ゆったり山登り

北海道で暮らす自然が好きで、山登りやカヌーを楽しんでいるのんびり者です。
日々の自然や人との触合いを書いて行きます。

旅立ち(求める先には)

2012-07-22 13:38:37 | 旅行
2012.7.10 自宅~奈井江道の駅 走行距離165k

イアンヌ・パヌフチの足跡を追う
石狩川を下流に向かってアイヌ達が行き来した航路を辿る旅。
そして、最後には千歳川を登り鈴木亀吉と出会ったであろう千歳のコタンに影を探し求める。

神居古潭
何時もは何気なく通り過ぎている場所をたまにはゆっくりと見学。
  

擦文時代の集落跡
あそこに遺跡があるのかと思いながらもまたの機会にと先送りになっていた場所。もっと早くに来るべきだった。
住居跡の周りには沢山のオオバユリが咲いていた。かって彼らがその球根を食料としていた。自然と生えたのだろうかそれとも昔から栽培していたのだろうか。今は誰もいない住居の周りに昔を偲ぶように寂しそうに咲いている。
             

深川市文化センター
パリのルーブル美術館を意識したであろう建物は中もモダンな造りになっていた。


プロムナードの先に展示室はあった。時代の経過事に展示された遺物と添えられた絵画が幻想的だった。
    

ちょっと面白い文様が。


擦文文化の墓跡、この後行ってみるのだが最初は環状列石と思われていたのが発掘の後に墓と分かる。
    
アイヌ関する展示はこれだけだった。

音江の環状列石
役所の若者に道順を尋ねたのだが説明が下手なのかそれとも行ったことがなかったのか知れない。登り口を探すのに苦労したが実際は分かりやすい場所に入り口はあった。
  

相変わらずの階段登り。

その先には
      

滝川市資料館
行ってみたらなんと扉は閉まっていてそこには連絡先が書いてあり開けに来ることになったいた。早速電話してきて貰ったのだが本来は土日しか開けないそうである。それだけでもう期待は持てないと覚悟した。

案の定、遺物自体の展示が殆ど無かった。出土してない訳はない筈だから残す為の手はずが無かったのだろう。
町の創設者が元道の役人だったそうで趣味なのか自身で書き残した遺物の写生画があった。

何処にでもある昔のお店の展示。と滝川らしい展示物をどうぞ。
  

砂川市公民館
資料室は三階にあるとのこで女性職員の方が案内してくれた。
そこで彼女を相手に質問攻めになるのだがこれは滝川市の反動もあるので文句は彼方にお願いする。
それでも彼女は嫌な顔をせず諮問に答えてくれて楽しい会話になった。
役所は川縁にあるのだが近くに大きな池があるので訊ねると以前は石狩川の氾濫で水に浸かることが多かったので造ったものらしい。
町の北の方に空知川が流れ込んでいるそこに二棟のアイヌのチセがあったと松浦武四郎の手記に書いてあるとと情報を貰った。
遺物は各時代に渡って展示されていた。
      
ここにも昔のお店があったので比較してみるのも面白いかな。


奈井江道の駅 ハウスヤルビ
仮の宿とは言え私にとっては今の車での初めての車中泊の場所。
懐かしの宿に帰った気分になったのでした。