新車のスズキのジムニーシエラ JB43Wへの
シリアスオートクルーズ取り付けです
ワイヤー式アクセルへ取り付けできるオートクルーズは数が少ないです
旧車から新車までほぼ取り付けOKです
ジムニーシエラへ取り付けましたが、配線などは必ずテスター等で調べて自己責任で
まずは車体を見回してアクセルを制御するアクチュエーターの取り付け箇所を探します
ジムニーシエラの場合スペースがありそうであまりありませんでした
新車のボディに穴を開けるのは気が引けるので、いろいろ探したところありました
ベストスペース しかもネジ穴付きなのでもってこいの場所(ネジ穴はナンバープレートボルトがぴったり)
この場所にステーを自作してアクチュエーター取り付け
スロットルプーリーまでは赤線のルートで長さもピッタリ
スロットルプーリはネジ止めが多いですが、この車種の場合ネジがありませんでしたのでワイヤーに直止め
何度も動かして純正のアクセルワイヤーの動きに干渉しないよう位置決めします
ボンネット内のアクセルコントロールの位置が決まれば室内の配線と本体取付です
まずはIG電源の配線
ハンドル下のコラムカバーを外せば、キーシリンダーから伸びているカプラがあります
この一番太い黄色の線からIG電源を取りました
黄色いカプラーの黄色線はエアバック配線なので絶対に分離させたり切ったりしないよう気を付けましょう
続いてブレーキ線はブレーキペダル上にある4Pカプラからとります
向かって右側上からブレーキの常時電源線
下側がブレーキ信号線となります
車速線はナビ取付などに使用する線から分岐
5Pカプラに3本線がありますが、カプラ真ん中の線になります
車種によって線色は違うみたいです この車は黄色線でした
アースは本体設置個所から考えてスピーカーボルトに共締め
本体はコラムカバー内に取り付けることにしました
まだ固定と配線処理ができていないので、線がまとまっていません
一番悩むだろうと思っていた室内からボンネット内への配線ですが
いいところにメクラ蓋があり、ここから配線を通します
防水処理はしていますが、できるだけ車外から車内への配線は雨水の侵入を防ぐため
写真のように下から上にアールさせましょう
配線とアクセルコントロールワイヤー経路
赤矢印が室内からの配線で、純正配線と同じ場所を通し固定
車体隅を這わせて長さがアクチュエーターまでほぼピッタリ
コントロールスイッチは左画に配置
右のほうが使いやすいですが、以前取り付けた時に乗り降りで足が当たる
ウインカーレバー操作時に当たる事がある等の理由から左側に取り付けです
左右どちらでも取り付けできて、設定も右用左用と変えることができる設計です
配線が終わったら接続テストですが、車は止めたままブザーで結線ができているかどうか教えてくれます
このあたりも長年の研究から行き着いた製品なのでしょう
取り付けに関するステーやネジ類などは余るくらい付属しています
今回は別ステーを加工して取り付けましたが、ごく一部の車種を除いて
このセットのみで取り付け可能な製品です