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レンタルビデオで鑑賞したばかりなのに地上波初登場で放送している「時をかける少女」を観ながら記事を書いております。
今日は小倉祇園に出かけました。
…まぁ、行っただけで特にお祭りを堪能することも無く、眺めて帰ってきただけなんですけどね![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/face_ase2.gif)
本日は読み終えた小説の記事です。
「魍魎の匣(もうりょうのはこ)」
(京極夏彦著、講談社、1995年1月5日初版発行)
こちらも(「姑獲鳥の夏」に引き続き)ずっとお風呂で読んでいた本です。
「姑獲鳥の夏」に続き映画化される様子。今度は面白い映画になれば良いのですが(※とはいえ映画「姑獲鳥の夏」は未鑑賞)。
女子中学生楠本頼子は、ある日同じクラスの美少女柚木加菜子に声をかけられる。互いに孤独だった二人は親交を深め、友人関係となる。ある日二人で湖を見に行こうと電車に乗ろうとするが、その日柚木加菜子はホームから転落し電車に轢かれてしまう。偶然居合わせた警察官の木場修太郎は、加菜子の姉という柚木陽子に出会い驚く、陽子は木場が密かに憧れている女優、美波絹子だった。瀕死の加菜子は陽子の指示である研究所に運ばれる。
同じ頃、作家の関口は編集者の鳥口とともに連続バラバラ死体遺棄事件の取材に訪れていた現場で道に迷い、箱型の謎の建造物を見つける。そここそが加菜子の収容されている研究所であり、木場とも出会う。
その後、治療を受けていたはずの加奈子が姿を消す事件。
楠本頼子の母親が巻き込まれている新興宗教「御筥様」。
探偵の榎木津礼二郎の元に持ち込まれた加菜子を探す依頼。
…等が全て絡み合い、その情報が京極堂の元に集まっていくのだが…
てなお話。
個人的には「姑獲鳥の夏」よりも面白いと感じました。
「姑獲鳥の夏」であった「意識が見えないようにしているから目の前にある死体が見えない」的なイマイチ納得できないトリック
も無かったですし。
色々な事件がたまたま(?)京極堂の周りの人物と関わって、それが集結していくという如何にもなベタ設定。
それはそれで盛り上がりポイントなんですけどね![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/up.gif)
京極堂シリーズはまだ2冊しか読み終えておりませんが(現在「狂骨の夢」を読んでいる途中)、このシリーズを読むと、幽霊とか妖怪とかを信じなくなる効能(?)があるようです。多分心霊スポットに行っても怖くない人格形成が出来そう![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/face_nika.gif)
ただ京極堂に洗脳されると夢もなくなるわけで、この「魍魎の匣」では、電脳化、サイボーグ化っていうのを否定された感じ。将来、サイボーグ化して200歳ぐらいまで生き延びてやろうと思っていた私(←バカ
)は、ちょっとショックだった記述も含まれるこの作品です。
映画化の話に戻りますが、
この話の主要人物、木場修太郎って前作に引き続き「雨上がり決死隊」の宮迫が配役されていると思うのですが、役不足なんじゃないかなぁ![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/face_ase2.gif)
少し心配です。
柚木陽子は黒木瞳らしいのですが、
柚木陽子ってば、31歳ぐらいだけど、女優時のプロフィールでは25歳ぐらいに偽っている人という設定。…その年齢設定の配役に黒木瞳ってのは如何なものなのでしょうねぇ![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/face_ase1.gif)
映画の配役はさておき、
オススメ作品です![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/fuki_osusume.gif)
面白い小説
でした(今から読む方は「姑獲鳥の夏」からにしてね)。
(当ブログ内の関連記事)
2007年06月06日 【小説】姑獲鳥の夏
では、今日はこのあたりで
今日は小倉祇園に出かけました。
…まぁ、行っただけで特にお祭りを堪能することも無く、眺めて帰ってきただけなんですけどね
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本日は読み終えた小説の記事です。
「魍魎の匣(もうりょうのはこ)」
(京極夏彦著、講談社、1995年1月5日初版発行)
こちらも(「姑獲鳥の夏」に引き続き)ずっとお風呂で読んでいた本です。
「姑獲鳥の夏」に続き映画化される様子。今度は面白い映画になれば良いのですが(※とはいえ映画「姑獲鳥の夏」は未鑑賞)。
女子中学生楠本頼子は、ある日同じクラスの美少女柚木加菜子に声をかけられる。互いに孤独だった二人は親交を深め、友人関係となる。ある日二人で湖を見に行こうと電車に乗ろうとするが、その日柚木加菜子はホームから転落し電車に轢かれてしまう。偶然居合わせた警察官の木場修太郎は、加菜子の姉という柚木陽子に出会い驚く、陽子は木場が密かに憧れている女優、美波絹子だった。瀕死の加菜子は陽子の指示である研究所に運ばれる。
同じ頃、作家の関口は編集者の鳥口とともに連続バラバラ死体遺棄事件の取材に訪れていた現場で道に迷い、箱型の謎の建造物を見つける。そここそが加菜子の収容されている研究所であり、木場とも出会う。
その後、治療を受けていたはずの加奈子が姿を消す事件。
楠本頼子の母親が巻き込まれている新興宗教「御筥様」。
探偵の榎木津礼二郎の元に持ち込まれた加菜子を探す依頼。
…等が全て絡み合い、その情報が京極堂の元に集まっていくのだが…
てなお話。
個人的には「姑獲鳥の夏」よりも面白いと感じました。
「姑獲鳥の夏」であった「意識が見えないようにしているから目の前にある死体が見えない」的なイマイチ納得できないトリック
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色々な事件がたまたま(?)京極堂の周りの人物と関わって、それが集結していくという如何にもなベタ設定。
それはそれで盛り上がりポイントなんですけどね
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京極堂シリーズはまだ2冊しか読み終えておりませんが(現在「狂骨の夢」を読んでいる途中)、このシリーズを読むと、幽霊とか妖怪とかを信じなくなる効能(?)があるようです。多分心霊スポットに行っても怖くない人格形成が出来そう
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/face_nika.gif)
ただ京極堂に洗脳されると夢もなくなるわけで、この「魍魎の匣」では、電脳化、サイボーグ化っていうのを否定された感じ。将来、サイボーグ化して200歳ぐらいまで生き延びてやろうと思っていた私(←バカ
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映画化の話に戻りますが、
この話の主要人物、木場修太郎って前作に引き続き「雨上がり決死隊」の宮迫が配役されていると思うのですが、役不足なんじゃないかなぁ
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/face_ase2.gif)
少し心配です。
柚木陽子は黒木瞳らしいのですが、
柚木陽子ってば、31歳ぐらいだけど、女優時のプロフィールでは25歳ぐらいに偽っている人という設定。…その年齢設定の配役に黒木瞳ってのは如何なものなのでしょうねぇ
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/face_ase1.gif)
映画の配役はさておき、
オススメ作品です
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/fuki_osusume.gif)
面白い小説
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(当ブログ内の関連記事)
2007年06月06日 【小説】姑獲鳥の夏
では、今日はこのあたりで
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中でも「魍魎の匣」が一番好き。
映画化されたらすごいスプラッター映画になるんじゃないですかね?(笑)ちょっと楽しみ。
コメントありがとうございます。
>京極氏の作品はすべて持ってます!
ファンなのですね(?)
私のうちにも京極堂シリーズなら全て(多分)ありますよ。
私が読み終えたのはまだ2冊だけど。
オススメ作品とかあったら是非教えてください。
>映画化されたらすごいスプラッター映画になるんじゃないですかね?(笑)ちょっと楽しみ。
確かに映像化されたら恐いんじゃないかなぁというシーンは結構ありますねぇ。
恐く描かれすぎると見たくないなぁ(私は恐怖系の映画は苦手でほとんど鑑賞しません)、
その前に評判の悪い「姑獲鳥の夏」から鑑賞しないといけないのもハードルです。
では、また来てくださいね。今後とも宜しくお願いいたします。