フローズンヨーグルトとの出会いは、大阪にある「ミルクの旅」というヨーグルト専門店だった。
全く期待せずに友人の付き添いで入った店だったが、10年以上前の記憶だというのに、ああ、今でも覚えている。びっくりするほど美味しかったのだ。
見た目はパフェっぽくデコレーションされており、こんなもんカップ一杯も喰えるかいと思いつつぱくりと一口。お、お、おおおおお! 冷たくて甘いヨーグルトと果物がこれほど相性いいとは! ヨーグルトなので勿論酸っぱい。酸っぱいんだが、ミルクアイスが混じってんのかな、マイルドな酸っぱさが口の中をすがすがしく吹き抜けていくと、すかさずそこにミルクのコクがやってくる。アイスとヨーグルトのいいとこどりだ。その上トッピングしている果物の甘酸っぱさジューシーさが畳みかけてくる。
単なる冷たいヨーグルトとか思ってすいませんっした!!
それには及ばないのだが、今日は明治の「ブルガリア フローズンヨーグルトデザート」を食べてみた。
昔を思い出してちょっとわくわくしながらぱくっと一口。フローズンヨーグルトにホワイトチョコがコーティングされていて、中のさっぱりした部分と甘くパリパリした食感のチョコがいい感じ。
なんだが。
んん、なんか予想していたのと違うなあ。普通のヨーグルトはブルガリアヨーグルトが一番旨いと思っているが(値上がりのため安売りの時だけ買う)、その期待値よりは・・・ちょっと下かな。ヨーグルトの酸っぱさがくどいというか、口の中でえぐみがちょい引っ掛かる。アイスは甘さ控えめに作ってある割に、コーティングしたチョコが薄すぎてあんまり仕事していない、かな。いやいや、でも十分美味しかったよ。値段以上だとは思う。
そんなことを考えながら食べつつ、ふとアメリカドラマを思い出した。
アメリカのドラマって、やけにフローズンヨーグルトの店が出て来るんだよな。あんなのが街中に何件もあって成り立つんかね。と不思議に思っていたが、今ちょっとぐぐってみると、アメリカでは定番のおやつらしい。ヨーグルトの入っていないソフトクリームもフローズンヨーグルトの仲間らしい。