本日は2022年8月29日(月曜日)です。
以下は新たな試み…映画過去記事のリメイク掲載です。
当ブログも2005年9月開設から来月でまる17年💦
映画の記事だけでも1,300件以上アップさせていただいています
かつては、ブログに“トラックバック(略称トラバ)”という機能があり、この機能を同じテーマでブログ投稿した方に使えば、古い記事でも読んでいただくことがままありましたが、その機能が(何故か)失われて久しく古い記事は埋没するばかりに…
で、今回思い立ち、古い記事をリメイクしてアップすることも選択肢に追加しました。
リメイクの基準はおいおい決めていきますが😅今のところ考えているのは…
1. 同じ映画監督や出演者の映画記事をアップしたタイミングで対比用に
2.ブログアップから10年以上経過が目安
としております。
こういうことをせずに、未アップの映画記事をアップしていけば良いのですが💦💦
リメイクなんで(多分)一から書くよりも簡単にアップできるんよね😅…多分(場合にも内容にも寄ろうが)
記載方法としては
1. 基本昔の内容のまま掲載、誤字、表現のわかりづらい部分は修正できたら修正
2. 全体的にも必要に応じて再構築
3. 今思うところがあれば追記(各項目の微修正、現在視点での補足の構成)
で、考えております。
で、今回は昨日アップした「ナイトメア・アリー」の監督、ギレルモ・デル・トロ作品のリメイクです。
「パンズ・ラビリンス」🐐🙌
監督 :ギレルモ・デル・トロ
出演 :イバナ・バケロ、ダグ・ジョーンズ、セルジ・ロペス
制作年:2006年
制作国:メキシコ🇲🇽/スペイン🇪🇸/アメリカ合衆国🇺🇸
原題 :El laberinto del fauno
英題 :Pan's Labyrinth
2008年6月20日(金曜日)の深夜から日付変わるまでにかけて鑑賞(レンタルDVD)
2008年6月29日(日曜日)にブログ投稿(オリジナル投稿はこちら)
当時だと多分オリジナル音声字幕版で鑑賞したのだと思う
割と内容覚えているので、2周ぐらいは観たのかもしれない
(再鑑賞したくないと言っているので、違うかも知れない)
概要(加筆含む)
1944年のスペイン。内線で仕立て屋の父親を亡くした少女オフェリア(イバナ・バケロ)は、母カルメン(アリアドナ・ヒル)の再婚相手で、独裁者フランシスコ・フランコに心頭し、山間部のレジスタンス掃討にあたるスペイン陸軍のビダル大尉(セルジ・ロペス)の元に身を寄せる。ビダルは残忍な男で、妊娠により衰弱するカルメンよりも、カルメンのおなかにいる自分の子を心配し、またオフェリアには辛くあたり、オフェリアは重く苦しい日々を送っていた。
ある夜オフェリアの前に妖精が現れ、森にある迷宮へ導かれ、そこで牧羊神パン(ダグ・ジョーンズ)と出会う。パンは、オフェリアこそは、かつて地上に出て不幸の死を遂げた魔法の王国の王女の生まれ変わりだと語り、それを証明するためには、満月の夜までに3つの試練を受けなければならないと告げる。
感想(加筆・訂正含む)
各映画評にも予告編にも語られていることなので、私がここで文章にすることでもないのだが、
「ロード・オブ・ザ・リング」以降に量産されているファンタジー作品とは一線を隔す映画。
(2022年度注釈:当時はファンタジー映画が多かった)
受け取り方次第ではファンタジー映画でさえないのかも知れない
そして、チョットした凹み映画
…私は凹みました。受け取り方を間違えたのでしょうか
この記事は高評価なレビューになるし、
高得点を付けますし
人にもオススメします
でも、もう2度目は観たくない感じかなぁ💦…今のところ💦
ファンタジーなのにPG-12なのも納得できる重く辛い内容。
私の場合「火垂るの墓」を観た時に近い感覚に陥りました。
スペイン内戦の時代。
フランコ政権時代…なんて全く以って知らない私ですが、
この舞台のスペインも含めた(映画等で見る)ヨーロッパの近代史ってのは、ヒステリックに伝わり聞くことが多いですねぇ💦
で、あの大尉さんのような独裁的に振舞ってる輩が、フィクションだけではなくて本当に居たのでしょう多分…(事実云々よりもその被害者心情は実際にあるんでしょうから)…となると、そんな世相の中で、あの主人公のような子供が親とも死に別れてしまえば、空想に逃避してしまうぐらいしか逃げ道が無かったのかと思うと凹みます
もしかして、あの悪大尉はオフェリアの父親も殺しているんじゃないですかねぇ
私は食事会🍽で出席者の方々がお母さんと大尉の馴れ初めを聞くシーンでそう思っちゃったわけですが(私の勘違いじゃなければ)、それをオフェリアが薄っすら感じ取っているなんていう可能性もあったりして
オフェリアが最後の試練を追えた後、
物語は悲劇とハッピーエンドが表裏一体で幕を閉じる訳ですが…
彼女の魂にとって、いったいどちらが現実なのか
時系列どおりに物語が進行しているのだとすれば、
魔法の世界は実在しているわけで…そうしないとお母さんの様態が医者も驚くほど良くなったり、部屋から抜け出したり、ってのは辻褄が合いにくいのではとも思うわけですが、全てが走馬灯だとも受け取れる訳で
なんにしても、生きてたどり着ける世界じゃなかったってことだから…
彼女が試練の途中体験する魔法世界、
逃避先にしては常に陰鬱だったり恐怖に支配されてて、
最後に自らが犠牲となってたどり着いた所だけが明るい雰囲気なんだよね…
考えさせられる映画でありました。
点数は5点(5点満点中)。
良い映画だと思います
庵野秀明が、エヴァンゲリオンという作品のラストで、多分これと似たようなものを描こうと試みて失敗しているのに対し、こちらでは(「パンズ・ラビリンス」では)成功…比較するのも「パンズ・ラビリンス」に失礼ですかね💦
…同じギレルモ・デル・トロ監督の同テーマ(?)の作品で「デビルズ・バックボーン」ってのがあるらしいです。
日本での“括り”はホラー映画。
私、ホラー作品は基本観ないのもあって気にもしていなかった作品ですが…
ネットでの感想とか読むと、どうもホラー色は薄くて「パンズ・ラビリンス」的な内容な様子。ちょびっと気になっております。
…でも、観たら観たで、また凹むんかなぁ
蛇足(加筆・訂正含む)
「透明ドリちゃん」の事書こうかと思ったけど広げられそうにないので止めました😅💦
で、現在視点での補足
2008年の記事は(自分で言うのもナンですが😅)思っていたよりも良く書けており、特に大きな補足もありません。
で、鑑賞から14年が経過した現在も、内容の重さから再鑑賞には至っていない映画。
…配信サービスで、当時よりも高環境で観るタイミングもあったにも関わらずです。
(今調べたら、3日後には「Prime Video」で観られるらしいことが判明し葛藤中💦)
当時のコメントで、他のブロガーの方々からも、
・再鑑賞は躊躇
・高評価だけど嫌だった
・ハッピーエンドとは思えない
等の意見をいただいております
この後、ギレルモ・デル・トロ作品は多く観ましたが…文章中で語った「デビルズ・バックボーン」は未鑑賞。
他にも怖そうなものは避けながら今に至っております。
未鑑賞作品は置いといて、今まで観たギレルモ・デル・トロ作品の中では、未だにこの「パンズ・ラビリンス」の出来が一番なんじゃないでしょうかね。
出演者は、基本未だに知らない方(スペインの俳優)が多く出演させていますが、
パン役(顔は出ない)のダグ・ジョーンズは、
「ヘルボーイ」のエイブ・サピエン🐟
「シェイプ・オブ・ウォーター」の半魚人🐟
等、クリーチャー役でギレルモ・デル・トロ作品にもよく出てくる方です。
…顔は覚えられないけどね😅
(当ブログ内の関連記事)
2008年06月29日 【映画】パンズ・ラビリンス…良作、高評価、オススメ!…然し再鑑賞は躊躇
では、このあたりで
★当ブログ内映画DVDレビューの検索はこちらで★
以下は新たな試み…映画過去記事のリメイク掲載です。
当ブログも2005年9月開設から来月でまる17年💦
映画の記事だけでも1,300件以上アップさせていただいています
かつては、ブログに“トラックバック(略称トラバ)”という機能があり、この機能を同じテーマでブログ投稿した方に使えば、古い記事でも読んでいただくことがままありましたが、その機能が(何故か)失われて久しく古い記事は埋没するばかりに…
で、今回思い立ち、古い記事をリメイクしてアップすることも選択肢に追加しました。
リメイクの基準はおいおい決めていきますが😅今のところ考えているのは…
1. 同じ映画監督や出演者の映画記事をアップしたタイミングで対比用に
2.ブログアップから10年以上経過が目安
としております。
こういうことをせずに、未アップの映画記事をアップしていけば良いのですが💦💦
リメイクなんで(多分)一から書くよりも簡単にアップできるんよね😅…多分(場合にも内容にも寄ろうが)
記載方法としては
1. 基本昔の内容のまま掲載、誤字、表現のわかりづらい部分は修正できたら修正
2. 全体的にも必要に応じて再構築
3. 今思うところがあれば追記(各項目の微修正、現在視点での補足の構成)
で、考えております。
で、今回は昨日アップした「ナイトメア・アリー」の監督、ギレルモ・デル・トロ作品のリメイクです。
「パンズ・ラビリンス」🐐🙌
監督 :ギレルモ・デル・トロ
出演 :イバナ・バケロ、ダグ・ジョーンズ、セルジ・ロペス
制作年:2006年
制作国:メキシコ🇲🇽/スペイン🇪🇸/アメリカ合衆国🇺🇸
原題 :El laberinto del fauno
英題 :Pan's Labyrinth
2008年6月20日(金曜日)の深夜から日付変わるまでにかけて鑑賞(レンタルDVD)
2008年6月29日(日曜日)にブログ投稿(オリジナル投稿はこちら)
当時だと多分オリジナル音声字幕版で鑑賞したのだと思う
割と内容覚えているので、2周ぐらいは観たのかもしれない
(再鑑賞したくないと言っているので、違うかも知れない)
概要(加筆含む)
1944年のスペイン。内線で仕立て屋の父親を亡くした少女オフェリア(イバナ・バケロ)は、母カルメン(アリアドナ・ヒル)の再婚相手で、独裁者フランシスコ・フランコに心頭し、山間部のレジスタンス掃討にあたるスペイン陸軍のビダル大尉(セルジ・ロペス)の元に身を寄せる。ビダルは残忍な男で、妊娠により衰弱するカルメンよりも、カルメンのおなかにいる自分の子を心配し、またオフェリアには辛くあたり、オフェリアは重く苦しい日々を送っていた。
ある夜オフェリアの前に妖精が現れ、森にある迷宮へ導かれ、そこで牧羊神パン(ダグ・ジョーンズ)と出会う。パンは、オフェリアこそは、かつて地上に出て不幸の死を遂げた魔法の王国の王女の生まれ変わりだと語り、それを証明するためには、満月の夜までに3つの試練を受けなければならないと告げる。
感想(加筆・訂正含む)
各映画評にも予告編にも語られていることなので、私がここで文章にすることでもないのだが、
「ロード・オブ・ザ・リング」以降に量産されているファンタジー作品とは一線を隔す映画。
(2022年度注釈:当時はファンタジー映画が多かった)
受け取り方次第ではファンタジー映画でさえないのかも知れない
そして、
…私は凹みました。受け取り方を間違えたのでしょうか
この記事は高評価なレビューになるし、
高得点を付けますし
人にもオススメします
でも、もう2度目は観たくない感じかなぁ💦…今のところ💦
ファンタジーなのにPG-12なのも納得できる重く辛い内容。
私の場合「火垂るの墓」を観た時に近い感覚に陥りました。
スペイン内戦の時代。
フランコ政権時代…なんて全く以って知らない私ですが、
この舞台のスペインも含めた(映画等で見る)ヨーロッパの近代史ってのは、ヒステリックに伝わり聞くことが多いですねぇ💦
で、あの大尉さんのような独裁的に振舞ってる輩が、フィクションだけではなくて本当に居たのでしょう多分…(事実云々よりもその被害者心情は実際にあるんでしょうから)…となると、そんな世相の中で、あの主人公のような子供が親とも死に別れてしまえば、空想に逃避してしまうぐらいしか逃げ道が無かったのかと思うと凹みます
もしかして、あの悪大尉はオフェリアの父親も殺しているんじゃないですかねぇ
私は食事会🍽で出席者の方々がお母さんと大尉の馴れ初めを聞くシーンでそう思っちゃったわけですが(私の勘違いじゃなければ)、それをオフェリアが薄っすら感じ取っているなんていう可能性もあったりして
オフェリアが最後の試練を追えた後、
物語は悲劇とハッピーエンドが表裏一体で幕を閉じる訳ですが…
彼女の魂にとって、いったいどちらが現実なのか
時系列どおりに物語が進行しているのだとすれば、
魔法の世界は実在しているわけで…そうしないとお母さんの様態が医者も驚くほど良くなったり、部屋から抜け出したり、ってのは辻褄が合いにくいのではとも思うわけですが、全てが走馬灯だとも受け取れる訳で
なんにしても、生きてたどり着ける世界じゃなかったってことだから…
彼女が試練の途中体験する魔法世界、
逃避先にしては常に陰鬱だったり恐怖に支配されてて、
最後に自らが犠牲となってたどり着いた所だけが明るい雰囲気なんだよね…
考えさせられる映画でありました。
点数は5点(5点満点中)。
良い映画だと思います
庵野秀明が、エヴァンゲリオンという作品のラストで、多分これと似たようなものを描こうと試みて失敗しているのに対し、こちらでは(「パンズ・ラビリンス」では)成功…比較するのも「パンズ・ラビリンス」に失礼ですかね💦
…同じギレルモ・デル・トロ監督の同テーマ(?)の作品で「デビルズ・バックボーン」ってのがあるらしいです。
日本での“括り”はホラー映画。
私、ホラー作品は基本観ないのもあって気にもしていなかった作品ですが…
ネットでの感想とか読むと、どうもホラー色は薄くて「パンズ・ラビリンス」的な内容な様子。ちょびっと気になっております。
…でも、観たら観たで、また凹むんかなぁ
蛇足(加筆・訂正含む)
「透明ドリちゃん」の事書こうかと思ったけど広げられそうにないので止めました😅💦
で、現在視点での補足
2008年の記事は(自分で言うのもナンですが😅)思っていたよりも良く書けており、特に大きな補足もありません。
で、鑑賞から14年が経過した現在も、内容の重さから再鑑賞には至っていない映画。
…配信サービスで、当時よりも高環境で観るタイミングもあったにも関わらずです。
(今調べたら、3日後には「Prime Video」で観られるらしいことが判明し葛藤中💦)
当時のコメントで、他のブロガーの方々からも、
・再鑑賞は躊躇
・高評価だけど嫌だった
・ハッピーエンドとは思えない
等の意見をいただいております
この後、ギレルモ・デル・トロ作品は多く観ましたが…文章中で語った「デビルズ・バックボーン」は未鑑賞。
他にも怖そうなものは避けながら今に至っております。
未鑑賞作品は置いといて、今まで観たギレルモ・デル・トロ作品の中では、未だにこの「パンズ・ラビリンス」の出来が一番なんじゃないでしょうかね。
出演者は、基本未だに知らない方(スペインの俳優)が多く出演させていますが、
パン役(顔は出ない)のダグ・ジョーンズは、
「ヘルボーイ」のエイブ・サピエン🐟
「シェイプ・オブ・ウォーター」の半魚人🐟
等、クリーチャー役でギレルモ・デル・トロ作品にもよく出てくる方です。
…顔は覚えられないけどね😅
(当ブログ内の関連記事)
2008年06月29日 【映画】パンズ・ラビリンス…良作、高評価、オススメ!…然し再鑑賞は躊躇
では、このあたりで
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