朝江の朝 その2

パートとバイトの掛け持ち日記

戦争を語り継ぐ

2024-08-12 07:51:24 | 日記
岡崎空襲があったのは今から79年。母から空襲があったのは聞いていましたが、興味もないので適当に聞いていたような気がします。
昨日は岡崎空襲を記録する会主催の「戦争体験を語り継ぐ」というお堅い講演会に参加してきました。この空襲で母が生まれた岡崎市衣文町でただひとりの犠牲者は親戚のおばさんでした。犠牲者一覧が展示されていたので確認できたのです。

戦争の紙芝居、豊川海軍工廠爆撃の思い出、長崎の被爆体験に最後は岡崎の空襲を実際に体験した人の話がありました。豊川海軍工廠は戦争当時若かった伯母が働いていて、工場は爆撃にあいましたが、伯母は爆撃の前に結核で倒れていたので爆撃の犠牲になっていない。話の途中で工場で働く人たちの写真がアップされましたが、伯母がいた景色を見れた気がしました。

最後の実際に岡崎空襲を体験した人の話では、当時住んでいたのは岡崎市にある西友近くに住んでいて、田舎だったので空襲警報が鳴らない地区だったと聞いて驚いた。いやいや、西友近辺は今は大都会だ。田舎は母が生まれた衣文町であって、西友付近で警報が鳴らないなら衣文町は無音の地区だったのだろう。ならば犠牲者が出てもおかしくない。

会場は岡崎市中央図書館の会議室でしたが思ったより参加者が多くて、ざっとみて100名以上はいたでしょうか。関心の深さを思い知りました。









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