相手への伝え方について、息子の去年の担任の先生が
考えさせられることを言っていたなとふと思い出しました。
それは自分の主張が正論だからといって、どんな言い方で
相手にぶつけても良い訳ではないということ。
あるとき1人の子が騒いだらそれを複数人の子が注意して
集中攻撃になってしまった出来事があったのですが。
この場合、授業中に騒いだその子が悪くて注意した子たちは
正しいことをしたと思っていた訳ですが。
その伝え方は適切だったのかどうか、担任の先生は授業を
中断して子どもたちに考える時間を設けたそうです。
言葉遣いによっては相手に対する注意ではなく
それ以上の苦痛を与える武器にもなってしまうということ。
このことは、口から発する言葉のみならず我々が何気なく
発信したり投稿したりする文章にも当て嵌まるものだったりする訳ですが。
考える機会を子どもたちに与えてくれた先生に感謝すると同時に、
言葉を武器にして人を追い詰めてしまうものだけにはしないように、
そうではなく言葉は誰かを救うものでありたいと
親子共に心に刻む出来事となったのでした。
(2月2日 Sora記)
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