Pixysのポジティブライフ

困難に立ち向かうアラフィフの日常
働いて働いて働いて働いて、たまに旅に出る

運動会

2008-06-05 12:39:20 | 笑える話
運動会の朝、担任の先生から電話が入っていたようだ。ご存知のとおりうちの電話はずっとFAXに利用していて、うるさいのでコールもならないように設定してある。(借金取り対策でもあり)重要な電話は携帯か留守録にしてもらっている。
「体操着を忘れたようです。間に合うようなら学校に届けていただけますか。」
運動会の日に体操着を忘れるなんて・・・いったい今日は何しに行ったのか・・・。1年生じゃないんだから自分でとりに帰らせれば良いのに、最近学校では一回登校したら、家には戻らせない。事故防止とかって・・・。
すでに運動会の開会式が行われていて、一番最初の種目に出場するためどう考えても間に合うはずがない。一応届けにいくと誰かから借りたのか、ぶかぶかの体操着を着ていた。おかしすぎる・・・
着替える時間などないため、彼はぶかぶかのズボンをはいたまま、徒競走へと向かった。案の定、落ちそうなズボンを必死に抑えながら、校庭を回る姿はもはや徒競争ではなく、障害物競走だ。
それはそれで超面白かったと母は思ったのだが、本人は5位に終わり口をとんがらせていた。こういったハプニングも運動会ならではの楽しみのひとつ。

さらに家に帰ってきてから聞いた話も笑えた。
運動会の後片付けをしていると、1年生の女の子に「お姉ちゃん。」と呼ばれたらしい。確かに最近運動着は男も女も同じものを着用する。女の子もブルマーとかはいてないんだよ、見分けがつかないのもわかる。
うちの子が「お兄ちゃんだよ。」というと、「髪の毛伸ばしてるの?お姉ちゃん。」「だから、お兄ちゃんだって・・・。」
1年生はかわいい・・・怒ることもできず苦笑いしている様子が目に浮かぶ。
丸い顔、さらさらの髪、赤いほっぺ、細くて長い手足・・・やっぱり一般的には女の子なんだな。中性ぽいとこが彼の魅力と思うのだけど、本人はやっぱり気にしている。
ショックを隠しきれない彼は「ほら、りっぱな男なのにねー!」と力こぶを作ってみせた。
「バカだね、お母さんの方がよっぽど男らしいよ。」彼のより数倍大きな力こぶを作って見せてやった。



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