入居した当時の庭は、施工業者のセンスを疑う上に、“とりあえず庭の体裁を整えてみました”みたいなやっつけ仕事でした
和室前には濡れ縁があり、その前にで~んという感じで幅50cmくらいの台形の踏み石がありました。
存在感がありすぎでした‥
リビングの掃き出し窓から出られるところには、ただのコンクリートのステップがあり、さらにその上に長方形の踏み石が置いてある、という可笑しなことになっていました。
植裁に至っては、本当に“とりあえず植えとこうかな”感が、はっきりとわかるようないい加減さでした。
南側の半分くらいから西側の角まで、漬け物石‥?と勘違いするような何の変哲もない石で、植裁スペースを囲ってありました。
植裁スペースの土は、全く何の土壌改良もしていないようで、砂利の部分より水捌けが悪く、土がぶよぶよしてゼニゴケが生えていました。
こんな土に、カイドウ・ジンチョウゲ・ツバキ・ツゲ・モチなどがただ、ずらーっと植えてありました。
当然のことですが、どの木もあまりいい状態ではありませんでした。
庭を楽しみにしていただけに、あまりの酷さにかなり‥へこみました
こんなことなら、むしろ何にもない、ただの土だけのまっさらな状態の方がどんなにか嬉しいことでしょう。。
その3に続きます。
我が家の庭が、今に至るまでの長~い道のりを綴っていこうと思います。
試行錯誤をたくさん繰り返して、今に至っています。
「こんなこともあるんだね~」くらいの軽い気持ちで読んでやってくださいませ♪
何かしら、どなたかのお役にたてれば嬉しいです。
この家を購入した時、すでに庭はできていました。何ていうのか‥施工業者のセンスを疑いたくなるような庭でした。
初めてこの庭を見た時、がっかり‥したことをよく覚えています
ささやかながら‥自分で植物を育てて、庭を楽しみたい♪と思っていたのに‥
「これは、何?!」としか、言えないような庭だったからです。
我が家の庭は南向きで、東西に長く、奥行きがない長方形の庭です。
東側は駐輪場、南側は隣家が接近して建っていて、西側は隣家の小屋が建っています。
つまり‥庭の半分くらいはあまり日がささないのです。
施工業者のセンスを、疑いたくなるような庭はこんな感じでした。
庭の中央に芝生が敷かれ、左右は和風のグレーっぽい砂利が敷かれていました。
中途半端な和洋折衷とでも言うのでしょうか‥?
後でわかったことなのですが、庭土はひどい粘土質なうえに、石やガラだらけでした。
このひどい庭土を改良もしないで、そのままただ芝生を敷いてありました。
砂利の部分も、地面を平らに整地したり、雑草防止シートを敷いたりもしないで、ただ2~3cmほど薄く敷いただけでした。
その2。に続きます。
現在の我が家の庭は、半日陰&日陰のハーフシェードガーデンです。
花木が数本と多年草で構成してあります。
大まかなレイアウトはできましたが、これからも少しずつ‥変えたり、変わったりしていくと思います。
ゆっくり‥のんびり‥楽しんで、ナチュラルな感じの庭を作っていこうと思います
いろいろな試行錯誤をしながら、なんとなく‥我が家の庭がわかってきた頃に、日陰の庭向けの本に出会いました。
日本放送出版協会「別冊趣味の園芸 日陰をいかす庭づくり」という本です。
*日陰の庭を楽しむための考え方とアイデア
*日陰の庭の植裁プラン
などなど、目から鱗が落ちました。
特に、ガーデンデザイナーのポール・スミザーさんが紹介している *ナチュラルな雰囲気をいかした庭 は、本当に自然な植裁で素敵です♪
我が家の庭にも、しっかり取り入れさせていただきました。
この続きは‥その4で。
日当たりの関係で、一年中お花いっぱいの庭♪を断念したものの‥植裁スペースをただ空けておくわけにもいかず‥
とりあえず、半日陰&日陰でも元気に育つ植物を調べては、いろいろと植えてみました。
実際に植えてみてわかったのですが、同じ日当たり具合だとばかり思い込んでいたのが、間違っていることに気づきました。
季節によって太陽の位置が違うので、同じ場所でも、季節ごと、時間によっても日当たりが変わるんですね。
このことに気がついた時、目からウロコが落ちた感じでした♪
実際にやってみないと、わからないことだらけなんだなぁ。。って。
それからも試行錯誤しながら、植物を今年はここ、来年はあちら‥というふうに、それぞれの植物に合ったベストポジションを探していきました。
この続きは‥その3で。