ぽかろぐ

おうちが仕事場業・ぽかこの日記。お出かけと文房具と写真大好き

頑張れ地元の文房具屋さん!

2013-12-18 04:37:05 | 文房具屋さん
うちの地元には大きな文房具屋さんが二つあります。
二つ、というか2グループ。
昔から駅を挟んだ東西に分かれて本拠地がある二つの文房具屋さん。

東側にある方は書店併設の大きな店舗を持ちながら、駅ビルにも1フロアまるごと出店していました。

西側は駅ビル出店はなくとも、手芸用品も含めていくつもの建物にも分かれ、画材だけで6F建ての建物使うくらい大きな展開。

品揃えは東の方がオシャレで高級なものを、西側は種類多く、専門職にも対応出来る感じ。
東の方も専門用のものを置いてあるのですが、割引がないことと、売り場面積が狭く数が少ないので、私たちはそれぞれ欲しいものに合わせて使っていました。

デジタルの普及で、東の方はビルをたたみ、駅ビルのみの出店になりました。専門ツールはほとんど置かず、ビジネスマン向けの高級ラインがメインです。
ハンズやロフトほどではありませんが、文房具事情は細かくチェックしてるみたいで品揃えは少ないながらも上質のように感じます。

が、西側の方は専門ツールが主力だったせいか、デジタル化のアオリをもろに食らって一気に衰退。
6階建の建物丸ごと使ってた画材もいまや1フロアです…。しかも学童文具、キャラもの、事務用品から美術、漫画の道具まで1フロアで置いているため、専門ツールは品揃えは薄くなり、ノートやペンは流行りや話題をチェックしていないため欲しいものが置いてない…。

そして陳列が汚い…
ノートなんかも売る前から痛みそうな置き方で…
手帳も話題のものは一切なく、とりあえず什器を埋めているような印象。
しかし見本として開けるものを用意してないから買う参考にも出来ません。

何よりがっかりなのは店員教育が出来ていないこと。
知識を持った店員さんがいないのです…。
昔は美術用品でも製図用品でも「こういうのが欲しい、こういうことに使いたい、この目的にはどこのメーカーのものが良いか」と相談すると、コンシェルジュのように答えてくれたものです。
初めて見る絵の具や道具も使い方を聞けば教えてくれて、子供心に「なんでも知ってる魔法の博士」のようでした。

それが今は、
「新草木染めってどこにありますか?」
と尋ねたら、それが何なのかもわからない…。結構メジャーな紙です…

昔から馴染んでいた文房具屋さんがどうしてこうなってしまったのか…。
私もデジタルツールを使う以上、アナログツールの買い物が減った一人なので大きなことは言えませんが…。

出来るだけAmazonは使わずお店で買うようにしていますが、このまま品揃えが薄くなり続けたら…

なくなったらすごく寂しい文房具屋さんなので是非とも!是非とも!
頑張って欲しいです…



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