みなさん、こんにちは!おこめです!
先日友人の経営者である大原拓弥さんに過去の店舗内装のお仕事の話を聞きました。
大原拓弥さんは飲食店やコンビニなどの店舗内装の設計、現場監督を10年間経験し、およそ200店舗の店舗内装を手掛けてきました✨
現在は経営者として店舗の立ち上げ支援や、人材、不動産事業など多岐に渡り活躍されています。
店舗内装や現場監督の経験を通じて、デザインとは単なる装飾ではなく、空間に想いを込め、体験を創造する事だと考えられているようです。
デザインは「想いを形にする」こと
デザインとは、クライアントの想いやコンセプトを形にすることだそうです。
つい個性的なアイデアを入れたくなりますが、クライアントから請け負ってデザインする場合は「クライアントがどういうコンセプトにしたいか」を一番に考えるとのこと。
例えば、飲食店の場合、どのような料理を提供したいのか、どのような客層に利用してもらいたいのか、どのような雰囲気で過ごしてもらいたいのか、といった想いを丁寧にヒアリングします。
そしてその想いを空間デザインに落とし込み、お客様に「体験」として提供する、と大原さんは話してくれました。
デザインは「体験を創造する」こと
デザインは、空間を通して人々に「体験」を提供すると先ほどお話ししました。
その具体例として、照明が挙げられます。
照明一つをとっても、明るさや色温度によって、空間の雰囲気は大きく変わります。
照明を効果的に使うことで、料理をより美味しく見せたり、お客様にリラックスしてもらったりすることができるそうです。
また、家具の配置や素材、音楽、香りなども、空間体験を構成する重要な要素だと話してくれました。
これらの要素を組み合わせることで、お客様の記憶に残る空間体験を提供していきます。
デザインは「課題を解決する」こと
デザインは、空間における課題を解決するものでもあります。
例えば、狭い空間を広く見せたり、動線をスムーズにしたり、収納スペースを増やしたりすることができます。
機能性とデザイン性を両立させることで、快適で使いやすい空間を実現するのです。
デザインは「コミュニケーションツール」
デザインは、クライアントとお客様、お客様同士のコミュニケーションツールにもなるとのこと。
例えば、店舗のロゴや看板、メニューなどは、お店のコンセプトやブランドイメージを伝える役割を果たします。
また、空間デザインそのものが、お客様同士の会話のきっかけになることもあります。
大原さんが最近手がけた飲食店でも「お店がおしゃれですね」とお客様からスタッフの方に言ってもらえることもあるそうです😊
最後に
デザインについて熱意を持って話してもらいましたが、その根底にあるのは、
「自分が長年培ってきた店舗内装という経験を活かし空間デザインを通して、人々に感動や喜び、安らぎを提供したい。」
という気持ちだそうです✨
空間デザインは日常にたくさんあり、あまり意識してきませんでしたが、これからはどういった想いで作られているのか意識することでより、感性が豊かになるなと思いました♪
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