半日陰の庭の中でも一番暗い場所、【F】エリアに植えてあるシマトネリコを処分しました。どうしようか随分と悩んだんですが…。
昨年体調がよくなくて庭仕事がほとんどできずにいたら、枝がお隣の物置小屋の雨樋にかかってしまい、クレームがきてしまいました。
シマトネリコは成長が早く、枝葉も茂る!茂る!。一年で何回も剪定しないといけないのです。
今後のことも考えて思い切って伐採することにしました。趣味のガーデニングなので楽しく作業したいし、管理も楽なほうがいいし、ストレスもないほうがいいですしね。
Before.
これでもかなり強剪定して枝を詰めてあります。
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作業しやすいように、エゴポディウム‘バリエガータ’を切り詰めました。地上部がほとんどなくなっても、地下茎があるので大丈夫なんです。
園芸用の鋸で数回に分けて少しづつ枝を切っていって、最後に株元ぎりぎりで伐採しました。鋸は枝や幹用と根用を分けたほうがいいらしいんですが、どちらもこれ一本で切っています。
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切り株です。いつの間にかこんなに幹が太くなっていました。
最初は細い幹だったんですが…。
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After.
エリア内をあちらこちら移動していた、アイアントレリスをここに置きました。ようやく安住?の地が見つかったようです。
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このシマトネリコは8年前にNHK「趣味の園芸」のミニコーナー、「玉さんがゆく」の取材時に玉崎先生からいただいたものなんですね。
そのときの記事はこちら。 → 「放送されました♪ その後の庭で。。」
そういうこともあり、大切に育てていたんですが…。仕方がないとはいえ申し訳ない気持ちでいっぱいです。
伐採のときにはお酒を株元に少し撒き、「今までありがとうございました。ごめんなさい」と手を合わせてから鋸を入れました。抜根はさすがに素人の手には負えないので…。このまま自然に帰るのを待つことにします。
思うのですが、個人の小さな庭に大きくなる樹や枝葉が茂りすぎる樹は向かないんじゃないかな。。と。「好き」や「流行っているから」と安易に植えてしまうと結局、手に負えなくなってしまいがちです。
ご近所でもよく見かける光景です。ジャングルと化していたり、お隣の出窓を壊してしまったり、家の基礎を痛めてしまったりとか。いろいろあるようです。
なかなか難しいところですね。自分の希望と現実との折り合いは。