお話を期待していたので残念です

あと、ドラゴンの声が親方でしたねぇ（※別記事参照）



では、今日はこのあたりで





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