今日の、朝日新聞に、面白い記事が載っていました。
「聞こう 植物の会話」
[虫に食べられた植物が、化学物質で虫の天敵を呼び寄せ、自らを守る。]
キャベツを食べるコナガやモンシロチョウの幼虫。
これらは、コナガマユバチやアオムシコマユバチに寄生されて結構死んでゆきます。
これは虫に食べられたキャベツが化学物質を出して天敵の寄生バチに
SOS信号を送っているんだそうです。
そういえば・・・
娘が小学校3年生の時、青虫の観察をしました。
キャベツ畑から青虫を捕まえてきて、だいぶ成長してそろそろさなぎになるかな?
と思ったら、なんと、青虫の体の中に寄生していたマユバチの幼虫が
まるでゾンビのように、ぞろぞろ出てくるのです。
びっくりするやら、悲しいやら・・・
こうやって、蝶になる前に死んでしまう青虫が多いんだそうです。
このように、キャベツがハチを呼び寄せているのだというのです。
しかも、付いた虫によって信号を使い分け、それぞれの天敵となるハチを
呼び寄せるんだそうです。
すばらしき植物のパワー。
人間にも植物の声が聞こえたらどんなに良いことか。
私もお花たちのが読み取れるように、観察を怠らず、育てていきたいと思いました。
最後に
きれいに咲いているゼラニウムたちの、今日の様子です。