本というのは、いつまでも心にとどめておくものでなく、さっと通過して、忘れ去るものなのだ。
好きな作家『石田衣良』氏の言葉。
小説は、大抵作者の経験が影響を与えているので、
本人の人格などを垣間見ることができると、作品に対しての愛着が強まる。
いくつもの物語を読み、ココロを動かされるにもかかわらず、
作者が誰か、物語の内容も、結局忘れてしまう。
そういうのって読者として、邪道だと思っていたので、
冒頭の言葉にえらく共感を覚えた。
だから、読んだことのある本なのに、それについて内容の話題に乏しい所は、大目にみてほしい。(笑)
自分の場合、実生活の過去においても、同じことがおきる。
昔の記憶がずいぶん曖昧になるのです。
だから、大目にみてほしい。(笑)
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だから、好きな作家は新刊書しか買わないことにしています。
大目に見てください。
忘れた頃に、つまれた本を取り出して、再び読んでみる。
また、新しい印象を受けたなら、得した気持ちになれますかね?