先日、ボルダリングコンペの観戦に行ってきました。場所は、KO-WALL(滋賀県栗東市)です。
天井照明を落としスポットライトにより照らしだされる壁は、いつもとは全く異なる雰囲気。
選手のみなさんもそうでしょうが、見ている観客も緊張してしまいますね。
コンペが行われる、こっち側の壁はどこを見ても端から端まで被りまくりの体育会系。
奥は洞窟になっています。年末年始で全てのホールドが更新されたばかり。
いずれにしても自分にはまだ縁の無い課題だらけの壁です。
この日はジュニアの方々対象だったので、家族の方も大勢来られていました。縁日のような盛況ぶりです。
ガンバ!がんば!の声援の下、いやはや、どんどん登ってゆきます。
一挙手一投足に集中する選手とそれを注視する観客が一体になって、課題に取り組んでいる、そんな気持ちになれる空間です。
最後に、
KO-WALLは、アットホームな感じで、地域のみんなに愛されているジムですね。
オーナーさんは、その世界では知られる有名なクライマーの方で、それ故か愛着をもってこのジムをよりよいものへと発展させることに全力を注がれています。
そして、私のような40歳越えからの初心者にも、合間に一言二言とアドバイスをいただけて、これが的を得ていて身に染みるわけです。
いつの日だったか、ある課題で毎日通いづめで2週間かかっても登れないのがあったのですが、
試行錯誤している私を見かねてか、ジムのみんなから様々なアドバイスをいただくことができ、
そして、ガンバ!ガンバ!と声援を浴びながらようやく完登できたときにいただいた拍手は今でも忘れられません。
私はこのジムのおかげで、ボルダリングを継続してやろうという気持ちになれました。
ここではフィジカル面以上のものを学ぶことができたと思います。私にとってはジムというより道場と呼ぶほうがしっくりきます。
異動で関東に引っ越すことになり、離れるのは名残惜しいです。
関西に帰郷する際は、必ず寄りたいと思います。
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