今朝、見た夢の話

青い鳥

近未来のようだ。
石造りの城壁の中に複雑に入り込んだ路が曲がりながら何処かの闇に消えているように見える。
中に入ると幾つもの頑丈そうな扉が並んでいてスチール製のドアが並んでいる。外の景色と矛盾するかもしれないが夢であればありるのことと納得してみる。
その扉の中の一つに暗い様相をした青年が一人見えている。一人であるのに何故か頻りと話をしている。誰かを相手に話しているようにも見えるが傍に人が居る様子もない。
ただ、机の上にどう表現すればよいのか分からない何かがいる。鳥の嘴の様な持っている子犬くらいの大きさの生き者と表現すべきなのか。それは一本足で立っていて色が灰色かステン色に見えて生物には思えないのだが明らかに私の頭では生物と認識している。

それともう一つ認識していることがある。
それはこの国が一党独裁の国家であり工業国を自認してるのだが言論は統制されておりインターネットやツィター等は検閲されており政府に都合の悪いことは総て削除されている。
過去に言論の自由をスローガンにしてデモを組織したことがあるが軍隊に阻止され殺戮された人数も数千とも噂されるがその実態が明らかにされたことがない。

話を先ほどの部屋に戻そう。
青年は先ほどの鳥の様な生き物と明らかに会話してる。そして彼らは何かを待っていてその状況について頻りと心配をしてる。
やがて一人、二人と彼の部屋に青年達が集まりだし男女１０人ほどになった。
意思を同じくする者が連絡を取り合って集合することが何故可能だったのか。町中で数人が話をし出しただけで解散させられるのに不思議なことであった。それも彼らは各地方から集まってきている。
その理由は彼の鳥様な生き物が持つ能力にあった。彼は国家の持つ情報科学の粋を集めた能力の隙間を潜り抜けて情報を交わすことが出来る野田ある。その結果、集まって事後の策を練ることになった。
漠然と私はこの国の何処かに彼の鳥の雌がいることを知っていた。
彼が議論の末に出した結論はその何処かにいる雌を探し出して子供を殖やすことであった。
何故かと言うとつい数年前に西の方の国でＰＣや携帯電話からツィター等を使って独裁の国家を覆した事例を知っているからだ。
増えた子供達を使って全国に同士を集合しようというのである。
結論を出した青年達が密かに前国に散らばっている姿が暗闇の中に消えていく。


私の夢にしては不思議なほど筋が通っていて尚且つ起きても覚えているので書いてみたくなりました。