古今和歌集 0735
おもひいでて こひしきときは はつかりの なきてわたると ひとしるらめや思い出でて 恋しき時は 初雁の なきてわたると 人知るらめや 大伴黒主 あなたのこ
古今和歌集 0727
あまのすむ さとのしるべに あらなくに うらみむとのみ ひとのいふらむ海人の住む 里のしるべに あらなくに うらみむとのみ 人の言ふらむ...
古今和歌集 0707
おほぬさと なにこそたてれ ながれても つひによるせは ありてふものを大幣と 名にこそ立てれ 流れても つひに寄る瀬は ありてふものを...
古今和歌集 0705
かずかずに おもひおもはず とひがたみ みをしるあめは ふりぞまされるかずかずに 思ひ思はず 問ひがたみ 身を知る雨は 降りぞまされる...
酒屋なのに、苦手な分野
山形の日本酒が入荷です。この時期はひやおろしですね。写真右の紙巻は、六歌仙のsururiは、...
古今和歌集 0658
ゆめぢには あしもやすめず かよへども うつつにひとめ みしごとはあらず夢路には 足もやすめず かよへども うつつに一目 見しごとはあらず...
古今和歌集 0657
かぎりなき おもひのままに よるもこむ ゆめぢをさへに ひとはとがめじ限りなき 思ひのままに 夜も来む 夢路をさへに 人はとがめじ...
古今和歌集 0656
うつつには さもこそあらめ ゆみにさへ ひとめをよくと みるがわびしさうつつには さもこそあらめ 夢にさへ 人目をよくと 見るがわびしさ...
古今和歌集 0646
かきくらす こころのやみに まどひにき ゆめうつつとは よひとさだめよかきくらす 心の闇に まどひにき 夢うつつとは 世人定めよ...
古今和歌集 0644
ねぬるよの ゆめをはかなみ まどろめば いやはかなにも なりまさるかな寝ぬる夜の 夢をはかなみ まどろめば いやはかなにも なりまさるかな...
古今和歌集 0635
あきのよも なのみなりけり あふといへば ことぞともなく あけぬるものを秋の夜も 名のみなりけり 逢ふといへば ことぞともなく 明けぬるものを...