東京国立博物館で開催中の「薬師寺展」へ行ってきました。テレビでこの展示会が紹介されて見てみたいと思いました。NHK受信料の領収書に割引券が入っていたのでそれを持って出かけました。
薬師寺は小学生の頃に家族旅行で1度行った事があります。しかし日光・月光菩薩の記憶は皆無。

国立博物館へ行くのは「唐招提寺展」以来、3年ぶり。

天平の甍は最初に高校時代に読んだ時と社会人になってから読んだ時では異なった感想を持ち、私にとっては貴重な1冊です。
さて国立博物館へ行く途中の上野の森美術館ではこちらが開催中。

夫はこれも見たそうでしたが、足早に国立博物館へ。

薬師寺展はHPで混雑状況を確認すると毎日大混雑。17時頃であれば入場制限もないだろうと思い出かけましたが、甘かったです。


結局30分待ちで入場。館内はもちろん大混雑。大勢の人の隙間をぬって展示品を鑑賞しました。展示室に入ると阿形・吽形の狛犬がお出迎えしてくれます。私は愛想たっぷりの可愛い吽形の狛犬を気に入ったのですが、夫は口をガッと開いた阿形の狛犬を気に入っていました。

日光・月光菩薩の手前に聖観音像が展示されています。観音様は大勢の人々に囲まれて穏やかに微笑まれているよう。お顔を拝見していたら、なんだか温かな気持ちになりました。

そして日光・月光菩薩立像。何重もの人垣に囲まれていました。今回は後光が外されていて、背中も拝見できるという事で多くの人が背中も拝見していました。大きさからいってもスゴイ迫力でパワーを頂けた気がしました。
日光・月光菩薩立像の周囲を2周して、夫にどちらにより惹かれたか聞いたところ「月光菩薩。」と。私は日光菩薩。本当に好みの合わない夫婦です。

帰りにはこれまた大混雑の売店で絵はがきを購入。
左から 月光菩薩立像 日光菩薩立像


左から 聖観音菩薩立像 吉祥天像


帰りに本館のミュージアムショップに立ち寄るとターコイズの勾玉が私を呼んだので買っちゃいました。

