今日はまじめなお話です
うちのタマは「おくびさん」とうちでは呼んでいるネックウォーマーを夏でもはめています。
理由は体の代謝が悪くて非常に寒がりなためと、頸椎ヘルニアのケアのためです。
ちょうど2年前、タマは頸椎ヘルニアの手術を受けました。
しばらく前から急に転んだりして病院で見てもらっていたのですが、ある日突然叫び声をあげて痛がりはじめ、MRIの結果、頸椎ヘルニアだと分かったのです
椎間板ヘルニアと違って頸椎ヘルニアは症例が少なく難易度が高い手術で、手術経験がないからと個人の動物病院では手術してもらえないこともあるようですが、幸いタマのかかりつけの先生は経験もあり大丈夫と言うことで緊急手術となりました。
頸椎のヘルニアの手術は背中側からアプローチする椎間板ヘルニアとは違い、
のど側からアプローチします。骨も少し削るそうです。
手術は無事成功しましたが痛みはなかなか取れず、術後10日ほど毎朝毎晩、痛み止めと炎症を抑えるステロイドの注射に通いました。
夜痛くて眠れないタマをずっと抱っこしていたこともあります。
なかなか痛みが取れず、普段ぽやーんとしているタマが鬼のような形相で叫び声をあげているのを見て、
「この痛みが一生続くのだったら、この子は生きていて楽しいことがこれからあるんだろうか」
と初めて「安楽死」というものが頭をよぎりました。(私は基本的には安楽死には反対ですが…)
幸い10日ほどで痛みは引いて、リハビリをして通常の生活に戻れましたが、
いまだに足の動きはカクカクとしているし、気圧の関係なのか天気が悪いと違和感を感じるようで突っ伏したまま動こうとしないときがあります。また、手術したのとは別に神経を圧迫しているところがあるので油断は禁物です。(骨を削る手術のため、他の所も手術をすると骨の強度が低下するため、これ以上は手術しない方がいいそうです)
そのためネックウォーマーで首を冷やさないようにしているのです
こちらは手先の器用なばばが編んでくれた「おくびさん」コレクションの一部。
編みたては伸びていなくて固いので、首ががっちりしていたポチがはめて伸ばしてくれていたのですが、ポチがいなくなって伸ばしてくれる子がいなくなってしましました
「おくびさんしよ~
」と言うとしっぽをぷりぷり振って寄ってくるので、
タマはあったかいおくびさんをつけるのは好きみたいです。
首輪をぐいぐい引っ張ることは、小さなワンコの細い首にどれだけのダメージを与えてしまうかわかりません。
元気が良すぎる子、引っ張り癖のある子は、首輪ではなくハーネスをすることをぜひお勧めします。
byねんね
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