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【キングダム】中華統一を志すきっかけとなった「恩送り」の考え方

2023-10-30 19:18:24 | ブログ

最近、キングダムというマンガにハマっています。
実写版映画も第三弾が公開して絶賛大人気の作品です。


出典
https://moviewalker.jp/api/resizeimage/content/main/mv79966_120264db50a545cefd6ceb07c9718185bf1842.jpg?w=750&f=webp

中国、春秋戦国時代の秦が舞台の物語です。
戦争孤児の信が、後の始皇帝となる政との出会いを経て、「天下の大将軍」になるために戦場を駆ける、史実に基づいた漫画です。


その中で私がいいなと思ったフレーズがあります。それは「恩恵は全て次の者へ」という言葉です。

これは、幼少期の政が敵国から秦へ脱出する際に、命懸けで協力した紫夏という闇商人が大切にしていた考え方です。
紫夏自身も、幼少期に義父に命がけで助けられました。そして、その人の死に際にまだ何一つ恩を返せていないと泣き叫ぶ紫夏へ放たれた言葉でした。


これは受けた恩恵に対して、してくれた人へ返す恩返しではなく、次の者へその分の恩恵を届けるという恩送りという考え方です。




私はこの考え方を初めてキングダムを通して知りましたが、最初は全く理解することができませんでした。
受けた恩はしてくれた人に返すべきものだと、今までの生活で強く教えられてきたからです。

どういうことか調べてみると、恩送りとは「自分と相手の二者間で終わらせるのではなく、受けとった優しさや思いやりをより広く多くの人に波及させていこう」という考え方のようです。

つまり、してもらって嬉しかったことは他の人にもしてあげよう、という考え方ですね。

作中ではこの恩送りの理念を紫夏が命を賭して体現したことが、政が中華統一を志すきっかけにもなってきます。

私もこれまでに受けてきたたくさんの恩を返すだけでなく、他の人に届けていけるようになっていきたいと思います。

バトルシーンだけでなくさまざまな学びがあるキングダム、ぜひ読んでみてください♪



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