雲っていたのではっきり日の出になったかわからない時間、僕は戸田の漕艇場にいた。大会は近くないのだろうか?前期試験まで時間はあるはずなのにボート部員達の練習メンバーの人数はイマイチ。彼らは大学を卒業したら就職するだけなのか?同僚と酒をのみながら昔自慢でもするのだろうか?普通に結婚して家庭を持ちマイホームを手に入れ、人生の大半を住宅ローンに捧げるのだろうか?それを平々凡々とは言えない。それぞれが人生の . . . 本文を読む
夜明け前の音が無い街が寝静まっていて、これから起きようとするこんな時間帯が好きだ。新大宮バイパス・国道298号線のすぐ近くで日中はたくさん交通量が多い通りでも、こういう表情をするんだろう。これほど静かだと近い将来~遠い将来、色んな事を考えてしまう。自分の心の狭さ故、今までどれくらい人を傷つけ迷惑をかけてきたのだろう?何もできない苛立ちを何にぶつけてみたらいいのだろう?周りは僕に何を期待しているのだ . . . 本文を読む