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立山散策3日目☆ いざ極楽浄土へ

2012-08-21 21:29:09 | 登山




今日の山行予定はそんなに激しくないので、いつもより遅くテン場を6時過ぎに出発。雄山(3003m)に向かいます。
立山信仰での雄山は仏様そのもので、そこを登ることは仏の身体を登ること、だそうで、地獄巡り(劔岳)をしてきた身を清めるためにもどうしても登っておかないと。。

アプローチはお花畑の中を歩いてゆきます。ずっと、こんな感じのなだらかな登りで、昨日の山行とは対照的。




いつのまにかテン場から400mほど上がって来てました。一ノ越山荘前にある分岐を示す道標がお出迎え。
昨日みた地獄ノ道しるべ仕様と異なり、やさしい感じがしますね。




一の越山荘に到着。仏様の身体に例えると、ここ一の越は脚にあたるのだとか。
ここのポカリスウェットがキンキンに冷えていてうまかった!(^^)

小休憩をして、さっそく雄山への登りに取りかかります。ここからようやく斜度のある登りです。一気に標高差300mを登ります。足元はしっかりしていて、ルートファインディングも容易。さすが昔から信仰の山として踏みならされてるだけあります。





途中まで登り振り返ると一の越山荘の後ろには浄土山が。名前からだと純和風な山をイメージしてしまいますが、実際はかなりアルプスな景色をまとっております。





そしてほどなくして頂上直下の一等三角点標識に到着。映画にも登場した三角点でしょうか?
ここから山頂に向けては、そばにある宮社で参拝料500円を支払い、厳かな気持ちで最後のステップを登りきります。





「極楽浄土」とされる雄山神社峰本社に到着。





このお堂があるところが、雄山の山頂(3003m)です。





神主さんに祈願をしていただきました。昨日、劔岳でついた邪気もこれで清められた、そんな感じがします。
そして祈願儀式のあと、お神酒をいただくことができ、一気に極楽気分(^^)





雄山頂上の吹き流し。蒼い空に映えて何か霊的なものを感じます。
五色は、天地万物を表すのだそうです。確かにココは信仰の山であると感じることができます。





頂上お堂から室堂方面への眺め。写真ではわかり難いですがiMAXシアターどころではない圧倒的なスケール。
向こうからも多くの観光客がこちらを眺めていることでしょう。





確かにココは3000mの上にある頂。岩の様子が変わっていないなら、昔の人が極楽浄土と手を合わせ眺めた風景とそう変わらないでしょう。





来てよかった。天気予報によると、この日はずっと曇りマーク。夕方から雨。でも運良く晴れてくれました。





さて、次に目指すピークは、立山連峰の中の最高峰、大汝山(3015m) です。(続く)



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